2012年 春の中国鉄路の旅 Part18  ロシア国境の町、满洲里(満州里)その4

第21日目 5月9日  满洲里3日目

昨夕、運転手君から明日はどうしますか?との問いかけがありましたが、蒸気機関車が走っているのを撮らなければ满洲里に来た目的の一つが果たせないので、明日も再度ジャライノールへと言おうとして止めました。满洲里に来た目的の3番目は、休息です。ホテルでゆっくりと休んで、画像編集やHPへの投稿原稿作成したりで、くつろぎの時間を持ちたかったからです。

しかし、宿泊しています 秀山国際商務休閑会館 は、客室160室もあるというのにひと気がありません。毎日朝食を食べに行くのですが、ショボイもので、ゆで卵の数は宿泊者と多分同じ数しかありません。1日目は6個、2日目は4個、そして今日は2個です。それだけしか泊まってはいないのは、町の繁華街から離れているからでしょう。飛び込みの客は全く期待できないロケーションです。


今日は、朝から予定通りゆっくりしましたが、昼飯を食べる所がありません。非常食も切れました。これは街に出なければ餓死すると、歩いて街に向かいました。

▲ 街を歩きましたが、ロシア料理レストランはあっても、いつも利用する田舎食堂が見当たりません。地下美食街と表示された看板が見つかりましたので入ってみましたら、ありました。



▲ ようやく麺と小籠包にありつけました。地下にはスーパーもありましたので、非常食も購入して明日の用意も出来ました。

▲ 予想外の出費がありましたので、次は両替です。普段はクレジットカードでのキャッシングを利用しますが、この街の雰囲気を見ますと、なぜか安心できません。こんな時は現金での両替が無難ですが、どの銀行に行っても不可です。中国銀行满洲里支店のみ可能と言われて、教えてもらったとおり歩きますとありました。無事に両替完了と思ったら外は雨です。おまけにぐるぐると歩き回ったので、ホテルへ帰る道が分からなくなってしまいました。
こんな時はホテルのルームカードを見せて聞けば分かるのですが、不親切なホテルです。部屋番号が書いてある紙をセロテープで貼り付けてあるだけで、電話番号はおろかホテル名さえも印刷もされていません。勿論フロントにはパンフレットも名刺もありませんでした。困りました。どうしようかと、雨宿りしながら考え込みました。

そうだ! ホテルの名前を入れたカットをデジカメで撮っていた!
デジカメの画像を表示させて、人民に見せるとようやく教えてもらう事が出来ました。最悪Taxiに乗って街を回ってもらう事も考えていましたが、無事徒歩でたどり着けました。
旅慣れた鉄ちゃんが町で迷い子になるなんて、恥ずかしい限りです。今日も反省の一日でした。       Part19  へ続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください