癒しの島 台湾鉄道2023年初冬の旅 Part11 新竹からの帰国

第10日目 12月7日

今日は帰宅するだけの行程です。いつもは高雄から直接関空経由、または北海道や九州に東京経由で向かっていましたが今回は久しぶりに台北の桃園空港から関空経由です。
宿泊しています新竹から桃園空港へは、鉄路で行くなら下記等々のルートがあります。

① 新竹(在来線)⇒高鐵新竹(新幹線)⇒桃園(空港MRT)⇒桃園空港
② 新竹(在来線)⇒台北(空港MRT)⇒桃園空港
③ 新竹(在来線)⇒中壢(徒歩)⇒老街渓(空港MRT)⇒桃園空港

▲ ちょっと悩みましたが①と②は既に乗車していますルートです。③は多分、一番時間がかかるルートですが、今回は時間に余裕がありますので桃園MRTの未乗車区間も残る③を選ぶことにしました。
▲ 8:18 南下してきた基隆発の区間車1121次です。安全保障上の観点から中国企業が排除されているにもかかわらずドア部品や空調などが中国製だったことも判明、計684件もの故障が発生し、安全運行に影響する可能性があった故障もあり問題性多発の韓国製EMU900型が
入線してきました。日本製が熱望されていただけにどうする事も出来なかったのかと残念です。
▲ 8:23 逆に好評の日本車両製のEMU800型が入線してきました。これに乗車して北上します。

① 新竹 8:24(区間車2124次)⇒9:20 中壢
② 中壢站(徒歩・バス)⇒老街渓站
③ 老街渓(桃園MRT)⇒ 桃園第2空港ターミナル

新竹からは30分弱で中壢に到着できる自強号もありましたが時間は十二分にありましたので区間車に乗車しました。

9:20 途中で 普悠瑪・自強号に追い抜かれましたが中壢に定刻着。
中壢から桃園空港まではまだMRTが2028年開通予定で工事中、全通していませんが途中の老街渓站まではGoogle地図では約1.1キロとさほど遠くはありません。バスも走っていますので問題ないと思いました。
9:20 乗降客数は台北、桃園、台南に次いで台鉄第4位を誇る中壢は地下駅化の工事中、これに合わせて桃園MRTが地下3階に入る計画です。
駅舎を撮りたかったのですがご覧の通り養生テントに囲まれて撮るのは不可能でした。

バスに乗って老街渓站へ向かいたかったのですがGoogle地図に表示されたバス停が見つけられません。ようやく見つけたバス停にも老街渓站行きの表示はなく待っている方々に聞きまくりますが上手く通じず失敗です。困っていますと怪しげなおじさんが近付いてきて付いてくるように指示されます。徒歩で行ける距離ですので歩いても良いかと思いましたが途中で100元(460日本円)くれとせがまれました。多額ではありませんが道案内にお金を要求すること自体、軽蔑です。聞こえない振りをして別れましたが、恥ずかしいと思わないのでしょうか。

9:35 こうなればタブレットを見ながら自力で、1.1㌔先の老街渓站を目指します。

▲ 9:46 歩いてみれば以外に近かった。高架站だと思い込んでいましたがこれも違って地下駅でした。最初から歩いて向かうことにしておれば、20分以内で着けましたね。

② 中壢站 9:21(徒歩)⇒9:46 老街渓站
③ 老街渓 10:03
(桃園MRT)⇒ 10:33 桃園第2空港ターミナル

;▲ 10:33 始発時はガラガラでしたが高鐵桃園站では多数の乗客がおられて満員で桃園空港第2ターミナルに到着です。

▲ 10:45 第2ターミJALのカウンターへ参りましたが手続き開始は、10:55でした。チェックインの際にはいつものように隣の席のロックをお願いしましたら今日は空いていますので大丈夫ですと快諾です。

④ 桃園空港 13:25(JL8668)⇒16:55 関西空港

▲ かつては小籠包もありましたが、いつの間にか消えました。その代わり提供される品数は増えてきていました。

▲ もう一つ桃園空港ラウンジの良い所は麺料理があることです。注文すると厨房のおばさんが作ってくれます。美味しくいただきビールも生ジョッキではありませんが3本いただきました。お土産物にしたのは、台湾名産 黒松沙士 【台湾コーラ】です。サルサパリラ というサルトリイバラ科 の植物の根から抽出されたエキスをベースにした炭酸飲料で日本人にはなじみが薄く好き嫌いが分かれる飲料です。

▲ 14:07 離陸27分後に楽しみにしていた機内食が提供されました。しかし、盛り付けは違ってはいますが、何と往路と同じくドリアです。今まで200回近くJAL国際線に搭乗して機内食をいただいてはおりますがこんなことは初めてです。完食とはなりませんでした。

⑤ 関西空港 17:35(ラピートβ64号)18:14 なんば
⑥ なんば 18:22(Osaka Metro)⇒ 18:30 梅田
⑥ 大阪 18:38(JR快速)⇒19:10 長岡京     

近い台湾と思っていましたが結局丸一日をかけての帰宅となりました。次回は1月末からの訪台で航空券を手配しました。高雄LRTが1月初めに全通しますのでこれの取材です。もう一つ、太平山に残っていますトロッコ鉄道を見に行っていきたいと思っております。今年も宜しくお願い致します。

癒しの島 台湾鉄道2023年初冬の旅 Part11 新竹からの帰国」への1件のフィードバック

  1. ぶんしゅう様

    遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

    台湾は以前から訪れてみたい国で、予習として、いつも旅日記を拝見しております。ですが、コメントは残せておらず申し訳ございません。

    ぶんしゅうさんの旅レポは豊富な写真と丁寧なご解説で飽きることがございません。今後とも現地レポートをよろしくお願いいたします。

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