癒しの島 台湾鉄道2023年初冬の旅 Part7 阿里山森林鉄道乗車で奮起湖へ

第6日目 12月3日

今日は私の75歳の誕生日です。昨夜は薬膳料理で前祝をしていただきましたので朝から元気よく目覚めました。6:20、嘉義駅へと徒歩でipadのGoogle地図を見ながら向かいますが予想通り客を乗せたtaxiすら通りません。

7:38 最短コースを歩き嘉義站に到着です。普段はスーパーへ買い出しに行く時ぐらいしか歩いていませんが旅に出てからは1日10,000歩以上は歩いてきましたので脚力が蘇ってきました。
嘉義站は1902年4月20日、- 台湾総督府鉄道の駅として開業、 阿里山森林鉄道阿里山線は、1910年10月1日 開業しています。現在の駅舎は日本統治時代の1933年(昭和8年)に建造された同時期に建てられた上野駅、台南駅に似た鉄筋コンクリート造りのクラッシックな駅舎ですが小樽駅によく似ていると言われています。ロータリー駅前広場の改修整備が終わったようです。

▲ 7:39 台鉄の窓口は列をなして並ぶ客はまだ皆無、開いてはいない阿里山森林鉄道の方は並ぶ客が出てきました。オンライン予約でないと買えないきっぷかと思いましたが当日買いの方もおられるようです。窓口が開く8時過ぎには20人近くの列になっていました。
▲ 私は台中のセブンイレブンでオンライン予約決裁したきっぷを受取持っていましたのでこれを見せて入場です。2009年5月以来14年半ぶりの乗車です。

▲ ホームから見る構内では高架化の工事が始まっていました。2026年には台中のような高架站になる予定のようですがこの駅舎だけは残して欲しいですね。

▲ 8:50 列車が入線してきました。ほぼ満席で定刻には発車しました。列車は十字賂まで行きますが今日は老街で有名な奮起湖を見学しておきたいので奮起湖に宿を取っています。

① 嘉義 9:00(1次)⇒11:30 奮起湖

▲ 10:12 発車から1時間12分後、名物のループが始まる標高543mの樟脳寮に到着です。満席なのにハイカーの方々が乗車してこられました。
10:49 標高997mの交力坪に到着、途中から乗って来られた皆さん、一斉に降りられました。阿里山ハイキングのツアー客だったようです。
▲ 11:25 時刻表よりちょっと早めの奮起湖に到着です。
海抜は1403m、嘉義からは45.8㎞です。
この列車は十字賂まで行きますが留置線に止まっていますのは土日運行されている中興号311次 嘉義~奮起湖(8:30~10:51)です。
▲ 2009年当時の投稿の奮起湖站の時刻表です。途中、台風被害で運休区間があり徒歩で不通区間を越えて乗り替えましたが列車ダイヤは前線運行で掲示されていました。
▲ 車庫にはシェイ18号基が置かれていました。

▲ 駅前からは最も有名な奮起湖弁当、そして夜市のような屋台や土産物屋が続きます。一回りしてからまずは弁当です。
▲ 12:04 3種類ある中選んだ弁当です。
前回来た時は駅で買って阿里山への車中で食べましたが今日は食堂でテーブルや椅子が用意されていました。
▲ 大好きな竹筒に入った米飯です。東南アジアのタイやミャンマーにもあって駅にいるとおばさんが売りに来ます。味が付いたおこわが入っていて私には絶品です。
日本では見かけたことはありません。お湯に浸して売っていました。

▲ ちょっと早かったですが今日の宿『雅琇山荘』(7,115日本円)にチェックインしました。この宿は訪台1日目で宿泊したホステルのスタッフが予約をやってくれました。本当は阿里山站周辺で探したかったのですが宿泊料は高く予算には合いませんでした。旧友にも聞きましたが桜の時期はまだ高くなるようで嘉義からのバス往復を勧められました。
今日も明日からの予定をフロントのお兄さんと相談です。

【 親切なフロントのお兄さん 】
明日出来るだけ早く阿里山站へ行きたいのでバス停と路線バスの時間を教えて欲しいと頼みますと、「セブンイレブンがあるT字路を左に曲がって踏切を渡り左へ行くとバス停はあります。ただ阿里山行きのバスは1日3便しかない。11:30が最も早い便です。」とのことでしたので確認のためバス停へ向かいました。
▲ 確かに奮起湖~阿里山のバス便は3便だけですが嘉義站~阿里山のバス便が10便あり2便が奮起湖を経由しています。ただ11:17と13:53発で遅すぎます。
出来れば嘉義からの初発バスに途中からでも乗りたいとフロントのお兄さんに申し出て歩いていくならどれぐらいかかるかと尋ねますと「約5㌔はあります。1時間以上はかかりますね。」と言われてしまいました。それでも昨日1時間以上歩いていますので覚悟して行ってみますというと、『ガソリン代として100TWD(460日)
ください。私の車で石卓のバス停までお送りします。7時15分には起きてフロントに来てください。』との返答が返ってきました。
ありがとうございます。暖かい対応にホッとしました。これで安心して酒を飲めます。

▲ ビールは旧友からいただきました阿里山のクラフトビールです。軽いタッチでアルコール度数も低めの設定です。日本酒は台湾で醸造された清酒ですがこちらもアルコール度数は13.5度と軽めです。毎回買っていますが今回は1本目でセブンイレブンで仕入れました。
▲ 夕食はラーメンにしましたがこれもあっさり味です。日本のラーメンのようなコクや旨味は少なく完食はできません。
明日の予定は半分決まりましたので一安心で眠りに着きました。 Part 8 へ続く

 

 

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