2014年春 北近畿タンゴ鉄道 Part2 嘘でしょう・・・、1日フリーきっぷ廃止! 網野の桜満開&芝桜5分咲き

第2日目 4月9日

6:43 木津温泉駅前で朝を迎えました。かつての2番ホームから満開の桜花を入れてのアングルを探しますが、中々上手くさばけません。どうしようか迷っている内に宮津発豊岡行きの1番列車311Dが来てしまいました。
01撮影を済ませて駅舎に入りますと、早くも女性駅員が来ていました。(木津温泉はKTRで15駅ある有人駅の1つ。)
挨拶しようと顔を向けると、即座に「入場券を支払ってください。」です。おいおい違うだろう、初めて朝会う客に向かって最初にいう言葉は、まずは挨拶から、「おはようございます」だろう。この駅は交換駅ではなく、乗降客が多い観光地の駅です。
それなのに挨拶の基本ができていない。挨拶は接客への基本中の基本です。本人の素質がないのか、または教育ができていないのか、小さな事ですが非常に重要な問題です。

01_1駅員勤務時間中は入場券は必要です。KTRの公式HPでは、7:15~17:05と、明確に掲載されています。本来は、支払う必要のない時間ですが、宿泊もさせていただきましたので購入はしました。
今日は1日フリーきっぷでロケハン予定でしたが、この駅では買う気がしません。隣の有人駅網野へと向かいました。


12
02▲ 7:35 峰山~網野 撮影地①
前回マークしておいた場所に行って見ました。1本だけの桜ですが順光で収まりました。西舞鶴行きの218D706号車です。

03▲ 8:19 峰山~網野 撮影地②
この時間帯は、ラッシュ・通学時間帯で約30分ヘッドで西舞鶴行きの列車が来ます。桜が咲いている場所を見つけてはの撮影です。

【1日フリーきっぷの廃止とKTR赤字問題】
切符01次の列車でロケハンしようと網野駅に参りました。1日フリーきっぷを求めますと、「もう売っていません。3月末でなくなりました」と、言われ、唖然としました。
10日前には買えたきっぷです。なぜに無くなったと聞いても、切符販売委託駅でそんな事はご存知ありません。この切符は売れていたのですかと、お聞きしますと、「遠い所に行くには安かったので、地元の皆さんがよく買われていました。」との返答でした。

現在KTRは大きな赤字で苦しんでいる第3セクターです。赤字解消には支出を絞る合理化も大事ですが、安全性最優先のために限界があります。従って収入が増えなければ黒字には近づけません。収入を増やすには一人でも多くの利用客が増加することが必需条件です。そのために国鉄時代の赤字線を引き継いだ第3セクターやローカル私鉄ではあの手・この手の利用客増の対策を取っています。
その対策の中でも利用客の利益にもなる1日フリーきっぷは、最も効果的な集客方法として黒字交通機関も含めて殆どが採用しています。特にKTR1日フリーきっぷ(1,200円)は、割引率が高くすぐに元が取れましたので、我々鉄ちゃんのみならず、一般観光客や沿線住民にも好評だったのでしょうね。
それを廃止したとは納得できません。これでは乗りに来るなと言っているようなものです。沿線住民の方もガッカリされているでしょう。客離れが進むことは言うまでもありません。

まさか、フリーきっぷを購入しての遠距離利用客が多いので、フリーきっぷをなくせば収入が上がると考えた机上計算得意の幹部がいるとしたら大きな問題ですね。減ることはあっても増える事がないのが鉄路運営の基本です。そして1度シフトした客を取り戻すのは至難の事になります。取り返しのつかない事をやってしまっています。
少し高く(1,500~1,800円)に設定しても残すようにしなければならなかったのではと、思っています。5月のクローバー会イベントで利用できるのは、天橋立まるごとフリーパス(1日;3,000円、2日;4,300円)だけになってしまいました。

【 現在KTRが抱える問題点 】

① 利用客を増やす対策として、最も大事なのは沿線住民に愛される鉄道であることです。現在、利用する客層は高校生と、自家用車がない、また運転できない老年層が殆どです。高校近くに駅を新設したり、老齢者の為に買い物に出かける商用地近くに新駅を設置する例を全国的に多くみかけられますが、KTRは創業して以来乗客の求める新駅増には応じていません。

② KTR宮津線は駅間距離が4.64キロと長く、駅を降りて町の繁華街等の目的地へ行くには遠い所が多くあります。接続するバスはなく、あっても1日数本では利用は限られます。有効な交通手段は自転車が必要ですが、未だ列車内に乗せる事は出来ません。
駅にレンタサイクルを設置したり、自転車そのものを乗せられるようにしているのは欧米では当たり前の事で、日本のローカル鉄道でも最近よく見かけられるようになってきましたが、KTRでは、実施されていません。

私は鉄路経営にはど素人ですが、どうも肝心な事を無視している。生き残るための最善の努力が出来ていないように思えます。また撮影各所で列車を待つ間、地元の方々とお話をする機会がありました。一様に言われるのは、「移動にはマイカーを利用している。1時間に1本程度しか走っていないKTRの駅まで行くには接続バスはなく、徒歩では遠すぎ不便で、あえてKTRを必要としない。京阪神に出かける時は、福知山綾部までマイカーで行って駐車場に預けて後はJRを利用する。駐車料金も500円と安く、時間的には早く、いつでも行けるメリットは大きい。」等々のKTR不要論の返答でした。
沿線にある公官庁の職員も通勤にKTRを利用していない人が殆どだそうで、沿線住民に愛されている鉄道とはとても思えません。
また老年層にとっての駅のバリアーフリー化は、1部の主要駅にしか出来ていませんので、車椅子で利用できる鉄道ではありません。

04▲ 8:59 峰山~網野 撮影地③
築堤に植えられた芝桜が5分咲きです。網野側から先ほど見た時は、逆光でした。

05▲ 9:27 順光の峰山側から見た芝桜KTRタンゴ・ディスカバリーのツーショット。
走るは、京都行き特急はしだて2号5082DKTR8014+8013の2連です。

06▲ 9:56 福田川沿いに菜の花が咲いていましたので、前景にして福知山始発網野行きの特急たんごリレー1号を正面斜めから狙ってみました。タンゴ・ディスカバリー8012+8011の2連です。

07▲ 10:29 西舞鶴行きの224D。走るは801号車です。
日差しが高くなっていくと温度も上がり、芝桜の開花も進んできたように見えます。近づくとまだまだつぼみ膨らむ状態が多いので、満開の時にはもっとピンク色一杯の築堤になるのでしょうね。

08▲ 12:09 豊岡行きの丹後あかまつ1号は、正面斜めから狙ってみました。コミュータ703号との2連です。通常この編成で運用されていますが、点検時は別の編成で運用されるそうです。どんな車両が使われるのでしょうか。近々では4月21日~25日の5日間は車両変更が生じるとのKTRからの公示があります。ディスカバリーの運用なるのか注目です。

09▲ 13:19 網野~木津温泉 撮影地④
再び豊岡方向へロケハンに向かいます。線路際に桜の木を見つけてはアングルを探します。直ぐに木津温泉へのサミット近くに1本の桜がありましたので捉えてみました。

その後久美浜まで探しました。前回見つけておいた兜山からの俯瞰場所も行きましたが、水田になる時でないと写真にはならないと分かりました。
10▲ 14:46 豊岡からの折り返しに丹後あかまつ号は、やはり芝桜の築堤で撮ることにしました。

その後もこの築堤を中心に撮影を続けましたが、大した収穫はなく早め切り上げて温泉に浸かってゆっくりとしました。
11▲ 18:03 撮影地⑤
夕日が見え浜詰海岸の丘で、宿営です。夕食は鍋焼きうどんにしました。勿論美味しい紅ズアイガニ付きです。地酒の熱燗と食べる至福の時間を過ごしました。

1 thought on “2014年春 北近畿タンゴ鉄道 Part2 嘘でしょう・・・、1日フリーきっぷ廃止! 網野の桜満開&芝桜5分咲き

  1. きのう、豊岡駅で「1200円の1日フリー切符くださーい」って言ったら、
    駅員のおじさん、「え?そんなもん、とっくに廃止になりましたわ」だってw
    なんという接客態度の悪さでしょう。。
    それとも、私が迷惑な客だったのでしょうか。。。

    3月末で廃止だったんですね…半年前か。。

吉田 にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください