2023年夏、台湾再起動(その2、東京)

7月29日(土)東京の1日
なかなか東京へ行く機会はない。出張もなくなった。大阪から東京は運賃が高く、夜行快速ムーンライトながら無き今、安く行こうとすると高速バスの青春ドリーム号か青春18切符発売時期の鈍行乗り継ぎであるが、気力体力乏しい身にはどちらもこたえる。そこで、今回、東京乗り継ぎをむしろ積極的に活用し、伊丹からは朝の羽田行きを選び、夕方の成田発桃園行きまで東京の電車を楽しむことにした。

京急1500型 京急川崎 昭和60年が製造初年とまだまだ新しいのだが、もう廃車が始まった。関西なら昭和40年代の車が珍しくないのだが。この1500型、昭和の終わりから平成への移り変わりを体現するように、制御方式が界磁チョッパから途中でVVVFインバータに変わった。なかなか好ましいスタイルと思うが如何?

先ずは、羽田空港から京浜急行川崎で駅撮りである。ホームドアの整備が進み、撮り難くはなったが、ホーム端は以前と変わらず何とか撮れる。京浜急行は、独自の工夫を凝らした電車が走っており、個人的には気に入っている。とりわけ2100型は2ドアのクロスシート車で、シートピッチこそ850ミリだが、背ずりの枕位置も高く、なかなか快適である。2ドアということで車内も落ち着きがあり、関西や名古屋あたりで多く走っている3ドア転換クロス車は背ずりも低く、珍しさと個人的主観もあるが、京急2100の方がよいのでは、と思っている。

京急2100型 京急川崎 そのうちまた久里浜まで乗り通してみたい。

次いで、今年2023年3月に開業した相鉄・東急新横浜線に乗ってみたかったので、南武線の武蔵小杉まで出て東急に乗り替える。新線区間は高架から地下線に入って出たりで、撮影もし難く新横浜も地下駅だった。そのまま乗り通して終点の海老名まで行って小田急に乗り替えることにした。

相鉄12000系 相鉄海老名 JR東の233系とほぼ同様の仕様ということで、よく見れば窓割も同じようだ。この前面の顔とカラーはなかなか斬新に見える。

小田急MSE60000型 南新宿 時間がなく、MSE60000型しか撮ることが出来なかった。まだ乗ったことがない。

相鉄海老名のホーム端で写真を撮っていたら、横で小田急VSEが新宿方面を向いて走り去っていった。今年の末には引退とのことで、ちょくちょく臨時運行があるのは知っていたが、この日の運行はノーマークであった。惜しいことをしたが後の祭りである。そのうち機会があればまた撮りに行きたいものである。この後は、あまり時間もなかったので、快速急行で新宿まで出て、日暮里から京成に乗り換え、高砂からアクセス特急で成田空港第2ターミナルに着いた頃には、暑さもありかなりくたびれてしまった。
日本航空809便で成田を18時10分に出て、桃園には20時55分に着く。もう遅い時間であり、翌日は南下することになるので、空港の近く、中壢で宿を取ることにした。MRTで台北行きの反対の終点、環北から小雨が降る中を歩いて20分ほどで投宿した。今回は、台風5号が去って6号が近づいてくる間の訪台である。旅行中天気が良ければいいのだが。

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