懐かしくて涙の出る映画

これをみて下さい。「大いなる驀進」

三国連太郎のカレチ、中村嘉津雄のレボ、その他中原ひとみ、佐久間良子など往年の美男美女も見物ですが主役は20系さくらとC62,EF58です。この数年前に作られた「大いなる旅路」は映画館では見逃しましたが主役は8620でした。これを見たあと、下に並んだアイコンの中で「紀勢線開通」もぜひみて下さい。

http://otou96.iza.ne.jp/blog/entry/1019371/

懐かしくて涙の出る映画」への2件のフィードバック

  1. 米手様
    これは本当に素晴らしい映画だと思います。
    当然、封切りはもとより、二番館・三番館等の劇場で観た事はありませんが、
    かつてのABCの朝9時半や、KBSの午後3時の映画劇場で、幾度となく観てきたので、
    内容はかねてより把握しておりました。

    しかし、これらは赤っぽく退色し、映写トラブルの焦げも目立ち、
    当然、シネスコもセンタートリミングで両端はバッサリ!
    放送時間にも収まらないので、スジはズタズタ!

    ところが、今から4年前、前総会の直後、KBSの「中島貞夫の邦画指定席」で放映され、
    鮮明な映像(単なるリプリントかつトリミングなしでしょう)を観て、新たな感動を覚えました。

    あらためてこの映画を観て、(主人公の悩みはこの際どうでもええでしょう。)
    他の登場人物の設定もバラエティーに富んでおりますが、昨今の年中正月のテレビとは
    半世紀の時代を超えて、別次元の見所を与えてくれています。

    しかし、この映画で特筆されるべきは、冒頭の主人公カップルの絡みで映る、
    東京駅のシーンから後は、ラストまで何と、全て鉄道施設しか登場しないことです!

    中島氏によれば、当時の東映社長の大川博氏は運輸官僚の出身であり、
    国鉄に思い入れがある上に顔も効くので、このような映画が作られたらしいです。

    いずれにせよこの映画は、当時殆ど新車に近い実車の20系を、贅沢に用いて撮影しており、ナシの内装から日車編成ですが、それも今まで雑誌の写真で見て、思い込んでいた
    単なるベージュのデコラではなく、大理石模様風であるのがわかりました。

    他にも、各扉の動きや、造作の雰囲気がよくわかり、
    これは20系の車両自体はもとより、運用の実態も記録しているのかな?
    と、思ってしまいます。

  2. そういう隠れた理由があったのですか!
    たしかにこの映画は主人公の「さくら」を主軸に乗客達が織りなす人生模様もおもしろく、映画としても当時の社会情勢が分かりますがなんと言っても出てくる国鉄華やかなりし頃の車両達には飽くことがありません。
    出場する前の客車区の風景、背景にある客車や機関車、いまは廃止されたレボ(列車ボーイ)、駅に入るC61など見ていると音や臭いまでよみがえってきます。
    いやぁ~、映画ってほんとうにいいもんですねぇ。

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