第2日目 11月29日 その2
① 十四張 11:15(MTR環状線)⇒11:24 板橋
② 板橋11:49(台鉄区間車)⇒11:57樹林12:00(区間快)⇒12:58 新竹
板橋站では来た電車に乗って移動しましたので2駅先では乗継です。
▲ MRTから台鉄へ乗り換えた板橋站前公園のクリスマスツリー側で三脚にスマホをセットしてダンスのレッスンをされているサンタミニドレス姿のお嬢さん、可愛い姿に思わずカメラを向けてシャッターを切りました。
▲ 12:58 新竹到着、六家行きの発車時刻には余裕がありましたので一旦駅前に出ます。4代目のバロック様式の駅舎は日本統治時代の1913年(大正13年)3月31日に竣工されました。現役で使用されている駅舎の中では最も趣があって一番好きな駅舎です。
③ 新竹 13:56⇒14:15 六家
内湾線は2009年8月に初めて訪問、2回目は客車列車の莒光號が臨時に走った2017年7月に訪問撮影していますので3回目です。
EMU500型4両編成に乗車して初乗車区間の六家に向かいます。
2020年度の1日平均乗降客は7,799人と多く、改札口は多人数にも備えての対応が出来ています。
▲ 高鐵開業の約5年後の2011年11月11日に高鐵新竹站との接続のためとは完成、屋根のあるオープン通路で結ばれています。駅前広場はまだ未整備状態ですが十分な用地が確保されています。
④ 六家 14:29⇒14:33 竹中 14:52⇒15:34 内湾
六家から内湾線の終点に行くには1駅先の竹中で下車して乗り換えなければなりません。竹中~内湾は未電化区間で始発のDCに乗り換えです。
▲ 内湾線では竹東站に途中列車交換設備があります。
交換作業を見ていますと対抗列車の車掌が内湾行きの列車の発車合図を行った後再び竹中行きの車両に乗り込まれました。日本では見かけられない業務ですね。
▲ 15:20 九讚頭站構内には腕木式信号機がまだ保存設置されています。
▲ 15:25 台湾鉄路で唯一スイッチバック設備があった合興站です。保存されています旧型客車車内には売店もあって一度は降りてじっくり見てみたいと思っていましたが、今回も素通りになりました。
▲ 15:34 終点内湾に到着、以前来た時は休日だったので駅前通りは歩きにくいほど混みあって盛況でしたが今日は平日の夕刻です。観光客はまばらでした。
駅前の屋台でチマキと小米酒を買って引き上げです。
⑤ 内湾 15:47⇒16:27 竹中 16:34⇒16:48 新竹
小米酒は原住民の酒で栗を発酵させて醸造します。1本200元(920日本円)で、日本で購入する純米日本酒とほぼ同じ価格です。お味の方ですが、甘くとろっとしているので、水割りや氷をいれていただくと美味しいとのことですが日本酒党の私には甘すぎてあまり好きにはなれません。
▲ 帰路は竹中まではDC、そしてECに乗り継いで新竹に向かいます。▲ 16:51 戻った新竹站でDL牽引(R152号機)の貨物列車が入線してき来るのが見えましたので待って撮影です。後ろには軍用車が積まれていましたので軍用列車だったようです。
▲ 17:15 今日の宿は新竹站から左方向に歩いて徒歩3分(約200m)にある左岸仮期旅店(レフトバンクホテル)です。部屋はご覧の通りでラブホテルのようにも見えますが通りに面していて若い女性も一人で泊まっていました。宿泊料は朝食付きで一泊 4,091日本円と安く、駅に極めて近く便利りですのでお薦めです。
台北からは最速普悠瑪号で49分、区間車で1時間40分前後と列車本数も多くて便利ですので台北市内に宿泊するよりも良いかなと思います。決まっていなかった台湾での最後の宿もここにしました。
後は台湾に来たのですから美味しい小籠包を食べたいと宿の主人にお聞きしますと街の繁華街にある百貨店「新竹大遠百」の地下にあると教えていただきましたのでipadでGoogle地図を見ながら行くことにしました。
中国天津で駐在した折には鼎泰豊が開店したというので何回か食べには行っていますが本物の小籠包です。内湾線の車内で小腹が空いたので屋台で買ったチマキを食べたのを悔やみましたが仕方ありません。生ビールと小籠包、蟹粉小籠包を5個づつ注文しました。