2015年夏 福井見聞録 Part5 えちぜん鉄道 福井~福井口の最後の地上線、帰路の出会い

7月29日 第2日目 その2

朝食後は、えちぜん鉄道の福井~福井口の最後の地上線走行を撮ります。すでにえちぜん鉄道公式HPにも完成している北陸新幹線福井手前からの高架にえちぜん鉄道の高架工事が終わるまで借用する事が発表なっています。切替時期は9月27日と、残すところ後1ケ月です。現状を記念に撮っておく事にしました。
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DSC_0723_100014▲ 福井から新福井に向かう地上線で、手前は宝永踏切です。交通渋滞は少ない福井市内ですが、立体交差がなれば車利用はもっと進むのかも・・。

DSC_0714161DSC_0716_100013▲ この先は新福井駅です。ご覧のように約10m上の新幹線高架橋には駅が設置されて乗降ホームへの階段も出来上がっています。

▲ 今の新福井駅は島式ホーム1面2線で無人駅です。ここから福井口へは単線となります。

DSC_0733180DSC_0740029▲ 新福井~福井口にある踏切はかつて複線だった跡が残されたままです。下は、たまたまお声をかけていただいた方からのご案内で、マンションの非常階段に上らせてもらい、撮りました。

DSC_0747036 DSC_0743032DSC_0757046▲ 上が福井口方向、下が片側ホーム2面2線の新福井駅です。昨日お聞きした運転手さんが言われた通り、レールも敷設されて架線工事の真っ最中です。わずか800mとはいえ新幹線の高架橋に別の電車が走るとは阪急に続いて2度目の歴史的な出来事です。阪急が約8ケ月だったのに比べて今回は約3年間と長きになる予定です。

福井口までを歩き、福井までの戻りは電車にしました。同乗された保安員?さんは何と昨日、運転手として乗務されていた方でびっくりしました。

① 福井口 10:55(えちぜん鉄道)⇒福井
② 福井駅前 11:15(福井鉄道)⇒12:11 越前武生

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▲ 11:15 予定通り福井鉄道のフクラムに乗車して武生を目指します。JRなら特急で12分、普通でも19分ですが、56分もかかります。鉄ちゃんならではの乗り鉄旅です。通しでフクラムに乗車するのは初めてでした。

快適な乗り心地と思って乗っていたのですが、専用軌道に入りスピードが上がって(60km/h前後)くると、横揺れ蛇行が発生するのが気になりました。かつて、京都市電に乗った時に走行40km/hになると激しい横揺れ蛇行が発生しました。同じようなので、「他の車両ではない事なのでどうしてか。」と、運転指導員にお聞きしますと、フクラムは3車体になっていてそれぞれが短いので発生すると申されます。

しかし、欧州各地で低床式トラムを乗っています経験上から申し上げると、高速走行時にはこんなにも横揺れ蛇行発生はありません。車両が短い以外に他に原因があると思います。低床式トラム普及のためにも原因究明をして、解決してもらいたいものです。またドアとホームの段差及び間隔が広いといった欠陥ある電停ホームにも困ったものです。電停施設はまだ整備中なのでしょうが、これでは車椅子使用の方は困るでしょうね。折角の低床式トラムを走らす意味が薄れますので、相互乗り入れ時には解消して欲しいと思いました。
DSC_0793240DSC_0798245▲ 12:11 越前武生に到着しました。青いフクラムが修理のために入庫していますので旧型車両も日中の運用に出ているようです。

これから長浜に向かいますので福井の昼食はやはり、おろしそばです。地元の方にご推薦のそば屋を紹介していただき大盛りを注文しました。

DSCN0500098▲ 期待以上の結構なボリュームで出てきましたが美味しく完食しました。お薦めします。

③ 武生13:30⇒14:01敦賀14:23(新快速)⇒14:39近江塩津15:05⇒15:28長浜
④ 長浜17:57(新快速)⇒19:12京都19:13⇒19:24長岡京

【逞しや中国人】
武生
からはJRに乗換えて、乗継しながら長浜に向かいましたが敦賀から乗車した電車では中国人親子(47歳の母親と21歳の息子)と席が一緒でした。落ち着かれない様子ですので「什么是需要帮助=何かお困りですか?」と尋ねましたら、「今から京都に向かいたいがどう行っていいのか分からない。」と、お困りです。乗車している新快速は網干行きです。「私は途中で降りますが、貴方たちはこのまま乗って行けば、15:58には京都に着きます。」とご案内しましたが、持っておられる切符は敦賀からの一区間切符です。

お母さんからは「ハルピンに住んでいるが、現在は富山で働いている。息子はロサンゼルスに留学していて、アメリカに戻る途中でハルピンから新潟に来たので迎えに行った。空港から敦賀まではヒッチハイクをしながら来ました。途中の宿泊は野宿でした。このまま行くつもりだったが、暑くて疲れてきたので電車に切り換える事にした。」と、ビックリする経緯を申されます。

京都までの切符は車内に来られた車掌を呼び止めて、補助券を発券してもらいました。
お母さんは少し日本語を話せましたが、分かる範囲でタブレット翻訳も使いながら中国語で受け答えしました。一方の息子さんは無口な方でたまに英語で話される程度でした。
「この時期、京都の宿は満室が多く取りにくいですよ。」と、申しあげると、「大丈夫です。私たちは何処でも寝られます。野宿は慣れています。」の返答でした。逞しや中国人です。

近江塩津でお別れしましたが、感激されているようで富山に来たら連絡して欲しいと連絡先を申されて、盛んに携帯番号をお聞きになりましたが、名刺を切らしていました。
もうお会いする事はないと思いますが、「可愛い?小姐を紹介したい。」とも申されていました。これはご辞退しましたが、富山ではいったいどんな仕事をされているのでしょうかね。

長浜では現存する日本最古の長浜旧駅舎(長浜鉄道スクエア)を見学しての帰途につきました。
もうすぐ次の旅立ちで、準備に入ります。長浜鉄道スクエアについては長くになりますので、またの機会にご紹介させていただきます。よろしくお願い申し上げます。  ~END~

3 thoughts on “2015年夏 福井見聞録 Part5 えちぜん鉄道 福井~福井口の最後の地上線、帰路の出会い

  1. ぶんしゅう様

     ふるさと福井のレポートを有り難うございました。
     えちぜん鉄道(旧京福)福井口からの新線へのルート等よく分かりました。9月27日から切り替わるんですね。新福井駅は私の実家から近く、いわば最寄り駅といったとこでしょうか!?高架駅になるんですね。感慨無量!
     福井駅西口の再開発やそれに併せての駅前広場整備工事も今や佳境、28年度完成を目指しているとか?福井鉄道の延伸もそれに併せてされるのでしょうか?それとも2018年の福井国体に向けてというところでしょうか?
     北陸新幹線の福井延伸を2022年に前倒し云々が云われていますが、肝心なのは大阪までの敷設。一昨日JR西日本から敦賀から小浜を通り京都駅へ、それから大深度地下で新大阪へという4番目の案が出されたとか。一日も早く大阪へ結んで欲しいですね。出来ても乗ることは出来ないでしょうが・・・
     奥様とのご旅行、お気を付けて!

  2. マルーン様、コメントをいただきまして、ありがとうございます。
    北陸新幹線の敦賀以西ルートは今日の福井新聞では、JR西日本が新たに小浜~大津~京都の第4案目を検討しているとのニュースが出ました。
    http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/economics/78629.html
    どの案が採用されて着工成るかは2年後の発表だそうです。どちらにしても我々が利用できるかどうかですので、注目する必要もないかも・・。
    福井鉄道とえちぜん鉄道の乗り入れは来年春には行われる予定です。信号等の設備が異なる事から安全性を最優先に検討されていますので、当分は現地情報を見ていくしかないですね。最近は慎重論が高く何とも言えません。
    9月1日~18日までトルコに行きます。現地から生投稿をしたいとは思っていますが、インターネット事情によります。今年の夏は我が家のインターネット接続が頻繁に切断される不運にみまわれました。今日も契約会社からサポート電話がきました。もっと早くに苦情電話を入れておけば、こんなに苦労しなかったと悔いています。
    家内との海外旅行はアフリカのエリトリア以来です。熟年離婚が発生しないように喧嘩せずに行けるかが心配です。

  3. 出発前日のコメントとなり申し訳ないが、福井の市内電車、福井駅では高架となるとは!25年前の夢は実現せずでがっかりです。ドイツでは高速鉄道は高架、低速鉄道は平面か地下の棲み分けがあるようで、市内電車の高架駅はフライブルグだけだったように思います。
    トルコ旅行の安全を祈ります。遺跡に行かれる時はくれぐれもご用心なさるように祈ります。

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