2015年 西方見聞録 ルーマニア鉄路の旅 Part27 Oradea(オラデアのトラム) その3

DSC_6467_200DSC_647518▲ オラデアトラムOTL(Oradea Transport Local)は1435㎜ゲージ、DC550V(現在は600V)で1906年に電化開業、旅客扱いが開始されました。シーメンスの電装機器を装着した2軸ボギー車のトラムの他、電気機関車牽引の貨物列車も走りました。ボロボロになっていた凸型電気機関車を復元して8月23日公園(Parcul 23 August)前のT字形トラム交差点中央に展示されていました。


第13日目 2月23日 その3

13:26 撮影地② Google座標; 47.053088, 21.938952
ループ線駅のNufărulより再びトラムに乗り、往路で気になっていた保存電気機関車を見るためにParcul 23 August前で下車しました。
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DSCN996656【 オラデアの路面軌道】
路線の始まりは、1882年鉄道駅から市内への標準ゲージ1435㎜による5.3キロの貨物輸送でした。Krauss&Comp製の蒸気トラムが走りましたが。町に電気が通るようになってからは電化が検討されて、1906年に3路線にトラムが運行されています。1957年には最盛期を迎え11路線、約27.3キロが運行されました。

この路面軌道の歴史についてはMihaiEminescu国際大学のHP内の”オラデア・アーバン貨物鉄道”として極めて詳細に編集記載(ハンガリー語)されています。こちらをご覧ください。

上の写真は公式HPから転載させていただきましたKrauss&Comp製の蒸気トラムです。(こちらからの転載)

左は、この電気機関車の横に設置されていた案内板です。翻訳を試みましたが、途中でよく分からなくなり挫折しました。写真をクリックしていただくとボアアップしますので、堪能な方はご覧ください。
電気機関車についての詳しいネット記事はこちらにもあります

06_Map1_200DSC_646111▲ 13:38 ご自慢の100%超低床車、ULF (A1)型トラム59号編成、方向幕は”3N Nufărul Spre Gara”の表示です。車体は派手なラッピング広告です。

DSCN996455▲ Parcul 23 August前電停は乗降客が多いのか幅広のプラットホームです。TatraT4型の46号編成の方向幕は”1R Pod CFR”の表示です。

DSC_64691513:39 ’Înălţarea Domnului”大聖堂をバックに公園前を発車しますTatraT4型の13号編成

DSC_647116▲ 反対側の鉄道駅方面からT字路交差点を渡ってきますTatraKT4型の207号編成。逆方向ですがどちらも”Spre Gara”(駅行き)の表示です。向かって左への渡り線ですが錆びていてしばらく走行した形跡がありません。見えるトラム電停にも待つ人影はありません。

DSC_64771905_OTL路線図201▲ この路線は市内繁華街に向かう主要路線なのですが、どうしたのでしょうか。リニューアル工事でもしているのでしょうか?

DSC_647820▲ 13:44 次に来たTatraT4型の19号編成も同じ”Spre Gara”表示です。

DSC_648321▲ 超低床車ULF A1型50号編成が来ました。こちらは”1R Pod CFR Spre Gara”の行先表示です。車体色はウィーンで走っているのと同様です。

DSCN996858 DSC_649023▲ 電停に入線するTatraT4型の8号編成。目立つラッピングトラムです。ここのトラムの元々の車体色は何色だったのでしょうか。

再びトラムに乗り込んでSinteza /Pod CFR方向へと移動します。

DSC_650829▲ 14:13 撮影地④ Pod CFR Google座標; 47.074772, 21.907237
走行中にGPSロガーで計測したトラムの走行スピードは、20~30km/hとそれほど速くはありません。軌道状態は良好で10~20km/hアップは可能と思われました。
専用軌道⇒道路併用軌道⇒専用軌道と走りPod CFR電停に到着。電停名にCFRとありますが、国鉄線とオーバークロスしますが鉄道駅は近くにはありません。ここまでの利用客が多いようで殆どのトラムはループ線を回って戻っていきます。

DSC_651130 DSC_651533 DSC_651734▲ ループ線を回って続々と折り返すトラムたちです。

引き返すかと思いましたが国鉄線高架橋下を抜けてトラムが来ました。まだ先に行くトラムがありそうです。タブレットを見ても線路は続いています。
DSC_651432 DSC_651231▲ 14:22 到着したTatraT4型の42号編成トラムは先へと延びる路線に入線していました。方向幕表示は”1N Sinteza ”です。運転手に聞くと先に行くと申されます。乗り込みましたが、乗客は私一人です。

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▲ 14:20 撮影地⑤ Sinteza Google座標; 47.087294, 21.880018
道路横の専用軌道を走る事、約8分で終点の”Sinteza”に到着しました。
電停には学校の平日・休日別、時間別の発車間隔時刻表が掲示されていました。一旦下車してから同じトラムに乗って折り返します。

DSC_652237▲ 14:56 Oradea (オラデア)鉄道駅に戻ってきました。雨も降ってきました。ティミシュアラへ向かう列車の時刻まで約1時間で、もう移動するには難しい時間です。駅付近での撮影としました。左は”1R Pod-Park”表示のTatraT4型ぼ34号編成”3N”のみの表示のTatraTK4型142号編成が並びます。

DSC_652838▲ Sinteza方向から緩い坂道を上がって来るTatraT4型の45号編成

DSC_653139▲ 駅前電停から直角に曲がってSinteza方向へと向かいます。Tatra T4型の11号編成です。

DSC_653940▲ 15:08 駅前を出発するTatra T4型の41号編成

DSC_656744 Nufărul方向から上がってきますTatraT4型の4号編成です。冒頭のカットと同じ場所です。

DSC_656945▲ 15:22 最後に駅前電停でのTatraT4型の35号編成とTatraKT4型の104号編成です。雨も本降りになってきましたので、これを最後に撮影を切り上げて鉄道駅に向かいました。  Part28に続く

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