1988年度生のこぱんだの保護者です。
娘を連れての台湾旅行続きです。
2日目:3月25日(日)
まずは、自強号で員林へ…と思ったら、こんな電車がやってきました。
2日目は、溪湖糖敞のトロッコに乗ることにします。
台中→彰化は区間車、彰化→員林が自強号でしたが、なんと、EMU1200系でした。
「紅斑馬」(赤いシマウマ)と呼ばれているようですが、個人的には「チキンラーメン」といったところでしょうか。
娘と電車の写真を撮っていると、運転士さんが…。一緒に記念撮影することとなりました。
車内です。リクライニングシートがズラリと並んでいますが、シートピッチが広く、日本のグリーン車並みです。
走り出すと…。吊りかけ駆動独特の歯車音が。しかし、防音がしっかりしているのでやかましいということはありません。
ブロアの音もするので、EF81など電気機関車のような感覚です。
余談ながら、ICカード利用の場合、70km以内で無座という条件ですが、区間車の運賃で自強号に乗れてしまいます。
これは非常にお得ですので、何度か使わせてもらいました。
朝の列車なので、車内は貸し切り状態でした。
日本の場合、車掌さんはたいてい最後尾に乗務していますが、この列車では最前部の運転台の後ろに車掌室があり、そこで乗務していました。
停車駅に着くとデッキに出てきてドアの開閉をします。
「異常なし」の合図:右手をくるくると回してドアを閉めていました。
このあたりは、日本の流儀なのでしょうか。
溪湖まで員林客運のバスに乗り、歩いて15分。溪湖糖敞に着きました。
まずは、トロッコに乗ることにします。
おとな150元、こども75元ですが、娘は身長が低いので無料でした。
トロッコに乗りました。
機関車の直後のいすに座れました。機関車の汽笛やドラフト音も間近に聞こえるので、娘は大喜びです。
走り出すと…。自転車と「競走」です。10km/h~20km/hでゆるーく走ります。
終点の濁水站です。ここで折り返しますが、わたあめ、ジュース、お菓子、野菜…とにぎやかな露店が並んでいます。
娘はわたあめをつられ買いしました。地元の小学生がわたあめを食べているのを見るとほしくなってしまいました…。
折り返し待ちで1枚。とにかく列車が長いこと…。とはいえ、現役当時よりも荷は軽いかもしれません。
おひるごはんです。
溪湖の街の中で適当に入ったラーメンのお店。いわゆる台湾のラーメンですが、スープは薄味。挽肉を炒めたものとニラが入って1杯40元。
日本で食べる「台湾ラーメン」は辛いですが、ここは、やさしい薄味。
実は、ラーメンは「溪州名産」とのこと。思わず、お土産としてラーメンを1袋買いました。20玉入りでなんと130元。
また我が家で食べることにしましょう。
さて…。員林に戻ることにしますが…。あまりにも暑く、コンビニでアイスクリームを食べていると…。
バスに乗り遅れてしまいました。どうしようかと…。
(続く)
こぱんだの保護者様
娘さんは鉄道がお好きなようですね。海外旅行は何度目ですか。私の娘は始めての海外旅行は中国でした。道路にはスイカの食べ残しの皮、自転車の洪水、使えない洗手間等々カルチャーショックを受けて次は「アルプス少女ハイジ」の所に行きたいと言い出し、翌年スイスへ連れて行きました。ところで私の初めての海外旅行は大学ゼミ旅行で台湾でした。台湾は皆さんご存知のとおり親日的な国で高雄駅の駅員さんは終日付き合ってくれました。C55、C57、D51、ハチロク、キューロクなどを撮りましたが、その時の様子をデジ青にものっけました。EMU1200は音の静かな吊り掛け車といった印象でしたがその後は訪台しておりません。当会に台湾派は沢山おられるようですよ。
準特急様
コメントありがとうございます。
娘は2回目です。前回も台湾でして、この時は日台縦断スタンプラリーをするため、台湾を反時計回りに回りました。
その時に、高雄でトロッコのポスターがあり、乗りたかったのですが、時間がなく断念しました。調べているうちに、溪湖糖廠でSLトロッコがあるとわかりましたので、訪れました。
写真でおわかりの通り、鉄道が大好きで、梅小路の博物館はよく行っています。
溪湖で食べたラーメンが気に入ったのか、来年も台湾に行きたいと騒いでおります。ゆるい雰囲気と人懐っこいところが気に入ったようです。
先日も世界ふしぎ発見というクイズ番組で台湾が取り上げられており、今度は長年日本に放置されていて最近復活した650号機(蒸気機関車)も見てみたいと言っております。
実現すればよいのですが…。