掲示板で大津86さんも紹介されていました、梅小路公園「市電ひろば」の京都市電2000型ですが、記事を読んで今日やっと出掛けてきました。ほんと、感激しましたよ。方向幕などが復元され、地下鉄開業40周年のヘッドマーク、系統板も完備しています。これらは、知り合いのYさんが、ほぼ一人で復元作業に奮闘されたもので、先日も、準備作業の様子を86さんと一緒に見学しましたが、なにせ製造後60年以上が経過した車体だけに、ビス一本を取り付けるのも大変な苦労をされていました。改めてYさんのご苦労に感謝申し上げます。Yさんからも、「土日は案内所が開くので、閉まっている平日がお勧めです」と聞いていました。とくに午後からは、冬の太陽光線が順光で当たり、端正な2000型を際立たせてくれました。ヘッドマークなどの取り付けは12月5日(日)までです。 ▲初冬に2000型の顔が映える。ヘッドマークは、市電全廃時の「さよなら」ヘッドマークの意匠を引き継いでいる。
そう言えば、京都市歴史資料館で開かれていた「こんにちは京都市電展」も、コロナの休館があったため会期を延長していましたが、これも12月5日で終了です。私も数日前の午前に最後の見学に行きましたが、名残客が続々と来場、変わらない市電人気を感じました。
▲遠くから見ると、まるで烏丸通の電停に停車しているような感じだ。▲▲通行客からも注目を浴びる。▲▲▲幕の文字も、交通局独自のフォントが見事に復元されている。Yさんが白布にひと文字ずつ書かれ、ほかの行き先もたくさん装備している。
▲もう一両、935号にも同様のヘッドマークが飾られていて、前後で異なる系統板を装備している。野外で保存されてから数年が経過するが、まだ車体は艶やかさを保っていて、保守・整備に当たる皆さんのご苦労に敬意を表したい。
総本家様のこの記事を見て、4日の午前中に梅小路公園へ3年ぶりに行ってきました。周りにホテルなどが建ち、2001も従来の位置を90度回転して保存され、ちょっと違う雰囲気でした。
市電の装飾復元は感動ものでしたが、なかでも系統板は4のウラが6、1のウラが20、2のウラが12と、当時のままのオモテウラを確認しました。細かな所までのこだわりには頭が下がります。