通期パスを購入して週1ぺースで万博通いを続け、永かった暑い夏を乗り切りました。ようやく秋が始まると期待しましたが瞬時のごとく過ぎ去りもう冬の到来です。若い頃は雪が降ればスキーに行けると喜びましたが77才を迎えた高齢者にとっては身体が付いていけません。骨折でもしたら笑いものです。また旅に出るかと、候補に挙げたのは未消化だったベトナム統一鉄道です。首都ハノイからの支線には行けませんでした。どういったルートでどこへ行こうかと迷う日々が続きました。
【 ベトナムへのルート選択 】
前回はJALのブラック・フライディのキャンペーンを利用して往路は関空⇒羽田⇒ホーチミン、復路は安いJAL便はなかったのでLCCのベトジェットでハノイ⇒関空ルートを選択しました。しかしドジって重複予約をやってしまって申し込んだBooking.comからは返金対応不可と返答されました。困ってvietjetairと直接交渉の結果、返金は出来ないが当社だけで使用できる返金相当額のクレジットシェルを差し上げますので次回の搭乗にご利用くださいとの思ってもみなかった対応をいただきました。
助かりました。今回の旅にはトランジットなしに直接関空へ戻れる復路に是非に利用したいと申し込みました。
問題は往路です。以前に中華特急さんのHPでベトナムから列車に乗って中国へと行かれた記事を見た記憶があります。私も度々訪中を重ねていた時期にフランス植民地の仏領インドシナの時代、ハノイと昆明に敷設された1,000㎜ゲージの湏越(雲南)鉄路に昆明から約3時間ほどでしたが乗車しました。ただこのメーターゲージの鉄路は既に廃線となっていますので乗るのは不可能です。代って1,435㎜の標準ゲージ高速鉄道が昆明~河口北に新たに建設されていますので河口北駅から国境まではバスかタクシーで行き徒歩で越えるのがA案(関空⇒昆明⇒河口北)、中国の南宁からベトナムのザーラム(ハノイ手前の2駅目)を結ぶ国際寝台列車に乗車して国境站のイミグレを越えるのがB案(関空⇒上海⇒南宁⇒河口)でした。但しA案、B案共飛行機でのトランジットは不可欠です。また、B案では国際列車の寝台予約はネット予約では取れず、現地の主要停車駅でしか購入できないというハードルが待っていました。大変迷い悩みました。
しかし、こんな高市騒動が発生した難儀な時にはあえて困難に挑むという悪い癖があります。無茶は承知で挑んでやろうとB案を選択しました。
何かと現地でトラブルが発生するかもと、中国国内での空路、ホテル、ツアーの手配は中国系の旅行代理店「Trip.com」を使うようにしました。






