2015年 西方見聞録 ハンガリー鉄路の旅 Part51 ブダベストのトラムに乗って その8 登山鉄道②、トラム

DSCN9520_100まずは家系が重んじられた共産国家ピオネール活動時代とは変わって、望む者は誰もがエントリーできるようになった憧れの子供鉄道の鉄道員、それでも厳しい試験に合格した選ばれた者が実習現場に入れます。車内改札で接客する少年少女たちには誇りに満ちた笑顔がありました。

第19日目 3月1日 その5
① ヒューヴェシュヴェルジ 14:15⇒15:03 セーチェニの丘

ヒューヴェシュヴェルジを少し遅れて発車した列車は往路と同様にゆっくりとマイペースでセーチェニの丘へと下りて行きます。

② セーチェニの丘 15:15⇒15:40 Orgonás
ここからは登山鉄道に乗り継ぎます。
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▲ 15:34  Erdei iskola に到着。ここで対向列車と交換します。
1973年はメトロと同様に大幅なリニューアルが登山鉄道でもありました。車両もBrown, Boveri & Cie(BBC)電装の車体はSimmering-Graz-Pauker AG製造に全車両置き換えられました

15:40 往路でマークしておいた Orgonás に到着。ここで駅撮りです。
DSC_8435007DSCN9534_100DSCN9531041DSC_8420004▲ そして見たかったのはポイントです。1973年のリニューアルでラック方式も見直しが図られ当初のリッゲンバッハ式からシュトループ式に置き換えられました。開業時ではラックレール用の分岐器が開発・製造されておらず、トラバーサを必要とされていましたが、同時期に置き換えらたようです。

DSC_8431006▲ 線路横断の渡り通路のラック状態です。

DSC_8447008DSCN9540_100▲ 16:04 セーチェニの丘行きの列車到着。
到着ホームにあった鉄製の門は民家の玄関門です。自宅の前が駅とは羨ましいですね。
DSC_8450010▲ 16:09 ヴァーロシュマヨル(Városmajor)行きが参りましたのでこれに乗って下山です。

③ Orgonás 16:10⇒16:13 Városmajor
DSC_8467013 DSC_8468014▲ 16:17 トラム、ヴァーロシュマヨル(Városmajor)電停に戻りました。モスクワ広場の臨時電停からは専用軌道で、山の上のヒューヴェシュヴェルジ(Hűvösvölgy)へと走行します。ラッシュ時には2~3分ヘッドのピストン運行で結んでいます。

DSC_8476015▲ 山頂にあるヒューヴェシュヴェルジ(Hűvösvölgy)バスターミナルへの公共交通機関は、トラム61系統の1本だけです。
郊外からのバスは市内中心部には入れず途中で止め、中心部へはより輸送能力のあるトラムで乗客をピストン輸送する理想的な交通システムです。利用客も分かりやすい。かつては共産国家で公共交通は1本でできたからのワザです。日本のように公営、私鉄各社のバスが入れ混じる都市交通ではここまでのシステムを作ってしまうのは至難でしょうが・・、行政側で音頭を取ってできないものでしょうかね。

16:26 夕方になってきましたがこれからトラムに乗って再び山へと向かいます。
④ ヴァーロシュマヨル 16:26⇒16:42 ヒューヴェシュヴェルジ
登山列車、子供鉄道と乗り継いでは約1時間10分を要しましたが、トラムで真っ直ぐに向かいますと、わずか16分で到着しました。

 ヒューヴェシュヴェルジ 16:49⇒16:55 Zohatag sor
直ぐに折り返して往路でノミネートした撮影ポイントに向かいます。
DSC_8479016▲ 16:58 この路線にある待合室は気に入っていたので1カット撮っておきたいと探しましたが、例の落書きペイントが多く、無傷だったZohatag sor電停です。

⑥ Zohatag sor16:58⇒16:59Nagyhíd  Google座標;47.528252,18.983885
DSC_8497018 DSC_8483017▲ 17:05 ここは橋の上に電停があります。装飾柱も気に入りました。
”Villamos Megallo”は、ハンガりー語で停留所です。
DSC_8505019▲ 17:10 数本を撮ってからここは引き上げです。ボチボチ、ドナウ川沿いでは夜のライトアップが始まります。 Part52に続く

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