厳寒の大地へ Part1 旅立ち


今夜は、クリスマスイブです。皆様方は、どのようにお過ごしのことでしょうか。私は、年末・年始の芭石鉄道への乗車・撮影旅行の手配に大わらわです。ここへ行くのは、初めてです。一人だと、何とかなるのですが、今回は、海外旅行は初めてという友人と一緒です。まだ、在職中ですので、出発・帰国日が決まっています。

問題は、北京から芭石鉄道への玄関口、四川省への成都までの特快夜行寝台列車が、1本しかないことです。北京に着いてからでは、切符は、多分売り切れているでしょう。そのため、現地旅行社に購入を依頼すると、現金前払いが原則と、言われてしまいました。

困り果てて、北京の常宿の日本人スタッフに、泣きついたところ、快く立替払いをして下さいました。往復で、約40,000円です。感謝、感謝です。今回も、出発前から、人の温かさを受けました。

さて、出発前に先日16泊17日の長期間、大地の旅を楽しんできました。全部はとても書ききれませんので、一部を抜粋して、投稿させていただきます。

11月26日 第6日目
『厳寒の大地』への出発は、9月と同じく深圳駅から始まりました。乗車列車も同じく沈阳北駅行きのT186次です。今夜の同室者は、どんな方と一緒なのか楽しみです。

切符は、現地に入って直ぐに深圳駅で購入しました。軟座寝台は、1両だけの連結ですが、硬座寝台から、埋まっていきますので、比較的購入しやすい事が、多いようです。

表紙のデザインは同じですが、左から2008年12月改正、2009年4月1日改正、7月1日改正、11月11日改正の時刻表です。これ程、改正が行われたのは、中国鉄路では、初めてのことではないでしょうか。11月分は、『2009.11』と、初めて月が加えられています。これも、初めての事です。今年の中国鉄路は、激変の年だったと思います。
ただ、悔しいかな、表紙を飾るのは、シーメンス社のCRH3です。それまでは、『はやて』だったのですが、残念です。

T186次は、翌朝の南昌辺りまでは、定刻運転でしたが、昼過ぎから、遅れだし、駅間で停車することが多くなりました。霧が深くなり、風も強かったので、天候のせいかと思っていましたが、途中駅に停車すると、駅員が手旗信号で、出発指示を出しています。どうやら、信号故障が原因のようです。走り出しても、スピードは、20km/h前後の超ノロノロ走行です。

乗務員に聞いても、確かな返事はありません。車内放送もありませんが、乗客は騒ぐでもなし、ただ、途中駅で降りる乗客は、携帯電話で、迎えに来ている人に、何回も連絡をとっていました。

通常運転に戻る頃には、もう8時間余りも遅れていました。


長距離夜行寝台列車での楽しみは、食事です。駅弁はありませんので、食堂車に食べに行くか、食堂車で調理して、販売員が全車両を回る車内弁当を購入します。
メニューは、各列車のコック長が決めますので、その時によって、様々です。食堂車で食べる時は、メニューを見ても何が出てくるか分らないので、大概、ウェートレスさんに、今日のお薦めはどれかと聞いて、決めます。弁当は、25元(約350円)、食堂車は、ビールを入れて、70元(1000円)程度です。


暖かい深圳でしたが、東北に入ると、温度は一転します。乗車2日目の朝は、ドアに氷が張り付いていました。


結局、遅れは若干取り戻しましたが、沈阳北駅着は、15:05でした。2泊3日、約43時間の楽しい乗車でした。
早朝到着なら、予定は、決めていたのですが、この時間では、もう夕刻です。今日のホテルは、沈阳北駅前に取りました。明日の準備のために、調兵山駅行きバス乗り場を、ホテルのフロントに聞きますが、全く知りません。前回、沈阳駅からのバスが、止まった北駅前の写真を見せて、ようやく大体の場所を聞きだせました。

朝、バタバタするわけに、いきませんので、実際どこにあるのか探しましたが、広くて中々分りません。
気長に、バスを待つこと20分、ようやく調兵山行きのバスが来ました。運転手に、明日朝は。ここで、何時に待てば良いのかを聞くと、6:30始発と言います。これで、安心です。美味しい東北料理を食べに行き、明日に備えました。

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