阪急の「974」と「853」のガラクタです。
「974」は、名車920系の6次車で、1948年5月川崎車輛製の943~947 973~977の10両のうちの1両で、京阪神急行として戦後最初に投入された新製車です。ただ、資材調達の制約から、名目上ながら、戦災復旧もしくは、更新となっており、「974」は、京阪807となっています。末期には、944+969+939+974で組成され神戸線の支線伊丹線で活躍していたようです。
「853」は、当初700形として、1949年8月ナニワ工機で、700~704、750~754の10両が新製されたうちの1両で、ほどなく800形と改番されました。「853」は、1950年に開催されたアメリカ博覧会のPRのため、クリームとブルーの塗分けに塗装されたようです。末期には、803+967+937+853で組成され宝塚線の支線、箕面線で活躍していたようです。
「974」と「853」の阪急社紋を比べてみると、神戸の市章違いがあるのがわかります。
デカンショまつり号様
いろいろお持ちなんですね。社紋の件は勉強になりました。
実は私・・その昔「語り伝えたい価値ある電車 阪急P-6<100>系車両部品セール」で購入した111の車紋と車番の同様の鉄板!?を保有いたしております。メッチャ重い!!
部屋の机の下にありますが・・ちなみに社紋はお持ちの974と同様です。失礼しました。
デカンショまつり号様
該当写真が見当たらず類似写真とさせていただきました。申し訳ありません。次回見つかるといいなと思っておりますが、全車撮影した訳ではありませんので運だめしのような気もします。
マルーン様
是非お宝を発表して下さい。
マルーン様
コメントありがとうございます。
私の家には、今は亡き宝塚ファミリーランドで開催された「語り伝えたい価値ある電車 阪急P-6<100>系車両部品セール」のP-6の網棚があります。P-6のイラストがついた荷札についています。
それにしても、社紋の違い不思議です。
正式なのはどちらでしょうか?
社紋(社章)を確認するため、平成2年に現在の社章に変わる前に佩用していた襟章を見てみましたら、853が正しいものです。
京阪神急行電鉄は昭和48年に阪急電鉄に社名変更しましたが、阪急電車というのに京阪神急行とは?分かりにくかったですね。社用封筒には、確か京阪神急行電鉄株式会社(略称阪急電車)と書いてあったと記憶しています。
車両部品セールの走りのP-6の部品セール、これにはいくつかの思い出があります。