奇想天外「立体バス」! 交通渋滞解消方法

もうじき9月になりますが、まだまだ猛暑が続きます。熱中症にご注意ください。
予定では、満州をさまよって、将軍様の列車でも追いかけていたのでしょうが、都合で出られず引きこもり生活者です。仕方がないので中国鐡路の最新ニュースをインターネットを見ていると、奇想天外なニュースがありました。

「立体バス」、車道を跨いで走る鉄路と車両です。1階は車がすり抜けられるトンネル、2階は乗客用客室です。これなら市内の限られたスペースを有効に利用でき、大量輸送と走行中の車を邪魔することなく交通渋滞も緩和できます。日本では、法的に問題はあるのでしょうが、北京では来年にも建設されて来年末には試験運行されると、25日付で京華時報が伝えました。

道路だけでなく、既存の鉄路にも応用ができ、複々線も簡単に出来るのではと思いますが、皆様方いかがでしょうか?
外国からの技術のパクリばかりのコピー王国の中国ですが、これは独自の優れたアイデアとして、世界中から注目を浴びるでしょうね。出来たら直ぐに乗りに行きます。失礼ですが、こんな素晴らしい発想が中国で生まれたのは驚きです。
詳しくは、紹介されている下記HPをご覧ください。
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=44895&type=1&p=1&s=no#t
http://www.excite.co.jp/News/photo_news/p-193381/
http://people.icubetec.jp/a/cea0b1abb70841c0961076b9d117c6a9
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY201008260262.html

奇想天外「立体バス」! 交通渋滞解消方法」への3件のフィードバック

  1. アメリカのポピュラーサイエンス誌あたりが好みそうなニュース。
    実現まで、まだ問題点もあるかもしれませんが、地下鉄を
    掘るばかりが能でないということですね。

  2. アイディアというか、発想は、恐らくプロではなく、素人ではないでしょうか。案外「偉いさん」かも。道路の天部が空いていることが絶対的条件ですから、日本の市街地自動車専用道路ではまず無理。停留場での乗降や道路からのアクセスも大変だ―なんてことをその道のプロや役人は並べ立て、日本だったらすぐ否定してしまうんでしょうな。
    話は違いますが45年ほど前、路面電車が「うざったい」「時代遅れ」と撤去の大合唱が、関西では特に万博がらみでおきました。神戸市交通局は、道路中央に1本足の構造物を造り、路面電車をそのまま高架化する構想を発表。鉄道ファン60号をお持ちの方はホコリをはらってご覧あれ。
    もちろん実現はせず、結果的には新交通システムがいわばその発展形なのですが、構想時点で早速建設省と運輸省が反目。軌道は路面併用が大原則で、両省の共管=両方に書類や図面を提出し、説明せねばなりません。建設省は、道路の地下を掘るならともかく、道路上の空間は、高速道路を最優先する(道路は建設省のものだ)と譲らなかったのです。まあ今にして思えば、高架市電なんぞ造らなくてよかったのでしょうし、超低床電車なんぞ、日本では発想もなかった時代です。
    建設省と運輸省は同じビルなのに昔から犬猿の仲。今では国土交通省と一本化されましたが、仲がよくなったとは聞きません。
    また話が飛びますが、ナチス時代のドイツでとんでもない鉄道が発想されました。軌間は馬鹿広く、車体幅は倍。しかも完全二階建てで、車体断面が通常の4倍という代物。何でも軍事用を兼ねた大量輸送目的だったようで、大昔西山洋書でその本を見つけ、呆れ返った記憶があります。ドイツには山がありませんから、こんな発想もでるんでしょうな。もっとも一般的な道路と無縁のダム工事や土取り場等では、日本でも100トン積巨大ダンプカーが活躍していますから、それを鉄道化?したと思えばいい???

  3. 湯口大先輩様、K.H.生様、コメントをいただきましてありがとうございます。

    HPに掲載した後、続報を追っていましたら、北京市交通委員会では、「同市内での「立体バス」導入の報道について、これを否定し、設計者の自己宣伝に過ぎないとの見解を示した。」との記事がでました。
    あれほどたくさんの中国メディアに紹介されていたのにガセネタとは・・・。新しく珍しい物大好きの中国人らしいなあとあきれています。
    しかし、できたら眺望もあって街を見られる利点もあり、建設費も安く大量輸送に向いていますので都市交通としては、有効です。どこかで実用化してもらいたいものです。

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