広電宮島線の低床連接車の先駆けである5000形は、ドイツ シーメンス社製のため電気部品を中心に交換部品が入手できず、5007号を部品取り用として廃車するなど保守に苦労されており、何編成かは荒手車庫で休車状態になっています。そんななか、荒手車庫に留置中だった5006号の屋根上の電気部品から出火したそうです。新聞報道では補助電源装置となっていますが、休車中でパンタは下ろしていたでしょうからなぜ発火したのかなど、詳しいことはわかりません。12編成ある5000形の廃車がさらに進むのではと思います。そう考えると還暦を過ぎた1900形が現役で活躍しているのは、勿論広電の車両保守部門の努力の賜物ですが、すごいことだなと感心します。
出火した5006号を 令和元年5月4日に天満町で写した写真を添えておきます。
西村様
火事で焼けた5006号、私も古いデータを見返してみたら撮っていました。拡大して載せました。部品取りでみじめな姿を晒していた5000形ですが、今度は火事ですか、どこまでも不運が付きまといますね。
特派員殿 的場町の写真ありがとうございます。8月3日に駅前大橋線が開通すると、猿猴橋町から的場町にやってくるこの光景は見られなくなります。そういう意味でも貴重ですね。本日の江若鉄道ウオーキングの様子を是非ご披露下さい。お疲れさまでした。
西村様
この写真を撮ったのは10年以上前の12月、的場町で東を見ると、意外なほどに近くに紅葉の山が迫って来て、思わずカメラを取り出すと、5006号が偶然入っていました。昨日の高島市内のウォーキング、西村さんに江若の部品を分けてもらったと言う、大津市のMさんも来られていました。西村さんに、よろしくと聞いています。
特派員様 高島のウオーキングご苦労様でした。江若のすばらしい模型を作りTMSの賞ももらわれているMuさんのことでしょうか?江若の部品というより、私が模型作りの店じまいをした際に模型パーツを差し上げたことがあります。今津でのイベントも声掛けせねばと思っていますが、すでにご存知かもしれませんね。
西村様
はい、TMSで受賞の、あのMuさんです。7月の今津イベントは、Muさんにも声掛けしました。ぜひ西村さんと再会したいと言っておられました。
広電高くなりましたね。
こういうコメントを付けるとただ電車が好きな人から煙たがれるかと思いますが、150円くらいで乗れてた市内区間は高性能な長大連接車を次々投入して以来、行く度に運賃が上昇し今は240円します。
京阪神福の中古車を上手に整備して、延命し、やりくり上手な印象の広島電鉄も、市民球場が移転し駅前に新球場を作った頃から、社風が変化。インバウンド訪日客もあり矢継ぎ早に新車を投入。ターミナルも改築し、随分お金をかけるようになりました。
グリーンムーバーが入って来たのは世紀が変わった頃なので20年前ですが、今や殆どが運行困難なのは残念です。
私よりも在住市民の方から、運賃と故障中の高性能輸入電車のことに指摘がいくかも知れません。
K.H.生様 コメントありがとうございます。広電の運賃体系が大きく変わり、1駅乗っても宮島線全線乗っても240円均一です。短距離の利用者は減ったのではないかと思います。被団協のノーベル平和賞受賞以降インバウンドは確かに増加しています。それもかつてのような団体ツアーではなく、個人レベルの旅行者が増えているようです。広電車内ではあまり感じませんが、バスに乗ると大きなトランクやリュックを持った外国人の乗降に随分時間を要するようになりました。京都ほどの混み具合ではありませんが、遠からず広島もオーバーツーリズムが問題視されるかもしれません。