鬼無駅で駅撮り一時間半
JR四国6000系2編成を撮影した予讃線鬼無駅で、その前後、停車・通過する列車を撮影しました。その一時間半の成果を見ていただきます。時刻は８時から9時30分まで、朝の時間帯とあって、高松へ向かうJR四国の代表的な列車が通って行きます。
▲予讃線で高松から二つ駅の鬼無駅、つぎつぎに列車がやって来る。最もポピュラーなのが普通列車、7200系の2連。6000系も含めて約10分ヘッドでやって来る。国鉄時代の四国初の電車121系を完全リニューアルした。鬼無駅は、複線の対向式ホームで、何の変哲もない構造だが、この時間なら珍しく順光で撮れる。背後にある讃岐地方独特の円錐形の山もアクセント、手前の家や広告さえなければ、言うことなし。
▲終日30分ヘッドの快速「マンライナー」が高速で通過して行く。JＲ四国では唯一黒字路線だった瀬戸大橋線だが、コロナ禍、乗客減で赤字転落と聞く。先頭パノラマの5000形には、側面の色帯がそれぞれ異なっていること、初めて分かった。
▲特急「モーニングEXP高松」、伊予西条発高松行き、8000系の貫通型、8405が先頭に。所定は8000系5連のはずだが、どう見ても4連、乗客減で減車しているのか。
▲所定7:22通過の「サンライズ瀬戸」、58分遅れで通過、本来なら写せない同列車が、遅延のお蔭で、久しぶりに白日のもとで寝台電車が撮れた。背の高い車体は、さすがに存在感がある。本日は、折り返し琴平行きとなる日だが、遅れのため取りやめ、高松終着に。
▲続いてコンテナ満載の高松貨物ターミナル行き貨物が通過、四国の貨物電機はEF210に統一されたが、四国で見る“桃”はなぜか新鮮に映る。
▲松山発高松行き「しおかぜ6号」8000系、宇多津で岡山行きを分割し、3両の身軽な編成、8000系と言えば、前回のクローバー会写真展で8000系の特徴を余すところなく表現された、雑誌でもお馴染み、子パンダの保護者さんの娘さんの作品を思い出す。
▲本日は「四国まんなか千年ものがたり」（多度津～大歩危）として運転される、キロ185-1001先頭の回送が通過。
▲四国といえばアンパンマン、高齢者にとっては醜悪以外の何物でもないイラスト編成も、やはり子どもには人気、「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」の通過の時は、お手振りの見送りが。
▲鬼無駅、「桃太郎と盆栽の駅」がキャッチ、付近に桃太郎伝説があり、盆栽の栽培が盛んな地とか。このあと、9:05の列車で集合地まで行こうとしたところ、時刻表に列車が無い! 土休日、区間運休していることを完全に見落としていた。後続の列車で駆け付けたものの、撮影隊は出発のあとだった。
小生もこの日早起きして金蔵寺付近でサンライズを撮ろうと出かけたところ、待てど暮らせど来ない・・・
集合時間に間に合わなくなるのであきらめて多度津へ戻りましたが、列車の遅れがたまたまこの日だけ酷くて残念でした・・・
キレイに撮れてよかったですね。
機会があれば、再度チャレンジしてみます。
山下さま
コメントをいただき、ありがとうございます。そうでしたか、折り返しの琴平行きを待っておられたわけですね。私も時刻表どおりなら、高松駅で到着が撮れるはずでした。ところが姿を見せず、そのまま鬼無へ向かいました。アプリを見ると、約一時間遅れでまもなく通過と分かり、何とか写すことができました。
現地集合・解散のツアーでしたが、これなら、その前後に自分だけの行動時間も確保できますから、最初から団体行動よりも、メリットは大きいと判断しました。ただ、私は時刻表の運休に気づかず、集合時刻に遅れて、皆さんにご心配おかけしました。
お客様もかなり戻ってきたのか、「しおかぜ」は5両編成に復帰、先日の3連休には、繁忙期のように一部ですが8000系はフル編成8両で岡山へ向かう列車もあり、単独の高松行き「いしづち」は代走2600系もあり、なんと土讃線の「しまんと」単独運転の1往復に2000系が復活登場しました。また、お盆輸送が楽しみです。
と言っていたら、この週末は一気にお客様が減ってきているようです。
7/17 多度津〜金蔵寺 「しまんと5号」
写真左手の人が集まっているあたりは、先日の四国ツアーの際に立ち寄った、お手軽撮影地です。
返信が遅れましたが、四国の近況、ありがとうございます。やはり8000系は、4両に減車されていたのですね。乗客も元に戻ったようだとのことですが、この感染拡大、お盆はどうなるのでしょうね。2000系の復活は嬉しいニュースですが、四国はパイが少ないだけに、今後が心配です。