はこぶら・津軽の雪飛ばし 2016年冬 Part2 函館市電、ササラ電車を追う

DSC_9179100▲ 21:29 函館駅前電停です。夜になっても雪は降り続きした。今日はササラ電車に運良く巡り会えましたので幸先良いスタートとなりました。明日も雪が降って欲しいと願いました。

第1日目 2月17日 その2 ササラ電車を追う

① 函館空港14:15(Bus)⇒14:30湯倉神社前
DSC_8748_100▲ 14:30 飛行機延着後、函館空港から路線バスに乗って15分で路面電車の終始点電停に近い湯倉神社前に着きました。辺りを見渡しても路面電車電停は見えませんので運転手にお聞きしますと、進行方向へ道なりに歩くとありますとの事で雪が降りしきる中を向いました。

14:33 真っ直ぐに歩いて3分、交差点を渡ると函館市電の湯の川電停がありました。
DSC_5832_1022DSC_8750_1027▲ 湯の川電停周辺地図です。

DSC_888104901_函館市電路線図▲ 函館市電の路線図です。

▲ 路面電車では珍しく湯の川電停に掲示されていた時刻表。2系統谷地頭と、5系統函館どつく前行きが、ほぼ12分間隔で交互に発車しています。19時過ぎには駒場車庫前へと入庫する運用があります。土日祝ダイヤも設定されていますがほぼ同じです。

DSC_8752029DSC_8761030▲ 14:37 湯の川温泉から湯の川に入線していく724704です。直ぐに折り返して行きました。福井鉄道&えちぜん鉄道では撮れなかった降雪を行く路面電車が撮れてここに来た目的の1つは達成できました。

② 湯の川14:46⇒15:28十字街
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▲ 14:46 函館どつく前行きに乗車して今日の宿泊ホテルのある函館駅前に向かいます。函館市電の路線(全線10.9㌔)は細かく分かれていて湯の川松風町(6.1㌔)は湯の川線となっています。
乗車して直ぐに運転手から市電1日乗車券(600円)を購入しました。3回乗車すればペイするお得なキップです。撮影ポイントは前回来た時にしっかりと見てきましたので分かっているつもりですが雪景色は、また違っています。ロケハンも兼ねていますので運転席後部に立って撮影ポイントを選びます。シャッター音が運転手さんには気になりますので出発前にはお断りを入れますと、「大丈夫ですよ。良い写真をたくさん撮ってください。」と、フレンドリーな返答をいただきました。

▲ 14:53 駒場車庫前を通過します。お目当てのササラ電車の姿は見えずです。出かけているか奥に引き込んでいるか分かりません。

DSC_8772032▲ 14:54 競馬場前に近づきました。ここでオッと、先に何か雪塵が舞っているのが見えました。黄色の回転灯も回っています。運転手さんからも「お客さん、お目当てのササラ電車が前を走っていますよ。丁度、駒場車庫から出庫したんですよ。ラッキーですね。」との確認をいただきました。

DSC_8775033▲14:56 ササラ電車の姿を確認できました。確かに前方を走っています。日中に走行するのは珍しい事です。着いたばかりというのにこんなに直ぐに見れるとは思ってもいませんでした。これは前方から撮らなきゃいけません。谷地頭函館どつく前のどちらに向っても折り返しますのでこれを狙う事にしました。

DSC_8782034▲ 14:56 深堀町に到着。向こうから来るのは8003です。電停にある大きな時計はこれまで気が付きませんでしたが函館市電の特徴の1つです。

DSC_8788_100▲ 14:59 次の柏木町に到着しましたが雪塵はかなり向こうに消えていきました。柏木町電停にも大きな時計が設置されています。

DSC_8794_100▲ 15:03 五稜郭公園前です。ここで交差点を直角に左に曲がります。

DSC_8806_100▲ 15:09 千代台堀川町の直線区間で前方に再び雪塵をキャッチしました。ササラ電車が通った軌道は右の軌道と比べると、ほうきで掃いたように除雪されているのが分かります。

DSC_8810_100▲ 15:11 堀川町に近づきましたが、おば様が悠然と軌道上を歩いて電停ホームに向われます。ホームは雪が積もって分からない状態です。

DSC_8816_100▲ 15:13 昭和橋、市内に流れる亀田川を渡ります。

DSC_8823_100▲ 15:16 新川町、市内繁華街に入ってきました。次の松風町から函館駅前までのわずか1駅区間(0.5㌔)は大森線です。

DSC_8830_100▲ 15:24 市役所前函館駅前函館どつく前の路線名は本線。1つ手前の函館駅前で乗客の大半は降りられましたが、乗降客には中国人、台湾人、韓国人グループが多く、降車時での支払いに時間がかかってしまいます。函館市電は対キロ区間制料金を採用していますので乗車電停によって料金が違います。助け舟が必要かなと思っていましたら運転手さんは慣れたもので乗客の整理券を見ながら流暢に返答しておられました。聞けば、外国人が爆発的に増加したので教育・講習が行われたそうでした。
比較的スムーズに対応されていましたが、グループ数は多く、発車した時にはササラ電車の姿は、また見えなくなりました。かなり先に行ってしまったようです。
市役所前魚市場通では道路の除雪が行われています。

DSC_8835_100▲ 15:25 魚市場通、ラッセルトラクターも来ました。

DSC_8837_100▲ 15:28 宝来・谷地頭線十字街谷地頭(1.4 ㌔))が分岐する十字街が見えてきました。さてササラ電車はどちらの路線に行ってしまったのかと思いましたら運転手さんから「心配しないで、ササラの除雪跡で分かりますよ。ほら、左に分岐する軌道に跡が見えるでしょう。ササラ電車谷地頭へ行きました。この電車は函館どつく前に行きますのでここで後続電車に乗り換えてください。頑張って良い写真を撮ってくださいね。」と、アドバイスと激励をいただきました。

③ 十字街15:31⇒15:37谷地頭

DSC_5838_100▲ 15:31 直ぐに来た谷地頭行きに乗換えて向かいますが、問題はどこで撮るかです。谷地頭までの1.4㌔には、宝来町青柳町の2つの電停があります。この中での撮影ポイントは何といっても58.3‰もの勾配がある谷地頭~青柳町ですが、ササラ電車は、相当前に向かったはずです。谷地頭で直ぐに折り返すのか、それとも乗車している電車が到着する直前まで待つのか運転手にお聞きしても分かりません。後者になれば青柳下車で何とか間に合います。後者になって欲しいと祈りながら前方を見入りました。

DSC_8839_100▲ 15:33 十字街宝来町、中間点あたりで、谷地頭からやって来た724と会いました。

DSC_8843_100▲ 15:35 そして青柳町へもう少しの坂を上っている時に雪塵を巻き上げるササラ電車が現れました。「ウォッ、来た!」と、運転手さんと一緒に声を上げてシャッターを切り始めると、気を利かせた運転手さんはぐっとスピードを落として撮らせてくださいます。

DSC_8849036DSC_8852037DSC_8857040▲ 降り積もった雪を除雪しながら走行するササラ電車。車両前面下に設置された「ササラ」は竹で作られたブラシを回転させて軌道上の雪を飛ばします。正式名称は、「ロータリーブルーム式電動除雪車」。海外の事例を参考にして札幌電気軌道で1920年に登場したのが国内最初です。函館では17年後の1937年に登場しました。

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運転手さんおおかげで、すれちがうまで約16秒間で撮ったコマ数は27コマ、大満足でした。ご協力いただいた運転手さんに感謝、感謝です。ありがとうございました。

DSC_8870043▲ 15:37 谷地頭に到着です。運転手さんに再度お礼を申し上げて下車しました。

DSC_8873044DSC_8875045▲ 15:39 電車は直ぐに湯の川に向けて折り返していきました。

DSC_8880048 DSC_8879047▲ 谷地頭の海抜はわずか1m、日中は12分ヘッドで湯の川行きが発車します。

DSC_8885050▲ 15:52 電停前のコンビニで熱いコーヒーを飲んでから私も折り返しです。当初はホテルにチェックインしてからの撮影予定でしたが、ササラ電車の登場で変更しました。今回は小さく軽いキャリーケースにしましたが撮影には邪魔です。函館駅前の東横インに向かう事にしました。

④ 谷地頭15:55⇒15:56青柳町
DSC_8894051▲ 15:56 と、言ってもここまで来たので坂のサミット、青柳町で降りて撮影です。海抜は16m、谷地頭からは15m上りました。

DSC_8896052▲ 16:00 宝来町から上がって来る6007です。先ほどはカーブを回った辺りから下ってくるササラ電車を連写しました。

DSC_8903053▲ 16:04 谷地頭で折り返してサミットまで上がって来る6007です。もう少し下まで行きたかったのですが荷物を持って滑る雪道を行くのは厳しいものがありました。これに乗って函館駅前へ向かいます。

⑤ 青柳町16:05⇒16:14市役所前
DSC_8907055▲ 16:13 宝来町谷地頭と向かう8009とすれ違いです。

DSC_8923_100DSC_8926057▲ 16:14 タブレットで見ていると1つ手前の市役所前の方が近そうなので降りました。雪はご覧の通り降りやまずです。日が暮れてからの撮影が楽しみになってきました。まずは荷物を置いて身軽になってから頑張ろうと予約してある東横インへと向かいました。  Part3へ続く

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