台湾一周駆け足旅行(3)

<3月22日>高雄⇒太麻里⇒台東⇒鹿野⇒關山⇒玉里⇒花蓮

三田会のお三方は早朝の列車で海を入れた撮影のため枋山に、続いてSさん、Tさんは遅れてどこか途中下車で撮影のため出発。私は高雄駅の新旧対比で駅周辺を撮影することにした。高雄駅は地下化工事でこれまた激変しており、撮影は厳しい。旧駅舎は現在の駅舎に向かって右側、高架橋を越えた場所に移築されていた。年配者や警察で旧駅舎にあった位置を確認したが、どうも現在の駅舎は旧駅舎よりもやや左側に建てられたようである。

1968.3.20 小さくて見難いが人力車やボンネットバスらしきものが見られる↓s-63.3.20高雄駅舎

2013.3.22 現在の高雄駅 旧駅舎は右手高架橋のあたりにあったとのこと↓

s-13.3.22高雄駅舎

2013.3.22 移築保存されている1940年建造の旧駅舎↓

s-13.3.22旧高雄駅舎

駅周辺の撮影後9時25分発莒光751次で太麻里に向かう。途中で撮影を終えたSさん、Tさんと予定通り車内で落ち合う。Sさんは母君がこの近くの屏東で育ったとのことで、先年家族旅行をされているほか台湾には何度も足を運んだとのことで詳しい。因みに私の母は4年前に亡くなったが、これから行く花蓮の生まれである。さて、太麻里には定刻12時2分に到着したが、台鉄も事故でもない限り定刻を守っており、東南アジアのどこかの国のようなことはないので有難い。太麻里もSさんの案内で10分ほどで有名撮影地に着く。先日このあたりがテレビ放映されたが、山に上がれば上るほど海が入るので次回のチャレンジコースにしたい。

太麻里~知本 自強231次 新左営発樹林行き 12両もつながり慌てる↓

s-13.3.22太麻里231次

太麻里を行く台湾名物客車列車3671次枋寮発台東行き 枋山で撮影を終えた三田会ご一行様乗車中↓

s-13.3.22太麻里3671次

太麻里撮影を終え同駅14時48分発自強305次で台東経由鹿野に向かう。既に到着している三田会お三方は駅を出て直ぐの小高い丘に居られるとの連絡が入る。雨が降り始めて難儀するもののDR2700を撮る。

4681次台東発玉里行きイェローマスクのDR2724↓

s-13.3.22鹿野4681次2724

昨年実証済みであるが、撮影したこのDR2700は再度乗車することができる。この日も鹿野16時54分発自強237次に乗ると關山17時8分着で今しがた撮影した列車が待っている。この列車の終着玉里は18時13分着。雨の影響や夕方ではあったが、次に乗る18時38分発自強243次到着まで側線に留置中の原形に近いシルバーマスクのDR2725をISO4000+2/3で撮ったのが下の写真↓

s-13.3.22玉里2725

玉里から丁度1時間後の19時38分に花蓮に到着。昨年と同じ駅前大広場に面したホテルに入る。各自の成果を披露しながら遅い夕食とし、ホテルに戻って明日の計画を確認する。

<3月23日>花蓮⇒頭城⇒亀山⇒大里⇒頭城⇒花蓮⇒台北

若手4名はDR2700撮影のため暁の決闘で夜明け前にホテルを出る。このホテルは親切で早朝出発者に対しても簡単なテイクアウト用の食事を用意してくれる。最長老のMさんと私は海辺の撮影で亀山と大里に向かう。花蓮7時57分発自強173次で頭城で区間電車に乗り換えて亀山に到着。撮影地は駅から徒歩15分ほどで海に突き出た公園になっており、遊歩道を登ると岩場があり、俯瞰撮影ができる。海を入れることと樹木をうまく避けるのが意外に難しく無理をすると足を滑らせたりして危険である。

亀山~大渓 自強278次太魯閣 田中発花蓮行き↓

s-13.3.23亀山278次

亀山~大渓 自強213次台東発樹林行き↓s-13.3.23亀山213次

 

亀山から大里は区間電車で二つ目で直ぐである。駅を出て10分ほど歩いたお寺の下が有名撮影地である。車の往来が頻繁なので線路側に少し降りた斜面が安全といえば安全である。

大里~石城 莒光654次 新烏日発台東行き E211 新八代発宮崎行きといった感じか 左は自強271次太魯閣 花蓮発彰化行きで位置的に大分発小倉経由熊本行きか

s-13.3.23大里654次

列車が来る間、Mさんと話をした。Mさんは昔長崎に赴任されており喜々津~大草のC60やC57の作品が有名でお名前はその頃から存じ上げていた。蒸気機関車のスモークデフレクター、集煙装置、回転式花粉止めの実際の効能などを質問してみた。丁寧にお答えいただき、帰国後は自ら乗車録音された当時の特急「あかつき」牽引のC6038の音を送付していただいた。3度目の訪問で初めて晴れたここ大里であり、話もはずんでいたが、どうもデジカメの予備の電池がないことに気付いた。多分、花蓮のホテルで充電したまま出てきたのだ。Mさんに失礼して再び花蓮のホテルに戻った。客室の清掃が終わり次のお客を待つ状態であったがテーブルの下には充電を終えた電池がそのままコンセントに差し込まれた状態であった。勿体ない時間を過ごしたが花蓮17時30分発の莒光71次で台北到着は20時を過ぎていた。今日は一人街中に出て食事をした。

5 thoughts on “台湾一周駆け足旅行(3)

  1. 亀山~大渓の俯瞰写真素晴らしいですね。大いに触発されます。昨年も総本家青信号特派員様の三貂嶺での写真に影響を受け、年末に撮影に出かけましたが、亀山ではご指摘の通り頻繁に走行する自動車に気を取られ、うまく撮れませんでした。一往復だけとなった普快客車もついつい乗ることにかまけて走行写真は撮れていないのですが、潔く走行写真を撮らねばという気になりました。東部幹線のDC自強号の12連はモノクラスながら重厚で私も気に入っています。

  2. 台湾での縦横無尽のご活動、とくと拝見しています。駅名を言われても、まだピンときませんので、地図を片手に、準特急さんの足跡をたどっています。最後の大里~石城間、昨年に行った時と同じ場所で、私もたいへん懐かしい思いで、拝見していました。電機の牽く客車列車は、ホントに絵になります。“新八代発宮崎行き”とはまさに言い得て妙ですね。三田会の重鎮、Mさんとの話も弾んだことと思います。

  3. ブギウギ様
    ブギウギさんとはまだお会いしたことがないと思いますが、何度もコメントをいただくうちに旧知の鉄友のような感じがしてきました。普快3671次は窓が開くのでディーゼル機のブルンブルンとうなる走行音を直に聴きながら海を眺める旅は結構なものです。これとDR2700に乗車するのは台湾鉄路旅の乗り鉄必須科目です。普快の走る枋寮~台東は九州で言えば隼人~都城か宮崎あたりで単線区間がほとんどで列車密度も低く普快客車の乗り鉄、撮り鉄を同一日に行うのは厳しいと思います。しかし、この区間は2日かける価値はありますし台湾通のブギウギさんには撮影機会はあると思います。台湾の武田尾(一部の関西系の人が言ったのかもしれませんが)と言われる三貂嶺は次回に報告させていただきます。

    総本家青信号特派員様
    台湾には総本家さん好みの場所が結構あると思います。私も行ったことがない場所がほとんどですが、総本家さんも昨年取材応援等で訪問されており、多分再訪を考えておられることでしょう。
    台湾の魅力は①高鉄があるにもかかわらず、在来線に優等列車があり、DC、吊り掛けEC、客車列車と種別が豊富なこと ②外国製の車両が多いこと ③鉄道運賃が安いうえに65歳以上は新幹線が半額になり気ままな旅行に向いていること ④探すとトロッコや軽便的な掘り出しものがまだあること⑤木造駅、重要文化財的駅舎があること ⑤日本ほど鉄ちゃんに遭遇しないこと ⑥何よりも台湾の人が親切で他の外国のような危険性が少ないこと等々が挙げられます。
    三田会のお三方は重鎮のMさんを始め、車両知識抜群のOさん、ぶんしゅうさんと仲のよいYさんで皆さん本も執筆されております。

  4. 準特急様

    ブギウギさんと共に訪台の折、南廻線の旧型客車には乗車していますが、残念ながら、撮影は、いつも駅撮りです。次回、まだ、残っていましたら、是非、太麻里で下車して撮影したいです。

    宣蘭線の大渓~亀山、すばらしい場所ですね。是非行ってみたいです。大里駅で下車して天后廟の下のポイントは、昨年年末に行きましたが、残念ながら今にも雨が降りそうな天気でした。晴天で太平洋が青く見えるときに行きたいものです。

    花東公路の断崖が海に沈みこむあたりの写真を目にすることがあります。是非、機会があれば、DC自強や呂光を撮影したいと思っていますが、場所をご存知でしたら、ご教示ください。車窓から見て和仁あたりと推測しているのですが・・・・

  5. 西尾一郎様
    花東公路の断崖が今一よくわかっておりませんが、花蓮の北にある清水断崖でしたら、昨年、清水さんという名リーダーの案内で行っております。この時はタクシー利用で快晴でした。大里は3回目で晴れました。太麻里は晴れから曇りになり、三貂嶺はいつも雨でした。台湾では西尾さんのような晴れ男でも雨になる確率が高いので天気予報を見て晴れた場所を選んで移動するのも手でしょう。是非行きましょう。

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