2022年春 桜前線追っかけ旅 Part1 長良川鉄道Ⅰ

今年も桜の咲く季節がやってきました。当初は会津あたりへ行きたいと思っていましたが地震被害でスムーズな行程が組めなくなりました。常磐線や羽越本線に臨時快速列車が運行されて魅力的なのですが、土地勘が乏しくて自在に行動することが困難なので今回は諦めました。また昨年撮影に失敗した長良川鉄道の大矢駅のしだれ桜のリベンジが気になっていました。
昨年は3月30日に訪問しました。大矢駅ホームのソメイヨシノは満開を迎えていましたが肝心のしだれ桜は樹勢がなく地元の鉄ちゃんからは1週間前に来た時は満開だったとの情報をいただき、次回は少し早めに来なければならないとリベンジを誓いました。
▲ 昨年3月30日に撮影した大矢駅のしだれ桜です。後方のソメイヨシノも満開でしたがこれ以上になるとのことです。

 

【 大矢駅の桜満開状況 】
3月24日、ボチボチ開花なっただろうかなと今年の桜の満開状況を知りたいと長良川鉄道に電話を入れますと女性職員から「昨日大矢駅に行ってきましたがまだつぼみ状態です。開花するにはまだ一週間はかかると思いますよ。」との返答です。
念押しにと、GoogleMapから大矢駅前の店舗・会社を探して「突然にぶしつけなお願いですがお近くにある大矢駅のホームにあるしだれ桜が咲いているかどうか教えてもらえませんか?」と電話を入れてみました。見も知らない他人からの電話です。不審がられると思いましたが「ああ、良いですよ。事務所から見える桜はピンク色をしています。咲きかけているように見えます。」との返答をいただきました。

 

どうやら30日あたりに満開を迎えそうですが桜は快晴・高温が続くと一気に満開になるのは今までの撮影経験でよく分かっています。週明けに再度電話を入れてみることにしました。
週明けの28日、再度長良川鉄道に電話を入れますと、「ソメイヨシノは結構咲いてきましたが満開には至っていません。もう少しですね。」との返答です。
もう一方の大矢駅前の事務所からも「もう一歩ですね。」と返答があった後、「今、見てきますので電話を置いて待っていてください。」とわざわざ駅へ行っていただきました。そして数分後に「しだれ桜はかなり咲いてきていますね。」と向こうから連絡が来ました。

これ以上の情報は現地に行ってみないと分かりません。
行ってみたいと言っておられました総本家さんに連絡を取り明日29日にでも出る予定です。満開を迎えているようだったら 2,3日は滞在して撮影する予定です。ダメでしたら日帰り予定です。ご一緒しませんかと連絡を入れますと「日帰り予定で行きます。」との返答をいただきました。

 

3月29日

① 阪急長岡天神駅 8:00⇒8:10 長岡京IC ⇒(京滋・名神・東海北陸自動車道路) ⇒ 11:20  三並IC⇒長良川鉄道 大矢駅

 

総本家さんを長岡天神駅で待ち受けて長岡京ICから高速道路に入って東へと向かいます。通常なら所要時間は約2時間半~3時間ですが今日は京滋バイパス、名神高速に渋滞があって3時間20分を要して大矢駅に到着しました。
▲ 11:40 美濃白鳥始発美濃太田行きの上り10次が発車していきます。ホームのしだれ桜は咲いてはいますが残念ながら3分咲き程度です。

ホームの待合室に飾ってあった満開時の桜です。こんな感じになるのを期待してきましたががっかりです。

満開を迎えているのはスイセンです。沿線のいたる所で咲き誇っていました。
我が家にもスイセンが咲きましたが比べるとことらのほうが花が大きく立派です。

 

▲ 13:34 次にご案内したのは長良川鉄道でも随一の桜の撮影地と思っております湯の洞温泉口ですがここも3分咲きです。

▲13:53 南下して旧名鉄美濃駅と参りましたが、あいにくと火曜日は定休日で入場できません。そういえば前回来た時も定休日でした。
▲ 14:30 おなかが減ってきましたので食堂を探しますがこの時間となるとランチタイムが終わりどこも開いていません。唯一見つけたのは、おばあちゃんが一人でやっておられますす地元の食堂です。注文したのは愛知名物の味噌煮込みうどん(700円)です。美味しくいただきました。

▲15:25 次に向かったのは関下有知です。この駅もさくら満開なら最高なのですが今日はこれが精一杯のカットでした。

▲ 16:15 富加駅は前回も訪問していますが桜満開時でもアングルが撮りにくい駅です。今日は総本家さんのお勧めもあって菜の花を前景に置きましたが私にはちょっと無理でしたね。
▲ 16:50 今日最後に訪問したのはライトアップができる加茂野駅ですがこの時間ではまだライトアップ前で桜も咲いていません。

以上で桜満開前の長良川鉄道の撮影は終了です。残念ながら撮影ロケハンになってしまいましたが桜満開時期は読めました。6日後、もう大丈夫だと再度向かうことにしました。 Part2へ続く

2022年春 桜前線追っかけ旅 Part1 長良川鉄道Ⅰ」への4件のフィードバック

  1. ぶんしゅう旅日記様
    凄い執念ですね。桜は現地の情報が一番確かですが、よく見も知らずのお店にきかれましたね。ぶんしゅうさんの三江線、福井等の見事な写真をいつの日か真似できないかと思っております。私は近場ばかりで行ってみて駄目だったらまた来ればいいかという近場ばかりです。それも10両編成が多い都心の電車ですからローカル色は出ません。妥協の産物ですから写真展に出せれるようなものは今年もダメでした。

    • 準特急様、コメントをいただきまして、ありがとうございます。仕事現役時代はアドマンで飛び込み営業をしていましたので初めての方とお話しするのは抵抗がなくなっていました。桜の開花情報を聞かないと動けませんのでまずは現地の方にアタックと電話をしました。
      しかし直ぐに現場を見に行っていただけるとは思ってもいませんでしたので感激です。当日はお礼を持って挨拶に行ってきました。優しい人は世の中多いですね。来年は是非にご一緒しましょう。よろしくお願いします。

  2. 旧名鉄美濃駅の現役時代です。楕円窓の電車も若かりし頃は美濃町線が働き場所でした。グリーンとクリームの配色は田舎電車の良き衣装でした。ぶんしゅうさん、三度目の正直で懲りずに訪ねてみてください。関のうなぎ屋は、しげ吉がいいですよ。

  3. 大阪通信員様、コメントをいただきまして、ありがとうございます。また、見過ごしていまして申し訳ありません。
    三度目の正直は後日達成できました。大好きだった札幌市電が前頭部だけですが保存されていて感激しました。
    ご紹介いただいた『しげ吉』は辻屋と並ぶ関市のウナギ屋の名店ですね。次回参ります時には必ずに両店の違いを味あいたいと思っております。

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