桜前線追っかけ2011年 Part1 越美北線

毎年桜の時期は雨が多いのに、今年は不思議と晴天が続いてくれますが、東日本大震災以降各地の桜祭りは自粛ムードで寂しそうです。
何でもかんでも自粛、自粛と続くとみんなの元気がなくなり、被災に遭われた方々への「元気をだして頑張ろう」とのメッセージも届かないのでは、またこれでは復興を支えるべき日本経済そのものが活性化を失ってしまうと、ようやく気づきました。

年金生活者としてのできるだけの義援金には協力しました。時間はたっぷりとあるのでボランティアに出たいのですが、この老体と健康状態ではすぐにボランティアされる方になるのは明らかです。それでは経済活性化しか協力はないだろうと、 割り切っての行動にでました。
今回は、3日後にDRFCクローバー会総会の打ち合わせがあるので、出られるのは2日間 のみです。昨年桜前線を追いかけましたが、すでに葉桜となってしまった越美北線、越前鉄道、福井鉄道を目指しました。相棒は久しぶりのぶんしゅう7号です。

4月14日朝の天候を確認し、大山崎ICから京滋バイパス、名神高速を圣由して北陸道に乗りました。右手に見える伊吹山は残雪が残り湖北は遅い春を迎えています。日本海の見える北陸路に入ってからの山々も残雪がたっぷりと残っています。福井ICで降り、真っ先に向かったのは、越美北線一乗谷駅です。


▲ 12:05、一乗谷駅を発車する728D、キハ120-202

▲ 越前大野は町の至るところで清水が湧いています。その名水でこねた美味しい「おろしそば」は楽しみの1つです。今日は越前大野駅近くの「福そば」に行きました。

▲ 14:59、越前田野~越前大野の九頭竜川橋梁を渡る730D。越前大野から先の九頭竜湖までは5往復しか運行がなく、この時期では撮影可能な列車は、6本程度です。今年は残雪が残る奥越高原の山々が青空に映えていました。

▲ 15:42、牛ヶ原~北大野の田園を行く729D。区画整理された広い田んぼが多く、すでに田起こしが始まっていました。田植えが終わった頃には、水鏡が綺麗な撮影地になるでしょうね。


▲ 越前東郷駅、線路際の桜が綺麗だとマークしていましたが、実際に咲いてみると枯れた木もありそれほどではありませんでした。駅舎には「おつくねのまち」との看板があります。「おつくね」とは何なのかを駅前に止まっていたタクシーの運転手に聞くと、この一帯は県下でも有数の美味しいお米がとれるそうで、その炊き上げたご飯を握った「おにぎり」のことを「おつくね」と言いいますと教えてくださいました。そして、ついでに見てくれと自分のタクシーを案内してくれます。

一日の乗降客は数えられるほどの駅にタクシーが待っているのも変だと思っていましたら、この町にはこの1台のタクシーしかない。そしてお年寄りが多い町です。病院に行くにも不自由されているので、年寄りが乗りやすいように後部ドアは花嫁さんの角隠し保護用の上開きにした。開口部はさらに広くもした。目の見えない人には点字を、話せない人にはホワイトボードも用意してある。携帯電話の充電器も、観光案内のモニターも取り付けてある等々、延々と説明を受けました。タクシーの後ろ電柱には日本で唯一かも知れない柱巻き広告も付けてあります。いつもここで電話が来るのを待っているそうです。こんなに熱心な運転手さんは初めて会いました。


▲ 17:47、夕暮れが近づいた一条谷~越前東郷を行く732D。バックは、九頭竜川の土手の桜並木です。

今日の撮影はこれで完了、明日は、えちぜん鉄道、福井鉄道を撮影予定です。疲れた体を癒しに芦原温泉へと向かいました。

昨年2010年、北陸路の桜前線追っかけは、下記からご覧いただけます。クリックしてください。
桜前線追っかけ2010年Ⅱ Part1 旅立ち前のロケハン
桜前線追っかけ2010年Ⅱ Part2 越美北線
桜前線追っかけ2010年Ⅱ Part3 氷見線
桜前線追っかけ2010年Ⅱ Part4 のと鉄道
桜前線追っかけ2010年Ⅱ Part5 万葉線
桜前線追っかけ2010年Ⅱ Part6 城端線
桜前線追っかけ2010年Ⅱ Part7 富山地方鉄道1
桜前線追っかけ2010年Ⅱ Part8 富山地方鉄道2
桜前線追っかけ2010年Ⅱ Part9 富山地方鉄道3

2 thoughts on “桜前線追っかけ2011年 Part1 越美北線

  1. 水害の翌年に富山ポートラムが開通したのではなかったのかな? その年に18キップで越中へ入る前に越美北線に寄りました。乙訓のおいしい水を守る会に熱中していた頃、越前大野を訪ねました。大野三番廃線以来です。道路沿いの水路の清水に感激しました。乙訓では見られぬ光景でした。この時のキハと今のキハの外部塗色は大きく違います。でも清水はそのままなのでしょうね。特別仕様のタクシーの扉、後部でなく前部の様に見えます。一時ロンドン仕様のタクシーが京都でも5台走り評判になりましたが今はどうなのでしょう。下半身の調子いまいちの老人には腰を伸ばして乗れる車は夢の夢のなのでしょうか。

  2. 乙訓の老人 様へ
    コメントをいただきましてありがとうございました。
    越美北線沿線には、至る所に湧水が沸いていました。ご安心ください、昔のままです。
    美味しい水のある所には、美味しいお米、お酒、そばがあって旅の楽しみにしております。いつもぶんしゅう7号には大きなペットボトルを積んでいますので、今回も越前東郷の酒造屋でお酒を購入の際に水も入れてもらいました。これで沸かしたコーヒーは絶品でした。
    駅前の個人タクシーさんですが、以前に町内に1台あったタクシーがなくなり、困ったお年寄りの方々に役に立ちたいと、老人にやさしい車を特注されて始められたそうです。世の中捨てたもんではないと感心してお話をお聞きしました。
    国内外を問わず、撮影の合間に土地の人達との会話を心がけていますが、この他ご披露したい出会いは短い訪問の間にもたくさんありました。特に行き違う子供達が大きな声で「こんにちは!」と挨拶してくれた明るい笑顔を忘れられません。

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