▲ 12:50 彰化機関庫見学後は往路と道を替えて後站方面へと向かいました。途中で街中食堂を探しますが、不銹鋼號さんが入ってここが良いと決めていただいたのは、12:00~13:00までしか開けないお店です。
そしてメニューはこれ1品だけしかないお薦めの台湾版の肉丼でした。スープを付けての25元(約100円)、明るい笑顔のお嬢さんが運んでくださりますので余計に美味しく、これが結構いけました。
帰りに1カット、また参りたいお店です。
第4日目 6月6日
今日は夜7時にクモハ73106東ウラさん、大津の86さんと合流します。それまでは不銹鋼號さんとご一緒に行動します。のんびりと行こうと、昨日同様に台中と彰化站での駅撮りと今日は土曜日です、彰化機関区は10時からオープンしていますのでリベンジです。それからは集集線乗り鉄と打合せました。
8:15 少し遅れて到着したE218号機牽引の莒光號655次(八堵⇒高雄)、土曜にはいつもの七堵始発でなく商務車も連結されています。観光にお出かけなのでしょうか、多くの乗客がホームでお待ちです。
高鐵台中站の1日平均乗客は過去5年間は17.950人から24,770人の増加です。これに対して、台鐡台中站は21,520から26,087人(降車含まず)と双方共、年々増加しています。新幹線があれば在来線客は減ってくるものでしょうが影響を受けていないのは、鉄道利用客そのものが増加しているのでしょうね。結構な事ですが、台中市人口は約273万人(2015年5月現在)ですので、日本と比べるとまだまだ鉄道利用客は低いようです。
通勤客利用が低いのが原因と思いますが、この台中には新たな交通手段としてMRTが計画・建設中です。ホームには、周辺の鉄道高架化と気になるMRT建設広告がありました。
▲ 台鐡台中高架站の完成図です。現在片式ホーム1面、島式ホーム1面が使用されていますが、高架時には片式ホーム1面、島式ホーム2面となって拡大されます。
高架工事詳細については台中市公式HP(中文)、こちらをご覧ください。
▲ 海線・山線を途中で結び環状線化する計画もあります。詳しくは台中市公式HP(中文)をご覧ください。こちらです。
▲ 台中捷運(正式名称;台中都会区大衆捷運系統)。MTRの他BTRの都市交通計画です。詳しくはこちらをご覧ください。
姿を見せているMTR高架部分の内、台鐡台中站~北屯空港は2018年11月に試運転開始と台中市長からの発表が行われていますので完成見通しがついたのだろうと思われます。すべてが完成すると台中周辺での移動は飛躍的に改善、早くなりそうです。
▲ 8:22 EMU800系8連の區間車(后里⇒嘉義)の到着です。駅舎は保存が決まっていますが、この特徴あるレトロなホームも鉄ちゃんとしては魅力的です。1部でも保存して欲しいものです。
▲ 8:29 土曜日は観光車両や食堂車(35DC10505)も連結します自強號よりも停車駅が少ない莒光號51次(台北⇒花蓮)、1度は乗って見たい車両たちです。
▲ 9:39 少し遅れて入線してきた自強號112次は昨日と違ってのPP編成です。今日は台中で撮ろうと粘ってはいましたが、残念ながらEMU1200系ではありませんでした。ホーム後方の駅舎時計台はこちらからも先端部が覗くだけです。
▲ 10:31 EMU300系9両編成の自強113次(七堵⇒彰化)も台中站での駅撮りとしました。
① 台中11:03(區間快車:台中⇒二水)⇒11:23彰化
▲ 11:03 昨日に引き続き空いています台中始発の區間快車に乗っての彰化への移動です。
▲ 11:32 先ほど撮ったEMU300系は彰化止まりです。ヤードに入っての次の運用待ちです。
11:51 彰化機関区は今日は開いています。入口で名前を記載しての入場です。
台湾ではこういった鉄道記念施設に入場する際は日本と違って無料です。
▲ まずは扇形機関庫を見ますが入庫しています蒸気機関車はDT668(D51)号機のみです。CT273(C57)号機は台東にいるようだと聞きますが、CK124(C12)号機やCK101号機は何処に行ってしまっているのでしょうか。
転車台では、庫内のDLを引き出したり戻ってきたDLを乗せて一周させてのパフォーマンスのサービスが演出されます。
土曜日とあって親子連れやカップルを中心に来場者は多数で、皆さん熱心に見入っておられました。
▲ 13:17 正面站への高架橋化からの撮影です。EMU300系の自強號119次(七堵⇒斗南)を撮ります。
② 彰化13:55(區間車)⇒14:30二水14:40⇒15:13
これからは集集線乗り鉄旅です。確か一日周遊券がありますので彰化からも乗れるかと窓口でお聞きしますが、売ってはいますが二水からの乗車になるとの事で、彰化⇒二水は別途に自動販売機購入としました。
目的地は終点の車埕では折返し時間が10分しかないのでちょっと見学したい集集としました。普通切符では29元×2=58元と、一日周遊券78元では高くつきますがこの切符が欲しかったので投資です。
▲ 駅前には以前来た時には倉庫に入っていたダミーの観光蒸汽機関車が運行されています。乗って見たかったのですが帰る列車時間に間にあいません。
▲ 阿里山から持ってきたシェイ式蒸気機関車22号機。前と同じく綺麗なままに保存展示されていました。
集集線は1919年発電ダム建設のための資材輸送の専用線として敷設が始まり、1922年1月15日に29.7㌔が開業しました。終点の車埕から観光地日月潭までトロッコ路線も建設されて客扱いも行っていました。
集集站の最近5年間の1日平均乗車客は301人から730人と飛躍的に増えて、休日は超満員です。
16:00 折り返しの列車が戻る時には突然の激しい夕立です。台湾の夏らしくなってきました。
③ 集集15:58(區間車)⇒16:30二水16:40⇒17:55台中
帰りの二水接続列車は斗六始発なのに随分と遅れていました。1站先の斗南から列車が先行するダイヤです。
18:20 クモハ73106東ウラさん、大津の86さんと合流しますホテルには余裕の戻りでした。19:00 全員集合で夕食は昨年にデカンショまつり号さんに連れて行ってもらったDR2050が置いてある鉄ちゃんご用達のレトロパークレストラン台湾香焦新樂園へご案内しました。皆さん大喜びでした。 Part6に続く