台湾鉄路全線乗車の旅 Part5  烏樹林糖廠

続編を投稿するのを、サボってました。今度は、中国本土の鉄道乗車の旅を楽しんでいたからです。何度も乗っていますが、今回も出会いや、発見がありました。詳細については、台湾鉄路の旅が、終わってから、載せますので、よろしくお願いします。

第5日目 5月24日 その1
阿里山鉄路乗車で、出会ったDLの運転手は、約束の朝8時に、愛車にまたがり、ホテルに迎えに来てくれました。ヘルメットを、かぶっての、初めてのバイク相乗りです。走行中に落ちないかと、心配・緊張の連続でした。日曜日とあって、走行する車が少ないので、50~70km/hで、快走します。日本では、真夏と思える日差しを浴びています。生暖かい風を受けての走行ですが、暑さは、やわらぎました。

バイクの多い台湾です。国道を見ますと、バイク専用の車線があります。一路、台湾鉄路(略;台鉄)沿いの快速道路1号線を南下、烏樹林を目指しました。途中で、台鉄後壁駅に立ち寄りました。次回のために、駅前のバス発車時刻を見ておこうと、探してみましたが、案の定、バス停すら、見つけられません。彼が送ってくれなかったと思うと、感謝、感謝です。


後壁駅から、約15分の9:20、台湾糖業鉄道烏樹林駅に、到着しました。古い木造駅舎が、入口になっています。かなり広い構内には、営業時に使用していたDL、DC、客車、貨車等々が、屋外展示されています。どれもこれも、珍品だらけで、よだれが出ます。展示館には、当時の機材や歴史が展示さえていました。

一通り見て回っていると、彼は、職員と親しげに話をしています。すると、職員は、車庫へと走り、SLに乗って、戻ってきました。発車前の間に、私達の前まで、わざわざ回送してくれたのです。

サトウキビ輸送に活躍した小さなSLは、重油焚きでしたが、ポーとかわいい汽笛を鳴らし、ドレインを噴き上げてくださいました。またまた、感謝、感謝です。

15両の観光トロッコ客車に、満席の客を乗せたSL列車に乗車しました。762mmの鉄路を、約10km/hと、ゆっくり走ります。途中、広い道路を横切りますが、職員が自動車を止めていました。

約25分の乗車で、折り返し駅に到着。駅には、冷たい飲料や、お土産を売る屋台がずらりと並んでいます。SLは、切り離され、側線を使って、後部に連結され、15分後に帰路につきました。

約3時間を堪能した後、元きた道を引き返し、台湾トロッコ鉄道としては、唯一石炭焚きのSLが、稼働している渓湖鉄道を目指す事にしました。距離は、約70キロ、2時間の行程です。   Part6へ続く

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