保存車両とその現役時代(協賛編)その1

準特急殿の「保存蒸機とその現役時代」を毎回楽しく拝見している一人です。保存の様子とその現役時代の両方を自ら撮影した車両は蒸機に限らず思いのほか無いもので、準特急殿の情報量に圧倒されております。今回クルマで京都まで走る機会があり、高速道路を走り続ける単調さがイヤなので、沿線の保存車両を調べておいて 立ち寄りながら往復しました。その結果 私にも準特急殿のマネができるネタができましたので ご紹介したいと思います。なお蒸機と限定してしまうと苦しいので あえて「保存車両」としました。まずはC11200です。場所は兵庫県たつの市中川原公園です。山陽道龍野インターを降りてすぐの便利な場所です。屋根の無い状態ながら非常に良い保存状態でした。C11200-3

C11200-1

 

C11200-2

C11200は1940年(昭和15年)10月川崎製 製番2381で 昭和49年11月7日に志布志区で廃車されています。志布志線、古江線、日南線が最後の働き場所だった九州のカマです。たつの市とは直接の縁はなかったようですが、姫新線にC11が走っていたために ここに安住の地を見つけたようです。さて私は廃車直前の昭和49年3月に日南線大堂津-油津間で撮影しています。

 

昭和49年3月 日南線大堂津-油津間にて

昭和49年3月 日南線大堂津-油津間にて

油津-大堂津間は海岸の山裾を走る区間で 見通しが良く 列車が見えてから目の前にやってくるまで数分待った記憶があります。

ということで協賛編の第1弾は以上です。

保存車両とその現役時代(協賛編)その1」への1件のフィードバック

  1. 西村雅幸様 発表有難うございます。
    途中の寄り道等でドライブに変化がある方が楽しい場合がありますね。私も最近は青春18切符で途中下車しての保存機の撮影が多くなりました。自慢ではありませんが、日南線、姫新線、先日発表された「ちどり」の芸備線はまだ乗車したことがありません。和歌山線、奈良線はこの間始めて乗ってきたような状況です。北海道だけは全線乗りました。
    ところで、保存車両と大きくとらえる方が記録や思い出に幅ができるかもしれませんね。蒸機とペアで保存されている電車等を見ることもあります。何れにしましても保存車両とその現役時代の組み合わせができるのは年寄りの特権かもしれません。またの発表を楽しみにしております。

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