大韓民国の鉄道、2023年夏(続)

ソウルの近くで撮影した翌日は、大田の付近で撮影し釜山に移動します。大田からは、忠北線の清州駅で貨物列車を撮る予定です。忠北線は貨物列車が多いとのことでしたが、駅で待っていても土曜日のためかどうか全然やってきません。当初の予定では、12時42分清州発のムグンファ1706列車に乗るつもりでしたが、早々あきらめて一本早い9時32分発の1704列車で大田に取って返し、釜山近くの亀浦で駅撮りをすることにしました。1704列車で大田へ向かう途中、立て続けに貨物列車とすれ違いました。少し早まったかな、と思いましたが後の祭りです。亀浦は釜山の手前12~3分の駅で優等列車の本数も多く、釜山の地下鉄駅も前にあります。

▲堤川行のムグンファ号1705列車 2023年8月19日 清州

▲大田駅での機回し、客車列車が多いので珍しくはありません。 2023年8月19日

▲8200型電気機関車 大田 2023年8月19日

▲大田駅に進入するKTXⅠ 2023年8月19日

▲慶全線経由順天行のムグンファ号1943列車 始発の釜田は13時4分発、終点の順天には16時18分着に着きます。最後尾は電源車なので客車は2両しかありません。 亀浦 2023年8月19日

▲ITXセマウル号1003列車 ソウルを8時48分に出て釜山には13時42分に着きます。かつてディーゼル機関車のプッシュプルで京釜線の看板列車として疾駆した先代のセマウル号に比べると、編成も短く軽くなった感は否めません。今は在来線の駅をこまめに停車し、KTXを補完する役割を担っています。亀浦 2023年8月19日

▲KTXも一部の列車が乗り入れてきます。亀浦 2023年8月19日

▲ムグンファ号1218列車 釜山を13時37分に出て、ソウルには19時22分に着きます。亀浦 2023年8月19日

▲ムグンファ号1220列車 釜山を14時44分に出て、ソウルには20時25分に着きます。ソウル釜山間輸送の主軸はKTXに移行したものの未だ在来線の特急急行列車が健在なのは鉄道利用者にとって選択肢が多くあり、いいことだと思います。 亀浦 2023年8月19日

▲7400型ディーゼル機関車牽引の貨物列車が釜山方面に向け通過 亀浦 2023年8月19日

▲8500型電気機関車牽引の貨物列車がソウル方面に向け通過 亀浦 2023年8月19日

▲コレイルの亀浦駅 2023年8月19日

亀浦で多くの列車を撮ることが出来たので、釜山へ向かうことにしました。地下鉄で行きましたが、これが失敗でした。コレイル(韓国鉄道公社)なら12~13分で行くことが出来るのですが、乗り換えも含め3倍以上時間が掛かってしまいました。

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大韓民国の鉄道、2023年夏(続)」への2件のフィードバック

  1. 亀浦と懐かしい名前が出てきました。亀浦は仕事時代よく利用していました。仕事場が亀尾にあったので金海空港からタクシーで亀浦に行きそこからKORAILに乗り換えました。そのうちに亀浦駅の近くに地下鉄ができて、空港からの足が便利になるかと思っているとその地下鉄は空港の手前までで終わりで、空港へ行くのには乗り換えが必要でした。確か空港から市内に行く鉄道も直接行けず、乗り換えが必要でしたね。
    ところで亀浦のKORAILは電化されているのですが、DLがよく走っていました。今も走っているようですがなぜでしょうか。

    • 大津の86様
      コメント有難うございます。
      不確かななところもあるかも知れませんが、順天方面の慶全線の一部など部分的に非電化区間が残っていることが要因だと思われます。慶全線も順天宝城電化により釜山から木浦まで一気に電化直通となるとディーゼル機関車牽引列車も減るか撤退となるのではないでしょうか。そうなると一部の観光路線を除いて韓国もほぼ電化路線となるでしょう。

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