失業者二人の旅日記  初冬の大地へ Part9 雅満蘇(牙曼苏;Yamansu)その3

皆様、明けましておめでとうございます。今年も長文の紀行記を投稿し、お読み疲れ等のご迷惑をおかけいたしておりますが、出来るだけの簡略化を目指しますので、なにとぞご勘弁を賜りたくよろしくお願い申しあげます。

第8日目 12月7日  雅満蘇2日目

もし朝に運行があるのではと7時前には起きました。隣の部屋におられるアイグリさんに昨夜の情報をお聞きしましたが、運行は決まらなかったとの残念な返事です。蒸気機関車の様子を見に行かれたO氏からも止まったままだと確認されました。

それではと、夜間撮影でもするかと三脚を持って、まだ真っ暗闇を出かけました。

夜が明けてからアイグリさんが、事務所に行かれていろいろと聞いていただきましたが、検査員の偉いさんが引き上げるまで運行はないだろうとの返事です。そして、 蒸気機関車の運転手が親しい同じウィグル人です。今日彼は、交代でハミに帰っていくので、その前に単機であれば、フョトランができるように頼んでみますが、がどうでしょうかとの提案がありました。O氏と相談しましたが、もう1日あるので、明日に期待しようとお返事しました。


結局この日は、機関車周りをうろついたり、昼寝をしたりで一日を過ごしました。夕食後、明日は走るようだとの吉報が入りましたので、喜んで安眠しました。
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第9日目 12月8日 雅満蘇3日目

哈密14:54(T296次)→11:50蘭州

期待の朝を迎えましたが、8423号機はまだ待機中です。どうしてかと聞きますと、中国鉄路の山口站にはまだ鉄鉱石を運ぶ貨車が着いていないので、迎えにいけないと言われます。3日前に雅満蘇に着いた時に見たように、ここには貨車が1両もいませんでした。大躍進を続けている中国鉄路では貨車も不足していて取り合いなのだそうです。
蒸気機関車は、山口站に着いた空車を取りに行き雅満蘇へと牽引して、採鉱されてペレットに加工された鉄を積んで再び山口站へと向かうのが役目と知りました。今日は、山口站から空車が着く連絡待ちなのだそうです。

16時過ぎまで待ちましたが、吉報は聞けず諦めることにしました。
この雅満蘇建設型は2012年春節までで、山口站までの走行を新しく購入するDLに役目を譲るそうです。既に運転手は大連で運転研修を済ませ納車を待っていると言われました。最後の撮影チャンスでしたが縁がなかったのでしょうね。



▲ 哈密へと戻る途中の天山山脈は、晴れ渡った姿を見せてくれていました。山口站から雅満蘇へと向かう列車も天山山脈をバックに上がっていきます。是非にこの光景を撮りたかったのですが、残念です。もしも、春節にDLが投入されなかったら、リベンジをしたいと誓いました。

今夜は、次の撮影地白銀へと向かうために、兰州までT296次に乗ります。乗車距離は1,339キロ、所要時間は14時間56分です。

この切符、ご覧のとおり乌鲁木齐からです。トウさん圣由でアイグリさんに購入依頼していましたが、兵運で徴収されて、発売日に残席がありませんでした。郑州鉄道日記さんにも連絡して調べてもらいましたが、無座もなく、もしもの押さえに長距離バス切符まで手配しました。しかし、この時期の高速道路は積雪や凍結で到着時刻は不明となることが多く、トウさんもバスが止まったら大変なことになると言われます。
八方手をつくして、直前にようやくダフ屋から365元の切符にプラス400元もの手数料を支払って手に入れました。今回の乗り鉄で最も苦労した切符でした。

しかも、硬座寝台の上段ですので上るのも大変、頭上スペースも圧迫感満点でした。それでもバスよりは安全確実ですので、我慢の乗車でした。 Part10へ続く

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