10:10 ヤンゴン中央駅から列車に乗って21.5㌔を1時間20分、来てみたいと思っていたダニンゴン(Danyingon)に到着しました。元々はヤンゴン~ピー(Pyay)までの路線として1877年に建設された路線です。ヤンゴン中央駅から右回りは、ぐるっと一周する列車(11本)の他、ピー(1本)、ロガー(15本)、コンピューター大学(2本)、途中のインセイン(17本)の計46本の列車が5:00~21:30に発車しています。1時間に約2.8本の列車本数ですのでまあまあですね。
▲ 着いたホームでは畑で採れた野菜を並べておられます。市場に来られている方に弁当代わりに食べる物を売っておられる方もおられます。環状線では乗降客の多い駅です、乗ってきた列車は5分ほど停車して発車していきました。
▲ 発着する列車を撮りたいのですが、きっぷ窓口に掲示されている時刻表はミャンマー語です。全く読めませんので線路の両方向を見ながら待つしかありません。
しばらくすると反対路線にヤンゴン中央駅行き列車が入ってきました
10:26 ダニンゴンを発車するのは先頭車RBE3040(JR東海キハ40-3005)の5両編成です。
▲ 10:28 入線して来たのはRBE25101~105(JR東日本キハ382~4・1001・1002)の5両編成です。当初はクーラー車として使用されましたが、他の車両と同様になぜか今年2016年5月よりクーラー使用が停止されてしまいました。クーラー車は300Ks(24円)と、クーラーなしの200Ks(16円)より高く乗客から敬遠されたのが原因といわれていますが、未確認です。
我々から見ると大した金額でないかと思うので、少し高くとも乗車しての快適性の方が良いとは思うのですが・・、ミャンマーはまだ快適性よりも安い方が良いと一般の庶民は思うレベルなのでしょうか。かつて中国でも市内を走るバスや路面電車には冷房車となしでは運賃が違っていましたが今はほぼ全車が冷房車になって運賃の差額は消えてしまいました。実際の原因は何だったのでしょうか?
※ 環状線の全列車は2016年7月より100Ks(8円)に値下げされています。
▲ 列車が着くとレールの上は再び商品が並べられて屋外市場に戻ります。市場はホーム・線路上だけではなく駅舎反対側にも大きく広がっていました。料理好きで海外へ出た時は必ず市場には寄ります。さて、どんな食材があるのかと市場内を探索しました。
▲ 屋外市場といっても中央市場のような商品ごとの卸売り専門店店が並んでいます。ここで買えない食材はなさそうですが、バンコクで見かけたような新鮮魚介類や肉類を見かけません。穀類、野菜を集めた市場のようです。
▲ 市場の中には食堂も設置されています。
5~60人は十分入れる広さです。何か食べようかとも思いましたが言葉がわかりません。
料理がテーブルに並べられて好きなのを食べて料金を支払う食堂とは思えませんので見送りました。
▲ 奥に進むと、通路が流れのある小川になっていました。それとも小川が通路なのか?皆さんはサンダル履きなので平気で歩いておられます。
▲ 11:12 左回りの客車列車が到着しました。仕入れた食材の数々を持って車両に積み込まれます。
▲ 11:28 右回りにもDF1220号機牽引お6両客車編成が到着です。
これに乗車して先に進むこと石ました。
▲ やはり、乗った車両には大きな荷物が積み込まれました。このぐらいの荷になるとキハ48よりは客車が載せ降ろししやすいですね。
実はピィに行く列車に乗りたかったのですが、乗車待ちをしている客に聞いても言葉が通じず分りません。時間は十分あるので乗ってみることにしたわけですが、タブレットでナビゲーションしてみるとを出てからしばらく行くと右にカーブしていきます。間違ったと気づきました。
▲ 11:45 2つ目のチャイカル(Kyaikkale)で降りて引き返しです。
10:50 5分後に左回りの列車が来ました。
RBE25125(JR東日本キハ40 581+2025+542+579 )先頭の4両編成です。結構、空いていました。
▲ 12:05 ダニンゴンで5分停車の後、出発していきました。
▲ 12:10 ピンクの衣を着た女性のお坊さん5人が托鉢に回ってこられました。
すると屋外商店のおじさんおばさんたちは、お坊さんの持つ「鉢」の中にお金やビニール袋に入れた食べ物を入れて施しをされています。
ミャンマーではどこでも見られる光景です。
▲ 12:16 ヤンゴン中央駅方面から入線して来たRBE3033(JR東海キハ48 5513 )先頭の+キハ48 3814+キハ47 6003+キハ486813の4両編成です。先ほどは駅舎よりの2番線に入線してきた列車は環状線列車として右に回っていきました。今回は4番線に入線してきましたのでピィ方面に行きそうです。これに乗車しました。
何番線にどこ行きが何時に発車するのかの英文表示がないのでとても不便です。
▲ 車内の様子です。乗車率は約60%強ほどでそこそこ乗っておられます。
▲ 12:39 環状線を走るDCの終点、ロガー(Hlawga)に到着です。ドッと乗客が降りられましたが四方八方に散らばっていかれました。 Part22へ続く