広電 650型の話題

華やかな超低床車が続々投入される一方、旧型車が徐々に姿を消してゆく新旧交代は自然な流れです。ただ広電には「被爆電車」という特別な存在があり 650型は現在では数少ない被爆電車、歴史の生き証人として 大切に扱われている電車です。昭和17年木南車輛製の半鋼車で651から655の5両がいましたが、3両は廃車となり 現在では651,652の2両が71歳ながら現役で活躍しています。653は千田車庫内に留置、654は広島市交通科学館に保存、655の最期は存じません。654について中国新聞に記事が載ったので ご紹介します。平成25年9月8日朝刊です。

平成25年9月8日 中国新聞朝刊 

平成25年9月8日 中国新聞朝刊 

さてこの654の現役時代の写真をご紹介します。撮影は昭和44年8月4日 広島駅前です。

 

My beautiful picture

広島駅前に到着した654号  幕板にマツダクーペの広告が見える

 

昭和44年当時でも窓枠には細い桟が入ったままです。大きい板ガラスが手に入らなかった訳ではないでしょうが、手が回らなかったのか 戦時色を残しています。

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左 654号 右は単車の451号

当時450型の他150型の単車も活躍していました。さて次に現役の2両も近影をご紹介します。平成24年10月8日 千田車庫での撮影です。

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左から704、651、3007、1908、652

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エアコン、Zパンタ、大きい方向幕を装備し 塗装もきれいな652号

 広島で終戦を迎え 戦中、戦後を生き抜いた被爆電車は650型の他 150型156号が江波車庫の奥で眠っていますが もう走ることもなく 車体もかなり色あせているようです。さて全く余談ながら、昭和44年の広島駅前も昨年の千田車庫もKAWANAKA氏とご一緒でした。昭和44年は呉線にC62などを追いかけた夏の日でした。40年の時を経て2人が並んで同じ車にカメラを向ける奇遇を感じずにはおられません。

 

 

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