2014年 塩の海 復州湾の塩田ナローと瀋陽路面電車への旅 Part1 旅立ち 天津地下鉄、空港乗り入れなる

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2013年北満一人旅では初めて復州湾の塩田ナロー鉄路を訪問しました。しかし、塩運搬作業は終わっていて、作業員輸送車と金城運輸区でどこからか着いたソルトトレインを見ただけで走行するシーンは見る事も、撮る事も出来ませんでした。いつかはリベンジしたいと思っていましたが、チャカ塩湖にご一緒させていただいた一路順風!さんより、吉報が届きました。
「復州湾の塩田ナローの金城・五島ともに、やはり国慶節明けが最も頻繁に走ることが判明しました。前回の事もあります。ぶんしゅうさんのサポートをさせていただけます。」
中国ナロー鉄路の第1人者であられます一路順風!さんが2度目の惨敗をするわけはありません。満を持しての訪問とあれば乗らないわけにはいきません、即決で決めました。


第1日目 10月10日

① 長岡京⇒京都(のぞみ)⇒名古屋(名鉄快急)⇒中部国際空港
② 名古屋10:30(JL841)⇒12:40天津DSCN578901DSCN579102▲ 7:40 今回は経費節約のために指定席料金のかからない快速急行での中部国際空港着です。
名古屋からの席は確保できませんでしたが途中からは座れました。

7:42 空港ビルへのプロムナードは、10月連休とあって前回の8月と同様の人出でした。

DSCN579303DSCN579904▲ 11:23 名古屋から天津までは3時間10分の空の旅です。久しぶりに窓際に座りましたら琵琶湖上空を飛んでいるのが見えました。

10:33(中国時間)
国際線とはいえ短距離路線です。軽食程度の機内食しか出ません。
ビールは飲み放題ですので主食は堪能できました。

DSCN581308_1▲ 13:16 天津到着後は、天津站へのバス切符購入です。前回の切符売場に行きましたら第2ターミナル内に代わったと言われました。

DSCN5807▲ 新しく移転開業なった天津空港国内線第2ターミナルは、明るく広く床は輝いていました。暗く汚れた、いかにも中国ローカル空港らしいと言った思い出は何処にも見当たりません。
バスの発車がすぐです。切符を買い求めてから直ぐにバスに乗車しました。ところがこれは、えらい失敗でした。それに気づくことなく乗り込みました。

DSCN580907DSCN581409▲ バスの運賃は15元(約250円)、Taxiでいくより安いので利用します。

13:20 しかし今日のリムジンバスは8月に来た時と比べてガラガラの発車です。学生たちの夏休みが終わったからと思いこみました。

DSCN582001_天津⇒沈阳_切符▲ 14:55 約25分の乗車で天津站着です。切符窓口に行って今日乗車する大連までの夜行寝台列車と瀋陽への切符往復を購入です、予め空席が十分あるのは確認済みでした。一抹の不安はありましたが、難なく購入できました。

DSCN582611▲ 16:00 荷物を預けてからは地鉄に乗って天津繁華街に出ました。駐在時代にお世話になった伊勢丹の裏には高層ビルが建築中です。30階以上はわずか3棟だった1960年代とは比べようがないくらいに多数の50階以上のビルが建設され、変貌を遂げている天津です。苦労を重ねた時代の思い出を振り返ろうとしても街が変わってしまっています。街角散歩の光景が合致しません。違う町に来たような感があります。

DSCN582712▲ 16:50 濱江道と和平路の交差点のある「天津勧業場」は、旧フランス租界にあったデパートです。かつてはこの通りを路面電車が走っていました。
思い出を振り返りながらの街角散歩を楽しんで地鉄站に戻りました。そして、構内に入り路線図を見てアッと驚きました。

DSCN583213DSCN583414▲ 17:15 天津地鉄路線図です。何と天津空港までが表示されています。8月22日に天津を去った時は噂もなく、いつになったら開通するかは誰に聞いても???だったのですが・・。
訪中する際にチェックを怠っていました。しかしこれを見たなら行かねばなりません。向かいました。

DSCN583816DSCN583615▲ 天津地鉄は2006年に既存路線を改修して新たに開業しました。使用されている車両は长春轨道客车唐山轨道客车で製造された、ちょっと小ぶりなDKZ9型です。1号線用として150両が投入され、その後開通の路線にも同じ車両が投入されています。DC750V第3軌道、車両長19,520㎜、幅2,800㎜、最高速度80km/h(営業速度は75km/h)、3M3Tで運行していますが、ラッシュ時は超満員で積み残しもしばしです。1996年中国第2の地鉄として開業した当時のBD4型とは大きく変わりました。

DSCN584117▲ 17:52 天津空港の「滨海国际机场」に到着。

早速、エスカレータで地下2階コンコースに上がってみます。

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DSCN585021 DSCN585122 DSCN587228▲ うう~ん、まいった。これはとんでもないくらいに広々としたコンコースです。かつてこの町に暮らした者としては信じられない大発展の街並みにも驚かせられますが、人口が多くとも市内から1時間半以上もぬかるむ泥道を走ってたどり着いたのはボロボロの空港でした。場所が替わったとはいえこの変貌は腰をも抜かします。
遠い将来、イヤ近々なのかもしれませんが両側には「エキナカ」なるショッピング、飲食街が並ぶのを予定した造りです。

DSCN586223DSCN586424▲ 5時間前に名古屋からの到着時にバス切符を買いに来たのはエスカレータを上っての1階到着ロビーでした。あの時に気づいていれば、空港に地下鉄が開通したのを分かったのですが、不覚でした。運賃もバス15元に比べると地鉄は4元とお得です。

DSCN586825▲ 恨めしや1階コンコースに上がってカウンターのお嬢さんにいつ地鉄は開業したのと聞くと、「8月28日です。」とのお答えです。前回は8月22日にこの空港から帰国の途につきました。あの時に空港関係者に突っ込んだ質問をしておけば、前もっての開業日が分かっていたのかも・・。残念です。

DSCN587329▲ 地鉄改札口付近で見かけた傘の貸出機。飛行機に搭乗する人には必要ありません。地鉄に乗る人にも乗車前に必要ありません。それではこれは民度の高さをアピールしたいがためのポーズ? メンツにしか思えません。

DSCN587731▲ 18:16 空港站の視察を終えての天津站戻りです。

DSCN588032▲ 18:56 いつもでしたらこの時間からはパアッと夜の町に繰り出していくところではありますが旅の始まりとあっては自重です。天津站地下食堂で美味しくもない小籠包と麺をすすっての侘しい一人夕食でした。

DSCN589236▲ 一人寂しく天津站前に整備建設された海河文化広場からの光景に見入ります。ライトアップされて川面に映る建物群は、かつてのフランス租界街です。

DSCN589738▲ 中央の遊覧船後方に見えるのは、1927年10月18日に米国シカゴの橋梁会社により建造された長さ97.64m、幅19.5mの跳開橋「解放橋」。建造当時は、租界街へと向かう橋だったので国際橋を意味する万国桥と命名されていました。また租界時代には天津站から租界地へと向かう路面電車が渡りました。

DSCN590240▲ 地下や待合室・ホームは大改造を受けたものの1988年9月25日に建造された駅舎はそのままの姿で使用されています。

③ 天津21:51(Z79次)⇒7:50大連

DSCN590341DSCN590842 DSCN591444_1▲ 21:56 大連まで乗車するのは北京始発のZ79次です。最新型の25T系編成は綺麗な車内で乗り心地も素晴らしく、揺れを感じさせません。そして、美人揃いの列車乗務員とあっては走るホテルです。乗車後は直ぐに夢の中に入って行きました。 Part2に続く

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