7月29日 第2日目 その1
▲ 6:09 ようやく夜が明けました。宿泊している東横インの部屋から見た福井駅前広場です。朝食前に朝の散歩がてらに福井鉄道市内線の撮影に向かう事にしました。
今日は、朝食後はえちぜん鉄道の福井~福井口の撮影、お昼には福井鉄道に乗車して福井を離れ越前武生へ、ここからは北陸線に乗換えて長浜を目指します。長浜では現存する日本最古の長浜旧駅舎(長浜鉄道スクエア)を見学しての帰途としました。
▲ 6:32 市役所前⇒福井駅前 路面電車を撮るには車が少ないこの時間が被りがなくて楽ですね。
▲ 7:09 田原町方向に歩きながら撮りまくりますが、ラッシュの7・8時台でも1時間に3本(田原町行き)運行は寂しい限りです。需要がこんなものなのでこの程度の運行しかできないのでしょうが、えちぜん鉄道との相互乗り入れが実現すると乗客・運行本数も増える事を期待します。
撮影場所はお気に入りの仁愛女子高校の電停です。ホームはリニューアルされて屋根付き、車椅子や老人には優しいスロープが設置されていました。 ▲ 7:44 ちょっと遅れてきたのは、お目当ての1つ、元名古屋地下鉄の610形(休日運休)。朝の通学の女子高校生たちがドッと降りてこられ、元気な声が聞こえてくる電停です。
▲ 7:58 続いての到着は福井鉄道オリジナルの200形(203-1・2)です。フクラムの増車が進むと消える運命と言われていますので、夏を迎えたのは今年が最後かも・・。これも休日は運休です。
2段ステップが取り付けられての乗降ですので、車高の高い車両からの乗り降りは、見ていても足の悪い方や年配者には辛いものがあります。
▲ 8:06 次の運用電車はF1000形フクラム。これらの電車が到着する仁愛女子高校の電停には朝のラッシュ時だけパート勤務の改札係のおばちゃまがおられます。雨風の日や雪の降る日は大変な勤務です。
▲ 7:59、田原町に向かった順番にまず610形が戻ってきました。神明行きです。
▲ 8:09 続く200形は回送扱いで車庫に戻ります。
▲ 8:23はフクラムです。営業扱いの越前武生(福井駅前は経由しません)行きです。
▲ 8:26 そろそろ青色車体色のフクラム第2次が来るのかと思っていましたら次も200形(202-1・2)です。改札係のおばちゃまに「今日は来ないね。」とお聞きすると、「青いフクラムは交通事故で車体を直しているそうだよ。」との返答です。それで今日は200形の出動となったようです。ラッキー?でした。
▲ 8:44 市役所前で待っていますと折り返してきましたが回送扱いでした。停まって運転手が降りてきましたのでどうしてかなと思いましたら、軌道上に破損した石の道床のカケラを拾っておられました。安全走行が最も優先すべき使命です。たとえ小さな石の欠片でも取り除いておられる姿は、基本中の基本の安全走行の確保、実行姿勢です。
市役所前の電停でも改札が行われていました。こちらは職員の方です。青いフクラムの件をお聞きしますと、事故破損したのは海外で製造された部品なので現在、届くのを待っている状態です。2週間もすれば運用に戻れると思うが・・。」との返答でした。乗客には便利な低床式車両です。待ち望まれていると思いますので1日も早い復活をお祈りします。
しかしこの様子なら今日は旧型車の運行が多くなると予想されますが、今回はぶんしゅう7号で来ていませんので撮るには足がありません。多分、今年の冬は旧型車の最後の運行となると思いますので、雪景色の走行を楽しみにする事にしました。
さあ、朝飯を食ってからえちぜん鉄道の福井~福井口の撮り鉄です。 Part5に続く