CRHの旅Ⅱ Part6 出た!334km/h CRH2-300

着いた北京南駅は、空港と間違うような立派な駅でした。。

Fタクシー降り場に着いて、自動ドアから入ると、高い天井から自然な光が降り注いでいました。屋根には、ソーラーパネルが取り付けられています。

これほど広くて、ゆったりとしたコンコースは、日本にはありません。コンコース中央部には、グランドピアノも置かれ、5ツ星ホテルのロビーのようでもあります。まあ、びっくりしました。

コンコース内には、路線案内等の大型ボードが展示されていました。

まだ、市内中心部からの地鉄が未開通なので、北京駅と比べて不便さは否めませんが、開通すれば、払拭できます。北京空港からは、空港快速と地鉄環状線を乗り継げば、1時間以内で到達できます。

コンコース内では、自動切符販売機が多数置かれていました。並ぶ事もなく、簡単に買えました。ホームに降りる入口に自動改札機も設置されていて、15分前には、乗車案内がありました。

本日のCRHは、C2277列車です。ホームに降りるには、エスカレータも設置されていました。

初めてのCRH2-300の乗車です。15:55静かに発車したC2277は、北京市内を取り巻く3環、4環、5環状線道路とオーバークロスして、天津を目指しました。1等車内では、列車乗務員によるミネラルウォーターのサービスが行われました。昔、東海道新幹線でも、1等に乗車すると、ジュースとお手拭のサービスがあった事を思い出します。

車内の電光掲示板には、刻々と列車速度が掲示されます。どんどん加速していきます。当初、300km/hでの走行と新聞発表されていましたので、乗り心地はどんなものかと楽しみにしていましたが、さすが、旅客専用高架のスラブ軌道です。何の揺れもありません。

瞬く間に200km/hを突破して、8分後には300km/hに到達して、尚も加速を続けます。10分後には、334km/hの表示が出ました。え~、驚きです。確か元車“はやて”の営業最高速度は、275km/hだったと思いますが、歯車比を変更して、高速を出すようにしたのでしょうか? 専門家様、教えて下さい。

うとうとする暇もなく定刻の16:25に天津到着です。

天津駅もリニューアルされて、立派に変身していました。駅前には川が流れていますが、公園のように整備され、有名なかちどき橋も綺麗に昔の面影を復元していました。

明日は、CRH3の乗車を期待して、広州から延々24時間の旅の疲れを取りました。

 Part7 へ続く

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