都電荒川線 8800形 営業運転開始

4月26日(日曜日)都電荒川線待望の新車、8800形(8801、8802)が営業運転を開始した。当日は荒川車庫で9時30分から出発式が行われ、交通局長、荒川区長、荒川区議会議員等の長い挨拶が延々と続いた後、9時59分発早稲田行(8801)、10時発三ノ輪橋行(8802)から営業運転を開始した。ロギング太郎さんと出発式の様子と、営業一番電車の撮影のため荒川車庫に赴いたが、ざっと500人位の人出でごった返していた。営業1番電車は、早稲田行を諦め、三ノ輪橋行を先回りして町屋駅前で撮影したが、ここでの撮影者は我々2人だけであった。

同日から6月7日まで限定1000枚(売り切れ次第終了)で「8800形デビュー記念・都営まるごときっぷ」が発売されたが、絵葉書、レジャーシート、クリヤーホルダー、マグネット、お菓子のオマケがついていた。

昨日、出勤途中に町屋で途中下車して、大塚駅前行の8802に荒川車庫前まで乗車したが、内装や座席間に取り付けられた黄色のスタンションポール等は、JR東日本のE233系に通じるものがあり、車内の蛍光灯は8500形がケース付き連続構成に対し、剥き出しの1本おきと簡素化されていた。

8800形は本年度5両と来年度5両、計10両作られ、代替に7500形が廃車される予定である。昨日、本日とフレックスタイムを使用して、朝のラッシュ時間帯を2日間連続で観察したが、7500形は、大塚駅前、町屋駅前、王子駅前、荒川車庫前で折返しの区間運用が多かった。意識的なものか、「たまたま」なのかは不明である。

都電荒川線は、これから沿線のバラが咲き始め、撮影には最適の季節となる。8800形、レトロの9000形、間もなく姿を消す7500形の乗車と撮影を兼ねて是非訪れていただきたい。

 

出発式準備  荒川車庫  2009. 4.26

三ノ輪橋行営業運転の1番電車

 

記念都営まるごときっぷ

 

レジャーシート

 

マグネット

 

お菓子の包装紙

 

町屋駅前で折り返し大塚駅前行となる8801  2009. 4.30

 880   荒川車庫前  2009. 5. 1

 

8802   荒川車庫前  2009. 5. 1  (向きが逆になっている)

都電荒川線 8800形 営業運転開始」への1件のフィードバック

  1. 都電新車8800形紹介感謝。
    イラストでは気付かなかった車体前面4隅の角、4月5日、車庫で留置中の時も
    気付かずで、下半身だけでなく眼もおかしくなったのかと……。
    それにしても都電としては大胆な色使いと塗り分けライン。7500形引退が寂しい。
    本日は「あらしません」を桂駅ホーム上り方でお迎えするつもり。誰に会えるか楽しみだ。

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