“ビア電”乗って 昭和の近江鉄道を偲ぶ 【1】

7月13日に行なわれた近江鉄道“ビア電”ツアー、みんなで、“飲んで”“食べて”“乗って”、ほんと楽しく、愉快なツアーでした。7~9月のほぼ毎日、始発時刻・駅も変えて、車内で特選弁当を食べながら、ビール飲み放題の臨時列車に乗車するツアーです。料金のなかには一日フリーきっぷが含まれているため、私は、乙訓四人組の一員として、貴生川から、近江鉄道に乗車しました。車内先頭に陣取ったマルーン会長に会い、5人で八日市、近江八幡と、久しぶりの近江鉄道乗り鉄を楽しみ、集合地の近江八幡へ向かいました。
近江八幡14時05分発の“ビア電”に乗り込み、一気に生ビールを飲み干すと、「お代わり!」の声があちこちから上がった。 

一日乗車券を握りしめて貴生川から近江鉄道に乗車。▲▲水口松尾~日野で清水山トンネルをくぐる。1900年の開業当時のままの煉瓦造りのポータル。

日野で下り電車と交換。古い駅舎は改装されている。▲▲八日市に到着、多数の電車が留置されていた。ここで乗り換えて、集合駅の近江八幡へ。

近江八幡のホームに、当日の参加者が集合するなか、“ビア電”が到着。▲▲乗り込むと、特選弁当と生ビールが机に並べられていた。

近江鉄道の経営状況に関しては、悲観的な報道も耳にします。乗客数は、最も落ち込んだ年の年間輸送人員369万人から、最近では479万人と、持ち直してはいますが、これは路線長が長いだけの話で、輸送密度は1902人キロで、路線維持が困難と言われる2000人キロを割っており、民間企業の経営努力で維持していくことが困難と、会社は表明しています。しかし、久しぶりに乗車した車内には、高校生や大学生も多く乗車、平日では、沿線の大手企業の工場へ通勤者も多いようです。駅も新築されたり、古い駅舎もリノベーションされて、快適になっていました。
“ビア電”専用の807+1807、近江八幡14時05分発、途中で3回のトイレ停車も含み、尼子で折返し、近江八幡に16時07分到着。

沿線にキリンのビール工場があったことから、キリンビールで始まった“ビア電”は、毎年人気で、その後は、アサヒビールも加わった。7月はアサヒ、8・9月はキリンで、車内の意匠も変えられる。“飲み放題”は、生ビールだけでなく、ビアカクテルもあって、これはなかなかの美味だった。

そんな近江鉄道は、近くにも関わらず、最近はトンと訪れる機会がなく、すっかりご無沙汰状態が続いていました。以前のような、輸入電機が頻繁に走り、正体不明の電車が跋扈していた、昭和の時代の、何とも混沌としていた時代の近江鉄道を思い返していました。

16 thoughts on “ “ビア電”乗って 昭和の近江鉄道を偲ぶ 【1】

  1. 総本家青信号特派員様
    ビア電乗車会の様子をご報告しなければと思っていて日が経ってしましました。投稿いただきありがとうございました。
    以前会社のOB会でビア電に乗った事があり、今回2回目となりました。雨が心配されたのでぎりぎりまで様子を見て、何とか天気が持ちそうなので、早めに近江八幡に行き、市辺ー太郎坊宮前間で写真を撮っていました。八日市線は30分ヘッドで1時間あれば数本撮れますが、米原ー貴生川間は1時間ヘッドでなので、効率が悪く近場ながら1日仕事になります。沿線は近江米の田んぼがあって、撮影に好適地も多く、今回を機会にまた撮影に行こうかと思っています。

    • 大津の86さま
      お世話になり、ありがとうございました。天気が心配でしたが、何とか降らなくて良かったです。撮影された太郎坊宮前付近では、隣席のわらくろや社長からも、山の中腹に見える太郎坊宮の解説がありました。八日市線は、本数も多く、アプローチもしやすい好適地です。たしか86さんが写真展で出品された菜の花の近江鉄道も、八日市線でした。私は、途中の平田駅での交換風景に心惹かれました。

  2.  お陰様で初ビール電車を楽しむことが出来ました。梅雨空とはいえ、天気にも恵まれ、水田の緑が綺麗でした。楽しかったですね!
     乙訓の大老にもお出ましを頂き、20名近くの方々と近江鉄道沿線を背景に美味しいビールを楽しめました。それは、最初の写真「お代わり!」の声、新〇さんや佐〇△さんがよくその情景を表してくれてはります。
     休憩があるとはいえ、前立腺の調子は?と最初は心配したのですが、楽しく帰ってくることが出来、有難く思います。
     休憩で「五箇荘」「尼子」両駅に降りることが出来ました。
     お世話頂いた皆さん有難うございました。ご参加者の皆さん、良い思い出になりましたね!  次は天浜線でっせ!
     
     

          • いえいえ、わらくろや社長は、皆さんに挨拶にまわり、親睦を深められていましたよ。話の詳細は不明ですが、決して“たらし込んで”というようなゲスな企てはありませんでした。

          • 特派員さんまでたらし込んだな!
            だまされてはいけません。彼は行く先々の田舎の茶店や駅前食堂から「都会の客を連れてくるから・・」と三つ葉サイダーや三つ剣サイダーをおごってもらってるとか聞きます。

          • そう言えば、しきりに“◎の旅館はええ”とか“◎へ行ったら◎を食べろ”とか、特定の施設や商品を薦めていましたょ。それに、車内のアテンダントに、“ビール以外に、サイダーはないのか”と言う声も聞きました。サイダーがお好きなようです。

          • 彼の名誉のために申し上げます。
             断じてそんなことはない!
            彼は大層忙しい。その中私の誘いに時間を割いてくれたのですよ。
             総本家さん応援ありがとうございました。

    • マルーンさま
      みんなで“飲んで食べて”に、プラス“電車に乗って”は楽しさを倍加させてくれますね。これも鉄道の魅力です。バスやクルマでは、こう行きません。さて、私もマルーンさんに近い症状があり、トイレ問題が最大の心配でしたが、適宜、トイレ停車があり、慌てることはありませんでした。ただ、人数とトイレの個数に開きがあって長い列ができ、社員が時計片手にトイレの前で、急き立てるという面白いシーンもありました。

  3. 梅雨の合間の楽しい1日でした、準備いただいた皆様ありがとうございました。近江バスは草津へ出張の折よく利用していましたが滋賀県の「近鉄」近江鉄道は今回始めての乗車でした。1日乗車券もあるので貴生川から五個荘まで行き、その後近江八幡へ行くこととしました。貴生川までは京都からであれば比較的簡単に行けるようですが、伊賀の田舎からは時間がかかりました。
    まず、最寄り駅から近鉄伊賀神戸へ出ます。伊賀神戸7:27発の伊賀鉄道で上野市経由、伊賀上野着が8:06、伊賀上野発8:12関西線(226D)で柘植着8:30、柘植発8:33草津線(5339M)で貴生川着8:53、近江鉄道貴生川発9:14で八日市乗換え五個荘着10:18となりました。自宅を出たのが7:15頃なので、約3時間車の旅行です。
    やっとたどり着いた五箇荘ではN氏M氏とマクドで遭遇、また写真を撮っている現場を車内からY.M氏が証拠写真として残してくれました。当然近江鉄道を撮っていましたが、近江鉄道が1本通る間に新幹線が5~6本通過しますので初めてN700を撮りました。新幹線の写真がデジ青に載ることは殆んど無いと思います。

    • WAKUHIROさま
      三重県の“近鉄”から、滋賀県の“近鉄”まで、遠路お疲れ様でした。四辺の三辺を行くようなものですから、往復たいへんだったと思います。ビア電を解散してから「もう最終に間に合わない」と心配されてJRに乗られましたが、大丈夫でしょうか。五箇荘で下車されて、愛知川の鉄橋で新幹線を写されたのですね。愛知川は新幹線の乗車時に必ず近江鉄道側を眺めるのですが、反対から見ると、こんな感じに見えるとは、ぜひ行ってみたいと思います。N君、M君、Mさんとの出会いも奇遇でした。

      • ご心配をかけました、帰りは京都経由でしたので無事帰宅できました。行きと同じコースなら何時に帰宅出来たか分かりません。新幹線も綺麗ですね、もっと晴れていたらよかったと思います。

  4. ありがとうございました  ビール電車は結構各地でやってますが、これまで乗車機会がなく、楽しめました。ロングシート車での飲食は初めてでしたが、団体にはクロスシートよりむしろ向いていますね。

    揚げ足取りで恐縮ですが、写真5点目は八日市ではないでしょうか?

    • 宇都家さま
      ロングシート車での飲食は、昨年のクローバー会旅行で明知鉄道へ行った際に経験しています。ただ、配られたのは弁当だけで、アルコールは持ち込みなので、淡々と乗車を楽しむという風でした。今回のように、一体感のあるロングシートでアルコールも入って、美人のアテンダントも乗っていて、言うことはありませんでした。写真のご指摘、八日市でした。さっそく直しておきました。

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