中国新聞の記事を引き続きご紹介します。
朝ドラで鉄道 御免与駅の巻
ドラマを見ていると鉄道が絡んだ場面がよく見る。最近は昔のことでもVFXで映像化できるのが面白い。
「御免与駅」あれ!高知にこんな駅、あったっけ!鉄道地図で調べてみると「後免駅」はあるが「御免与駅」はない。どうもドラマのためにつくられた架空の駅であるようだ。しかし、こんな声が聞こえてきそうな。「ごめんよ。このドラマのために駅を創ったんよ」「悪かったやちゃ。」「ところで、この駅のベンチはあまり見かけん形やね。普通は長椅子のような形やけど、このベンチは花を飾る花瓶を置く台をぐるりと囲むようになっているね。」「九州の折尾駅が丸い柱をぐるりと囲むように円形のベンチだったが駅が改築された時に復元して新しい駅にも設置されているようだよ。」「ところで近鉄の宇治山田駅のベンチは四角い柱を囲むようになっているよ。」

「御免与」じっさいに駅がなくて...
広電 駅前大橋線開業まであと2日
8月6日の原爆の日に間に合わせるべく工事が進められてきましたが、開業まであと2日となりました。地元テレビ報道では、廃止される猿猴橋電停近辺の店舗の声などを取材し、明暗両面の報道が目立ちます。引き続き、中国新聞記事他をご紹介します。
広電駅前大橋線開業まであと3日
夏休み 日本縦断の旅 (0日目① 稚内より近ければ近場)
今期の青春18きっぷが利用開始してから10日が過ぎました。ということで今回から、私が昨年夏に青春18きっぷを使って出かけた旅について書かせていただこうと思います。しばらくこの連載が続くと思います(連載が終わる頃には次の18きっぷのシーズンに入っている気がします)。
昨年から授業形態の見直しによって、夏休みが2ヶ月近く及んだこともあり、タイトル通り、我ながらとんでもない旅行をしました。青春18きっぷを使い、できる限り普通列車だけを乗り継いで、稚内から枕崎まで移動するという旅行です。今回は、旅のスタート地点である稚内までの移動についてです。以下の行程で移動しました (ダイヤは2024年8月現在のもので、遅延等は反映しておりません)。
駅名喫茶店(第144回:東海道本線の駅名)
日本の大動脈である東海道本線。今回は過去の諸先輩方のデジ青投稿に片乗り入れして(リンク貼り付け)、東海道本線の駅名をご覧いただきたいと思います。皆様の東海道本線への思い出をご披露くださいませ。
鉄道趣味の一つの楽しみ方(YouTube鑑賞その2)
先日の投稿 鉄道趣味の一つの楽しみ方(YouTube鑑賞)
で紹介したかったもうお一方が、まぼの鉄道ビデオチャンネルさん。前面展望の動画をアップされています。
乗務員室の中から撮影した市販の展望動画もよいのですが、客室から映した動画の方が我々一般客にはなじみ深いと思います。関西を中心に、長距離特急から通勤列車まで幅広く撮影されておられ、旅気分が味わえる鉄道動画です。
今回、ご本人様の許可を頂戴しましたので、以下に動画のリンクをいくつか貼らせていただきます。皆様、ぜひご覧ください。
【万博期間限定 4K 前面展望 速度計・駅名標・時計付】京阪電車 臨時特急 京都出町柳行 中之島 → 出町柳
かぼちゃ電車の思い出 (京都編⑤) 大切なもの 遠ざかっても、、、
後祭の宵山の日とは、季節感が異なるサブタイトルですが、この連載も本日が最終回ということで、乃木坂46『サヨナラの意味』の歌詞を使わせていただきました。
2023年3月、ダイヤ改正から数日後のこと。京都の113系と117系が3月31日を以て引退するとJR西日本から発表がありました。普段、京都駅でよく見かけていたので、後悔は無いと思っていましたが、やはり私が一番好きな電車なので、最後にもう一度乗ろうと思いました。

草津駅で折り返し待ちをする113系。
ダイヤ改正から引退までの間、113系と117系の代走運用が組まれ、湖西線や草津線のほとんどの列車が両系列で運用された。
7/23~8/1 高島市で 「江若鉄道展」ふたたび
昨年は「湖西線開業50年、江若鉄道廃止55年」として、琵琶湖西岸の各地のさまざまな行事に呼んでいただいて、私にとっても大切な思い出となりました。それから一年後の今月、滋賀県高島市に拠点を置く「江若鉄道を語り継ぐ会」が設立一周年を迎え、また行事に呼んでいただくことになりました。クローバー会のグループLINEでは思わ
せぶりな予告はしていましたが、実を言いますと明後23日(水)からの開催です。いつも通り準備に忙殺されていて、十分な予告ができていませんでしたが、ネットにはなんとか告示してもらいました。 近江今津で「江若鉄道展」 今年も7月23日より開催 | 鉄道ホビダス ▲会場は昨年同時期に「江若展」を開いた今津東コミセン。
「江若鉄道展」 ~ジオラマと写真で振り返る昭和~
会期 7月23日(水)~8月1日(金) 9:00~22:00
会場 今津東コミュニティセンター1階展示ホール
(JR湖西線 近江今津駅下車、東へ徒歩3分)
駅名喫茶店(第143回:明知鉄道の駅名)
関西万博もよいですが、こういうときこそ、静かな場所に行きたいものです。
今回は明知鉄道の駅名です。今年は、明知鉄道として開業40周年のメモリアルな日です。関西からも十分日帰り圏内ですので、皆様もぜひ訪ねてみてください。
昭和100年から 二分の一の時代に還ってみる 〈8〉
新潟駅前の北村製作所バス
昭和の時代、バスはシャーシ(車台)とボデー(車体)は、別々のメーカーで製造し上下を接合して、シャーシメーカーの製品として販売されるのが通例でした。ボデーメーカーには、シャーシメーカーと資本関係を持つ大手もありましたが、戦後、軍需産業から転進して、車体製造を始めた地方のメーカーも数社ありました。その代表が、北九州市にあった西日本車体工業で、「NSKボデー」のプレートは、西日本各地で広く見られたものでした。新潟市にも、昭和23年からバス車体の製造を始めた北村製作所があり、新潟県下にネットワークを広げる新潟交通のバスには、ほぼ独占して北村製作所の車体が供給されていました。
▲新潟駅前に立つと、つぎつぎ銀色に青帯の新潟交通がやって来る。ボデーは、一見すると、大手ボデーメーカーと同じように見えるが、側面の窓や雨樋に北村製作所の特徴が見られる。方向幕が前後扉の中間に付いていて、その部分のみ前後の引き違い窓になっているのが新潟交通の特徴だ。「新22か・267」、いすゞBA30、(以下、昭和50年6月、新潟駅前)
駅名喫茶店(第142回:滋賀県の駅名)
鉄道路線図を見て、駅数が少なそうな都道府県はまとめてみようという気になります。
今回は滋賀県です。比叡山坂本ケーブル線、八幡山ロープウェー、近江鉄道本線(米原~八日市間)・多賀線に乗れば滋賀県内路線全線の完乗達成です。
ところで駅名喫茶店は今回で第142回。2022年9月に開店し、まもなく3年が経とうかとしています。実は、なるべく同一日の投稿を控えており、年を跨いでの365日投稿を目指しております。7月18日の投稿は開店以来初めてということです。

鉄道趣味の一つの楽しみ方(YouTube鑑賞)
いつもは喫茶店のマスターですが、たまには店外に出て、少しだけお話をさせてください。
鉄道趣味の楽しみ方の一つにYouTube鑑賞があります。コロナ禍で外出が億劫になった時期に私がはまったのがYouTubeです。動画の中には鉄道に関するものも数多くアップロードなされており、最近では鉄道系YouTuberも増えてきました。
かぼちゃ電車の思い出 (京都編④) 高校、大学時代
いつか湘南色に乗りたい。そう思い続けていたのですが、別れは突然やって来ました。私が高校に進学してすぐのこと。最後の湘南色であったC10編成が緑色になって吹田を出場したという情報を友人から得ました。帰宅後(当時、まだスマホは不所持)、調べてみるとそれは本当のことでした。その時に感じたショックは何とも言い表しようのないものでした。しかし、それからすぐのこと、岡山電車区(当時)に所属する115系のうち2本(D26編成とD27編成)が湘南色を維持することが発表され、それから岡山に魅了されるようになり、現在に至ります。岡山の115系については、また別の機会に書かせていただこうと思います。

C10編成はあっさり緑色に塗装変更された (2015.8.9 京都にて、再掲)
昭和100年から 二分の一の時代に還ってみる 〈7〉
広島のバス
約1ヵ月ぶりに投稿に復帰します。この空白期間でも、鉄道界では話題が続いていますが、いま最も熱いのが広島電鉄市内線の駅前大橋線の開業でしょう。本欄でも西村さんから最新のレポートが届き、クローバー会でもビッグなイベントの企画が進行中です。呉線のC59・C62が昭和45年に終わってから以降も、何度か広島へ行く機会がありました。当時も、広島は路面電車が元気に走る街として知られていましたが、一方では広島は全国有数の“バスの街”でもありました。市内には、広島電鉄バス、系列の備北交通、芸陽バスのほか、広島バス、広島交通、中国JRバスなどが、市内の道路を埋め尽くしていました。
▲なかでも車両数、路線数で圧倒していたのが、中国地方最大手の広島電鉄バス(広電バス)。昭和29年に制定された白にオリーブ色のストライクのデザインは、現在もほとんど変わっていない。いまは先端のバスが走っているが、昭和50年前後、もう京都ではすっかり姿を消した、古いバスがゴロゴロ走っていて、路面電車以上に興味をそそられた。2台とも日野BR系(昭和50年2月、横川駅前)。
登場して間もない頃の近鉄「あをによし」乗車レポート
2022年7月、デビュー間もなかった近鉄特急「あをによし」に乗車しました。
所用で関西を訪れており、ほぼ一日予定が空いていたため、試しにDRFCの同期と後輩に声をかけてみたところちょうどよい人数が集まったので、あをによしの往復乗車をすることになりました。
だいぶ時間の経ってしまったレポートのため、現在では異なる点もあることをご承知おきください。

前面に負けず、側面も高級感を醸し出している。塗装と帯の色がよく似合うと思い撮影した
広電 新線開通まで1ケ月を切りました
かぼちゃ電車の思い出 (京都編③) 中学時代 (3)

貴生川駅にて並ぶ、113系と信楽高原鐵道の列車 (2015.12.20)
前回と同じく中学2年の時のことです。12月中旬に、友人何人かと後輩と一緒に草津線に乗りに行きました。もちろんお目当ては113系です。ただ往復するだけでは面白くないということで、目的地を貴生川にし、往路は京都から奈良線、関西線で柘植まで行き、そこから草津線で貴生川まで乗車、帰りは草津経由にしました。貴生川では、駅から徒歩10分ほどの所にある撮影ポイントに行きました。草津線はもちろんのこと、関西線や奈良線の黄檗以南に乗車するのはこの時が初めてで、結構充実した旅行だったと思います。

この日は117系の団体列車も運行されていた (京都にて)
草津線は草津~貴生川間が毎時2本、貴生川以南が毎時1本の運行で、この日は草津~柘植間の列車に113系が、草津~貴生川間は221系が充当されていました。やって来た113系は全て緑色でしたが、築堤上を行く113系は迫力があり、とても格好良かった印象です。この場所で湘南色やカフェオレ色を記録できなかったことに悔いは残りますが、113系の晴れ姿を見ることができたのは、良い思い出です。(続く)

三雲~貴生川間の築堤上を行く柘植行きの113系

草津~貴生川間の列車に充当された221系 (三雲~貴生川間にて)

草津行きの列車
どうする木次線第二部
先月に続いて松江在住の友人から地元紙「山陰中央新報」掲載の『どうする木次線』の第二部が送られてきました。
今回は木次線と接続する芸備線、同じく切り捨てられようとしているローカル線です。
読むと、JR西日本は早く廃線へ持って行こうとしている様子が見て取れます。
でも、地元はなんとしても阻止したい、と頑張っているようですが旗色悪し、と言うところでしょうか。
いつも言うことですが、乗って残そうではダメでしょう。無くてはならない芸備線(木次線)にしなくては。
皆さんのアイデアも聞かせて欲しいものですね。
駅名喫茶店(第141回:77の駅はどこだ?)
明日は令和7年7月7日ということで、七並びの記念グッズを販売する鉄道会社もあるようです。ということで、私は寝床で思いついたネタである「駅ナンバリングで77の駅名」を調べてみました。関西私鉄が4社も登場したのは関西人の一人として誇りに思います。【2025/7/7加筆修正済】

橋本駅にて



