秋から冬にかけて都電の新車8900形が4両(8901~8904)登場した。
平成21年から22年にかけて登場した8800形(8801~8810)に比べると、スッキリとした直線的で、中々感じの良いスタイルである。
性能的には60kwの主電動機×2、WNドライブ、IGBT-VVVFインバータ制御と8800形と変わらない。
オレンジ色の8901、8902が9月18日より、ブルーの8903、8904がそれぞれ12月8日と9日から営業運転に就いている。
また、来年早々にもローズレッドの8905、8906、イエローの8907、8908が登場する予定である。
8902/ 上(27-11-14) 荒川車庫前 下(27-10-18) 新庚申塚
8904の運転台/ (27-12-19)
ワンハンドル型でないマスコンは珍しい
8901・9001・7031の並び/ (27-12-19) 荒川車庫前
庚申塚~新庚申塚間を走行する8902/ (27-10-18)
三ノ輪橋~荒川一中前間を走行する8902 / (27-11-14)
7000形の動向
気になる7000形の動向であるが、今年度に入り7026と7007が廃車になった。引き続き8901・8902の代替で7013・7025が廃車、続いて8903・8904の代替で7019・7023が運用を離脱している。
全車両廃車になる訳ではなく、8両は京王重機で大規模改修が予定されており、どのような変化が見られるのか注目したい。