7月27日後半
27日の午前中はサムセン駅での撮影です。かつてはバンコク行きは、ホワランポーン行きでしたので優等列車もほぼ全てサムセンで撮ることが出来たのですが、今は優等列車は、クルンテープアピワット中央駅発着となり、しかもこの高架駅は、列車が発車する直前に改札する方式なので、撮影は、乗る列車しかもホーム側でしか出来ず甚だ窮屈です。その点、ホワランポーン駅は、切符を持つ人持たない人関わらず自由に出入りでき、撮影もし放題でしたのでその落差は大きく、マレーシア方面へ向かう南線、チェンマイへ向かう北線などそれぞれどの辺りで撮るのか、優等列車撮影は工夫が必要です。
▲バンコクホワランポーン駅の構内
▲バンコクホワランポーン駅の構内
ただ、一部のローカル列車とイベント(臨時)列車は今のところホワランポーン駅に乗り入れていますので、かつてほどではありませんがそれなりに楽しむことが出来ます。午後からは、バンコクの始発駅、ターミナル駅の一つであるトンブリ駅に行きます。この駅は、客車の普通列車が2時間に1本程度発着する首都のターミナルらしからぬ駅で、半世紀程前の国鉄湊町駅もこんな感じだったか、と思いました。駅前は弁当屋なども入る市場があり、多くの人が行き交いますが、鉄道利用者よりもバイクや自動車を使う人が多いようです。都心の駅ですが、MRTの駅も近くになく、慣れない人には移動し難い場所にあります。晩ご飯は、トンブリの駅前で買った唐揚げ弁当を客車の中で食べてホワランポーン駅前のホテルに投宿しました。
▲サムセンを通過する貨物列車。電気式のディーゼル機関車は、GEA型。米国ゼネラルエレクトリック社製。

▲ ▲▲サムセンを通過する荷物列車。電気式のディーゼル機関車は、ADD型でフランスのアルストム製。
▲バンコク発バーンタークリー行き209列車 サムセン
日本製のTHN型気動車。空気ばね台車も履き、キハ47の進化形のように見えるが、もうすぐ日本からのキハ40系が就役するそう。
▲バンコク発スリン行き233列車、サムセン 電気式のディーゼル機関車は、ALD型でフランスのアルストム製。
▲鳩が大発生しており、汽車の轟音で黒い塊となって一斉に飛び立つ。こんなに大量に映り込むとなすすべがない。レタッチで消すにも限界があり、多くの写真を削除せざるを得なかった。
▲サムセン駅を単機で通過した電気式ディーゼル機関車のGE型。米国ゼネラルエレクトリック製。この4001型は1964年製。
▲バンコクホワランポーン駅へ進入。
▲2等寝台の非冷房車 今回、運用に就いているのを見ることはなかった。
▲バンコクホワランポーン駅
▲3等車の古い車は、このように総板張り。
▲3等車でも優等列車に乗ると、このように新しい車にあたる確率は高まるか。
▲クルンテープアピワット発スンガイコーロク行夜行寝台急行171列車が、南線のバン・バムル駅に進入。機関車は、QSY型電気式ディーゼル機関車で、タイ国鉄最新の中国中車製。
▲韓国大宇重工業製の2等寝台車。バン・バムル
▲現在の現代ロテムの製造となる1等寝台車。一度乗ってみたい。バン・バムル
▲非冷房の2等座席車。日本製とのこと。バン・バムル
▲トンブリ駅でのローカル列車
▲トンブリ駅でのローカル列車
▲古いタイプの3等車
▲トンブリ駅






