カープ優勝で盛り上がる広島からのニュースです。
広電900型(元大阪市電2600型)の1両がソウル市に来年度開園する鉄道公園内で走るそうです。記事には何号車とは明記されていませんが、譲渡車両は906号のようです。900型は901~914の14両がいましたが、すでに901、902、903、908、909号の5両は廃車されていて 9両が全車江波車庫所属で活躍中です。とは言え1000型の増備が進んでいますので、次第に出番が減っているようです。京都市電1900型はまだ1両も廃車されずにがんばっていますが、超低床車に乗り慣れてきた乗客からは、「よっこらしょ」のステップは不評のため、いつまでも活躍とはゆきそうにありません。ミャンマーに渡った3000型がシートをかけられて惰眠のようですが、900型がそういうことにならないように願うばかりです。906号の写真を1枚添えておきます。
さて三江線もあと半年余りとなり、地元でのいろいろな動きが活発になってきています。
費用負担のせめぎあいはまだ続いているようです。一方一部区間を観光資源に残せないかという話も出ていますが、よほどの覚悟が無ければ長続きするものではなく、各地の成功例、失敗例を学ぶところから始めないといけないでしょう。
さてカープのリーグ優勝が決まって、昨年同様広電の花電車(貨51号)が明日22日から走り始めます。通過時刻などは広電ホームページに出ています。昨年との違いは土曜、日曜には千田車庫で11:45~12:45に花電車の一般公開があることです。市内走行は雨天を除く毎日で とりあえずクライマックスシリーズが行われる10月20日頃までは走るでしょう。また忙しくなってきました。天気予報をよく見て広島の街に51号を追いかけにゆくつもりです。カープがんばれ!!
今夜21時からBSジャパンで「空から日本 廃止直前の三江線」の前編があります。
湖畔の大先輩様
お知らせありがとうございます。今宵は阪神戦終了後カープの優勝セレモニーがありますので、三江線番組は録画して楽しむことに致します。
嬉しいですね、大阪市電の3000型の姿を伝える形式が動く姿で残して頂けるなんて!
戦中、戦後、国策で韓国から日本に転用された車両がありました。可動車として残ったのは高知の100型5両です。大阪市電3000型ではありませんが、奇しくも京城市電で働き、戦中は呉市電に転籍、戦後昭和22年8月に高知にやってまいりました。老人は車庫で解体を待っている姿しか見ておりませんが、そのピンボケ写真はある筈で、出てきたら「たーちゃん経由」でご披露申し上げます。