2015年 西方見聞録 ハンガリー鉄路の旅 Part57 最終日、帰国

01_Map2_100長らく掲載させていただきましたルーマニア・ハンガリー鉄路の旅も今回が最終回となります。ご覧いただきまして大変ありがとうございました。
今回の旅はルーマニアの首都ブカレストのトラム・メトロとの対面から始まりました。そしてルーマニアでは初めて夜行寝台列車に乗って、ウクライナ国境に近いヴァッサー渓谷森林鉄道とモルドヴィツァ森林鉄道を訪問、蒸気機関車ツアーに参加しました。
ツアーが終わってからは一人旅でクルジュ・ナポカ、オラデア、ティミシュアラ、アラドを訪れてのトラム撮影、セルビア国境近くではルーマニア最古の鉄道線に乗車、レシタ鉄道公園訪問にも参りました。最後はハンガリーの首都ブダベストに移動してトラム・メトロに乗っての珍しいラック式や子供たちが運営に参加している鉄道を見て歩きました。どちらの国も鉄路は長く、全線見て行く事は限られた日程では難しく次回に宿題を残しました。また機会を作って老体が元気なうちに訪れてみたいと思っております。また投稿をさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。

それでは今回の最終投稿です。ご覧ください。

第21・22日目 3月2日、3日

① 東駅 8:03⇒8:08 Fővám tér 9:18⇒9:26 東駅
今日は長かった旅を終えての帰国の日です。お土産は所々で購入しましたので十分ですが名物の1つ、キャビアとフォアグラをまだ買っていません。先にブダベストに行かれて帰国しておられるO氏にどこが買うのが良いだろうかとメールを送っていましたら、中央市場が良いよとの詳細な返信をいただきました。

中央市場をネット検索しますと、何と毎日撮影に励んだ自由橋のベスト側電停前にあります。ちっとも気づきませんでした。東駅からはメトロ4号線に乗って直ぐです。帰国のフライト時間は12:55ですのでホテルをチェックアウトする前に行って買えます。朝食後ちょっと出かける事にしました。
DSCN9952_100023▲ 中央市場(Central Market Hal)は、1897年に建設されたハンガリーでも最大且つ最古の屋内市場です。古いパース図には左横にトラムも描いてありますがダブルルーフです。これを見てもかなり古いと分かります。市場は地下1階上層部2階の3階構造になっていました。あちこちで見られる青空市場とは違って立派な建造物に入っています。これでは外観からは分からないでしょうね。

▲ 1・2階は肉・魚・野菜等の日頃の食材店、刺繍等の名産品や一般のお土産類のお店が並んでいます。目標物は地下にありました。

DSCN9918019▲ これは初めてみました。ピクルスですがお店の方がデザインを楽しみながらお店で詰めておられました。食卓に置くと楽しくなりますね。

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▲ キャビア・フォアグラを売っています店は主に地下にありました。キャビアは安いもので2,500Ft(1,110円)から大きな罐で14,000Ft(約6,216円)でした。フォアグラも2個で同程度でした。

BP-metro_vill_M4 14090101_Map② 東駅 9:53(M4)⇒10:06 Kálvin tér(M3)⇒10:22 Kőbánya-Kispest(Bus200E)⇒11:07 Liszt FerencAirport 2

空港へは鉄ちゃんらしく地下鉄で行ける所まで、後は空港へのバスにしました。所要時間は約1時間14分、途中国鉄駅(Ferihegy)もありました。ここから歩いて空港まで行くのは遠く、利用は無理ですが、バスも停まりますので乗り継ぐなら可能です。Taxiですと約20㌔、約30分だろうと思われます。市内からはかなり近い空港と言えます。

ホテル下の東駅からメトロ4号線に乗り、Kálvin térで3号線に乗り換え、終点のKőbánya-Kispestからは路線バスで空港に到着しました。

▲ 11:07 着いたリスト・フェレンツ国際空港は最近にリニューアルされたのかコンパクトですが広く明るい空港です。

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▲ チェックインしてからラウンジに入りゆっくりとしました。軽食はわずかですがビールを飲めれば満足です。
DSCN0004▲ 普通、ラウンジは食事も無料サービスですが、この空港のラウンジは有料で用意されています。すごいのは寿司や刺身が用意されていた事です。小さな巻き寿司 2,170Ft(約964円)、4品にぎり 3,080
Ft(約1,368円)、刺身3,640Ft(約1,616円)、舟もり寿司5,250Ft(約2,331円)です。需要があるのですね。

③ ブダベスト12:55(BA869)⇒14:40ロンドン19:00(JL044)⇒翌日16:00羽田17:30(JL131)⇒18:40伊丹

復路の便はロンドンHeathrow経由乗継です。ロンドンまでの機内食は国際線と言えども軽食だけでした。欧州では各国が近いのでフルメニューで出る事はないのでしょうね。
ロンドンでは約4時間20分のトランジット待ちですが、ラウンジに入っての飲み続けで全く苦にはなりません。

DSCN0048DSCN0044_100▲ 22:13 一人旅中はロクなものは食べてはいませんでしたので機内食はJAL便とあれば楽しみです。
ポークシチューとカレーライスのどちらかを選べましたが、やはり米が入ったのを選びます。
大好きな日本酒もあって大満足です。
寝るのも忘れて飲み続けていました。
DSCN0051 DSCN0054DSCN0062014▲ 現地時間 05:37(日本時間 13:37)、到着約2時間半前には定番の朝食が出ました。

無事、午後8時過ぎには帰宅しましたが、真っ先に食したのはお茶漬けでした。

久しぶりに長い旅でしたが、こうしてまとめあげるのに57話、3ケ月近くを要した方がしんどかったですね。長々と綴りましたが、お読みいただきました皆様、お付き合いいただきましてありがとうございました。
また行ってみたいルーマニア、ハンガリーのブダベストです。各所でリベンジしたい所がありましたので、次回はもう少し暖かく新緑の頃にでも出かけようかと思っております。それまでに予定を入れていますのは台湾とトルコです。また新しい発見を求めて旅をいたしますのでよろしくお願い申し上げます。  END

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