福井見聞録 2016年冬 Part4 えちぜん鉄道、雪景色を求めてⅡ

DSC_8656046▲ 14:09 福井口で、勝山永平寺線から三国芦原線へと乗り換えられるアテンダントさん、電車が発車して2両目が通り過ぎるまでの長い間、深々とお礼のお辞儀で見送られます。

2度の重大事故で一旦は廃線となった鉄道を新たにえちぜん鉄道として再生した、救世主と言わせる評判のアテンダントさんのおもてなしの心、ここにありのシーンです。しかし、えちぜん鉄道利用客の観光客比率は約1割程度で殆どは沿線地元住民です。”今日もご乗車ありがとうございました。引き続きのご利用をお待ちしております。”のお礼でもあります。

第2日目 2月7日 その2

⑤ 発坂12:55⇒12:58保田

昨日は勝山で、今日は発坂で美味しいそばを食べた後は、昨日と同じく三国港へと向かいます。
DSC_5774015 DSC_8637_100▲ 12:55 乗車する6103号車発坂
到着です。

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▲ 12:58 唯一雪山がパノラマで見える次の保田で途中下車です。無人駅ですが駅舎内には子供たちが描いたえちぜん鉄道の絵が展示されて、綺麗に整頓されています。

DSC_8643044▲ 13:11 保田を出発して勝山へ向かう6106号車。一面にもう少し雪があると綺麗な風景になるのですが・・。

DSC_8649045▲ 13:26 勝山から下りて来た福井行き、7009+7010の2両編成です。これに乗って三国芦原線の乗換駅福井口へ向かいます。

⑥ 保田13:28⇒14:09福井口14:13⇒14:58三国港
DSC_5780_100▲ 車内ですが何となく113系に乗車しているように思えました。

DSC_8687048 DSC_8668_100▲ 14:58 今朝の残雪残る三国港に到着。アテンダントさんからは、「雪のよく降る福井ですが、芦原温泉付近に積もる事は少ないのですよ。今年は積もる所に降雪は少なく逆の現象です。」との事で、朝に来ておくべきだったとまた後悔です。

DSC_8680_100▲ 15:28 眼鏡橋の上から三国港に到着する電車を撮影です。約10㎝は積もっていたようです。

⑦ 三国港15:39⇒15:49あわら湯のまち
ロケハンで撮影場所はあわら湯のまち番田と決めました。あわら湯のまちで下車して田んぼ道を徒歩で向かいます。
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▲ 15:49 あわら湯のまち駅の待合室。観光客が多いだけに広いスペースです。

DSC_8211016▲ 16:17 撮影地、あわら湯のまち番田 Google座標; 36.214999, 136.197666
福井発三国港行、7002+7001の2両編成です。今日は晴れて山の稜線がハッキリ見えて撮影には好条件でした。ただ送電線の相間スペーサが入ってしまったのは後で気づきました。

DSC_8721052▲ 16:21 あわら湯のまちで交換した福井行きの6105号車が行きます。

DSC_8727053▲ 16:47 番田駅福井寄りにあった冬季湛水の水田傍を走る6108号車。水鏡にならないかと思いましたが風があって、さざ波でダメでした。
冬なのになぜに水はり水田なのかとアテンダントさんにお聞きしますと、「この水田はこちらでは”コウノトリ農法”と呼ばれています。コウノトリの餌場となる水田を増やすことで、人と自然が共生する豊かな環境作りを目指しています。自然農法の1つです。」との返答です。勉強になりました。そういえば沿線途中ではあちこちで見ました。

⑧ 番田16:52⇒17:31福井
DSC_5786_100DSC_5790_100▲ 16:51 もう少し粘ろうかと思いましたが夕陽が西の厚い雲の中に隠れてしまいました。夕闇は直ぐにやってきますので引き揚げを決めました。まだ雪の降る日もあると思います。撮りたい撮影場所もありますのでもう一度挑戦したいと思っております。

⑨ 福井17:44(サンダーバード38号)⇒19:08京都
帰路は鈍行乗継も考えましたが所要時間は3時間29分で、長岡京着は21:14になります。サンダーバード利用なら1時間43分と半分です。たまにはゆったりとしたシートでお酒を飲みながらも良いかなとサンバーバードに乗りましたが乗ってビックリ、デッキにも立席客が出る程の超満員でした。やはり日曜日は混むんですね。乗ってしまったので仕方ありません、途中からは通路に座り込んでタブレットを見ながら、ビール・日本酒のはしご酒で過ごしました。

次回は家の用事を済ませてから”はこぶら”と津軽の雪飛ばしに向かいます。雪が程々に降ってくれればいいのですが・・。

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