秋の中国一人旅2010年 Part9 調兵山 その2

第9日目 10月29日
① 調兵山バスターミナル17:20(バス)→19:10沈阳站
② 沈阳22:21(K28)→天津6:48

今日も昨日同様に夜明けと共に目覚めました。王千・大明・大青行きと3列車の牽引機を確認に行きますが、昨日同様DLでがっかりです。


東風4-7720牽引の大明行きの101次。YZ92-4522は最近更新されたのか、車体も綺麗に塗装されていました。殆どの客車は中国鉄路からの中古車で、色落ちと煤けた車両が多かったので、綺麗な車両を見るのは驚きでした。

朝の旅客列車発車後に入線してきた業務用のYS22-9248を挟んでDCのプッシュプル編成と保線用単行DC、保線区員で満員でした。地方鉄道とはいえ、長編製の石炭列車やセメント列車が走行しますので、毎日頻繁に路盤検査補修が行われています。

ホテルで朝食後、旅行社に行き昨日蒸気機関車は走ったと伝えると、走らないと言った担当者はびっくりした様子で、機関区に激調で抗議しています。結果、今日の
SY1771号機SY1770号機の運用は、昨日同様運用と分りました。そして、きっちりと撮影許可証を発行します。昨日無駄足をしたので、割引が必要と言いますと、「自分の責任ではない。本当は2日分をいただきたいが1日分で良い。」との返答です。以前は、ほぼ全列車がSL牽引でしたので、100元(約1,250円)は大いに価値がありました。現在は4分の1の運用本数になっていますので割高感がありますが、年数が経てば経つほど蒸気機関車維持は手間も多く費用も高額となってきていますので、協力しなければと納得しました。

Taxiは前回の調兵山掲載では土地勘に慣れた運転手をご紹介しましたが、今回電話をしても「この番号は、使われておりません。」と、連絡がつきませんでしたので、流しのTaxiに乗車しました。しかし、どこそこの鉄路駅に行って欲しいと運転手に言っても知りません。そんな客はここでは殆ど皆無ですから仕方がありません。でも大丈夫です。4回目の調兵山参りで道は頭の中に入っています。私の方で次の交差点を左に曲がれ、右へ曲がれ、真っすぐ行くように指示が出来るようになっていました。運転が上手いか、待たせても文句を言わないか、愛想は良いかを見ていましたら、優秀でしたので今日も電話するので来てくれるかを聞いてみましたら「いいとも」と、返事が返ってきましたので、12:30にホテル前に来てくれるように朝に電話をしておきました。それまでは、昨日同様に朝寝で体調維持に努めました。

調兵山站から樺南站へと向かう農道。大明行きと同様に鉄路とは平行しません。舗装道路ですが、途中に凸凹くぼみが多く運転には慎重さが必要です。

チェックアウトをする際に沈阳站に向かう最終バスの時刻を聞くと、18:00と教えてくれました。今晩は沈阳から天津まで待望の22:21発のK28国際列車乗車です。最終バスでも充分な乗継時間がありますので大青発まで撮影できます。

タクシーに荷物を積み込んで、列車なら26分かかるところを16分で暁南站に到着、DL牽引からSY1770号機にダトンタッチした206次を確認しましたので、逆送して撮影予定地に向かいました。


樺南から橋南に向かう206次

三家子~調兵山間の無名站から調兵山站へと向かう206次。

昨日撮りそこねた三井から大明への登り勾配がある築堤での激闘を撮ろうと待ちましたが、三井発車時は煙は出ましたが、直ぐに消えました。この日は暖かく白煙さえありません。

この後、SY1771号機が牽引する大青16:53発の306次を撮りに向かいました。約30分後の15:50に到着。ホームに通じる跨線橋を上がると、近くに煙が見えました。行ってみますとお目当てのSY1771号機が車庫から頭を出して、出発前の準備でしょうか盛んにドレインを切っています。その内、車庫から出て、走行中は出さない黒煙をはいて今度はものすごい勢いでドレインを吹き上げます。そしてスイッチバックで構内に向かって行きました。


力強い上遊形です、一旦走り出すと殆ど煙が出ませんので出発時に期待して、調兵山今回最後の撮影は夕陽を受けての大青発車です。しかし、そろそろ発車真近いと前方に行って見ると、SY1771号機ではなく金鷹GCY-450号機が牽引機として連結されています。運転手にSY1771号機が牽引すると聞いて来たけれど、これが牽引するのかと聞くと「そうだ」との返答です。また騙されたのか、それとも急な変更だったのか聞きましたが、私の中国語では意味が通じず、分らずじまいでした。

GCY-450+YZ22-7911+7002+8930+8828+21716(客車は全てYZ22形)の5両編成

そんな事で失意を胸に発車前に調兵山バスターミナルへと向かい、最終1便前の17:20発に乗車しました。
昨日、今日乗車しましたタクシーを紹介しておきます。名前は劉さんで携帯15898030180です。料金ですが、今回は1日貸切にせずにメーターを倒してもらいましたが、昨日14:40~17:30、走行距離62キロの乗車で94元(約1,200円)、今日は12:30~17:15、走行距離80キロの乗車で149元(約1,900円)でした。初めてきた時は、何も分らないので終日、沈阳から旅行社のワンボックス(通訳なし)を1日貸切で約25,000円強を支払ったのと比べると、天と地の差もあります。旅なれた方ならお得なTaxi利用をお薦めします。バスも頻繁に出ていますが、こちらは中国語が堪能でないと途中下車は難しいと思います。

19:10沈阳站到着後に地铁站を見に行きましたが最終近く、地上入口では警備員が乗車しようとしている客をせかしています。沈阳站の地上出入口はたくさんあるのですが、まだ工事中もあって全部が完成するのは、来年になると思います。

乗車時間には時間がたっぷりとありましたので、ビールを飲んでから駅裏のB級グルメを楽しみました。これは、いつもの小麦粉を溶いた生地を丸い鉄板上にクレープにしたものでなく、既に四角に切られた湯葉に卵→ソース→香菜を入れて巻いたものです。初めて食べましたが、中々美味しく気に入りました。

新疆ウィグル自治区の名物烤羊肉串ですが、最近はどこでも食べられます。ビールのつまみには最高で大好きです。食べる前に後方に羊肉が2体ぶら下がっていたのですが、一瞬に1体を誰かが持って行きました。1体なくなっていると言うと焼いていたウィグル人さん慌てて電話していました。油断も隙もありません。

沈阳站には広い軟座専用待合室がありましたので、ここで乗車待ちをしました。

心配していた軟臥下鋪ですが、他人には売られていなく安心しました。同室客はもう室内灯を消して睡眠中でした。乗車後直ぐに乗務員が寝台券を交換にやってきました。

隣の食堂車に行ってみましたらまだ営業中でメニューを見せてくれました。さすが国際列車です。往路の列車とは格段にメニュー内容、種類の多さと違います。これからは、国際列車に乗るべきと思いました。沈阳站裏で食べまくったので次回乗車時の楽しみにしてビールだけを注文しました。

ビールも駅前食堂では哈尔滨ビールが出ましたが、国際列車ではハイネケンです。

天津までは、約8時間半の乗車でした。大地で乗車するには、短すぎる時間です。次回は北京~丹东間、約14時間を乗ろうと思いました。 Part10へ続く

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