台湾鉄路全線乗車の旅 Part7 渓湖糖廠

第5日目 5月24日 その3

阿里山鉄道嘉義車庫を出た私たちは、快速道路1号線から19号線に入り、戦前、台湾を南北に分けた濁水渓に架かる 西螺大へと向かいました。

約1時間で、西螺大橋に着きました。しかし、朝からのバイク相乗りは、初体験もあって、かなり疲れてきました。おまけに、この暑さです。意識が、ぼ~として、走行中でも、眠気が襲ってきます。危険と思い、ここで、しばしの休憩をお願いしました。

渓湖糖廠に着くまでの間、国道を横切る762mm軌道を、たくさん見ました。国道に併走する、線路そのものも、殆ど残っています。最盛期には、50両ものサトウキビを運送した、長編成の列車が走っていたのかと思うと、感無量です。

約30分後の15時40分到着しましたが、既にSLの運転は、終わっていました。最終列車は、16時30分発です。時間は、あります。動態保存の346號、車庫内に立派に保存されている、日車製、雨宮製の、静態保存SLを見た後は、ホームを離れ、車庫裏のお宝探しに出かけました。

真っ先に見つけたのは、烏樹林糖廠の勝利號と同型の、成功號でしたが、残念ながら風雨にされされて、勝利號とは、雲泥の姿でした。野ざらしで、修復は全くされていません。2002年に観光トロッコ運行を開始して、まだ日が浅いためかもしれません。

DL、客車や貨車群、お宝満載です。どれもこれも、貴重な遺産です。朽ち果てないまでに、復元していただけるように、お願いしたいと思いました。

16:30、田野(トロッコ)列車は、自転車より遅く、ゆっくりと、かつて走行した762mm軌道を走行しました。往復7キロ、45分の楽しい乗車でした。

夕暮れが近づいていく中、次に彼が向かったのは、嘉義ではなく、反対方向でした。途中で道を聞いています。私は、任せた身です。どこへ行くのかと思っていると、着いたのは、走行する台湾新幹線を観賞しながら、食事ができる有名なレストラン『銀河の鐵道』でした。

高台にあり、眼下に広がる、町並みの夜景もみえます。共稼ぎの多い台湾です。夕食も外食が多く、日曜日とあって、家族連れ、友人達との宴会が開かれていました。

今日は、とても一人では、行けない所ばかりを、連れて行っていただいた彼に、お礼を申し上げるとともに、ビールを一杯飲みたかったのですが、相乗りでは、落ちたら大変です。ここは、ホテルに帰ってからの楽しみにして、美味しい夕食を食べながら、真っ暗になるまで、鉄道談義で盛り上がりました。

嘉義までは、夜の国道を、約2時間走りました。今日の移動距離は、約270km。到着した後も、一緒にマクドナルドで、コーヒーを飲みながら、話を続け、またの日の再開を約束しました。
台湾に来て、最も充実した、実り大きい、長い一日を過ごせました。今日も、感謝、感謝の一日でした。  Part8へ続

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