【102396】 秋の北陸 定番の撮影地 早回り旅 ③

早まわり旅、最終の3日目は、富山地鉄の立山線に乗車して有峰口に向かいました。千垣~有峰口には、常願寺川を渡る大きなアーチ橋があり、以前、乙訓老人が、京阪旧3000系に会いに行かれたところで、よく写真を見せてもらいました。私も遅まきながら、老人の思いを体することにしました。富山から乗車した特急は「ダブルデッカーエクスプレス」の京阪旧3000系で、クローバー会の旅行でも、みんなで指定席の二階建て車両に乗って、懐かしさに浸ったものです。地鉄に導入されて、5周年となり、前部には記念のヘッドマークが掲げられていました。ただ、最適な時間帯にも関わらず、指定席の二階車は乗客ゼロ、自由席車も、次第に減って来て、寺田を過ぎると数人という寂しい車内でした。
上路式のアーチ橋で常願寺川を渡る。並行する道路橋の芳見橋から撮影できる定番撮影地で、しかも列車は展望のため徐行運転するから撮影には都合がいい。地鉄カラーの14783+14784がまず通過。

続いて特急「アルペン」が16011+16012で渡る。一日1往復の列車で、寺田でスイッチバックして、富山地鉄の二大観光地、立山と宇奈月温泉を結ぶ周遊列車である。立山黒部アルペンルートの開通時期の4~11月に運転される季節列車で、「アルペン」のネーミングと言い、前部のヘッドマークのデザインと言い、秀逸な私鉄特急だと思うが、車内の様子を目を凝らして見ても、乗客の姿は見えない。乗車した京阪旧3000系が立山で折り返して、鉄橋を渡る。紅葉した山々をバックに、赤黄の京阪特急色がよく映える。橋からの撮影時間は1時間、各色が撮れて、天気もよく、すぐ有峰口に戻る。

昭和12年の開業当時の面影を残す有峰口駅。島式一面二線のホーム。旧駅名は小見で、昭和45年に改称されている。駅舎の妻面には右書きの「驛見小」の駅名標が残っている。

有峰口は、現在は無人駅だが、待合室はかつての有人駅の雰囲気を留めている。富山地鉄が舞台となった映画「RAILWAYS」の撮影地にもなっており、しわしわになった撮影地マップが貼られていた。有峰口を11時45分発の列車で去る。乗った列車から交換の列車14722ほかを見る。

新聞報道によると、11月30日に今年の営業を終了した立山黒部アルペンルートの2018年4~11月の入込み客数は、前年比6%増の98万1千人だった。今年が最後の関電トンネルのトロバスの人気などで2年連続の増加となった。ただ、富山側からの入り込みは、1%減の45万9千人、長野側からは12%増の52万2千人と、トロバス人気が、逆に地鉄の乗客離れを招いたのかもしれない。。
また黒部峡谷鉄道のトロッコ列車の2018年同期間の乗降客は、前年比0.9%減の67万1千人で、3年連続で減少した。うちインバウンドは、6万9千人と過去最高となった。国別でみると、韓国から3万3千人、台湾から2万2千人だった。

新高岡まで戻って、ピカピカのタラコ色に乗り換えて、着いた先は、城端線の終点、城端。つぎの列車の到着まで時間があるので、城端の街歩きに出掛ける。

城端は、古刹、善徳寺の門前町として、絹織物の生産でも栄えた。格子戸の町家や石畳の通りがあって、小一時間程度の街歩きを楽しんだ。最後に見た、銀杏に夕陽の当たった善徳寺の境内が印象的。

街歩きを終えて、城端駅に戻ると、陽も沈み、撮影にはちょうどいい時間帯となった。16時35分、委託駅員が待ち受けるなか、347Dが到着する。

ちょうど下校時間に当たり、高校生がパラパラと下車。

やがて、駅舎にも電気が点り始めた。折返し16時59分発の350Dで城端を去る。駅の撮影時間は折返しの20分余り、明るさや光源が微妙な時間帯で、カメラの設定をいろいろ変えて撮影する。

途中の福野で交換待ちで停車、ちょうどブルーモーメントの時間帯。素早く撮って、あとは、列車に乗り続けて、京都へ戻るだけだった。

 秋の北陸 定番の撮影地 早回り旅 ③” への2件のコメント

  1. コメントがない時は、自分でコメントを入れて、自分で自分を褒めるのに限りますね。
    ここまでの北陸の写真、紅葉の雰囲気がよく出ていると思いませんか? はい、撮る時に、いろいろ設定をいじくっています。とくに紅葉はマゼンタ系ですから、ちょっとのことで、より紅葉が強調されます。こんなこと出来るのも、デジカメならではで、改めてデジカメのアドバンテージを感じるとともに、写真を撮る楽しみが増えましたよ。

  2. コメントを入れようとしていたのですが、地下鉄梅田駅のことが大詰めになっていたので後回しになって・・・懐かしい風景の写真を楽しませてもらいました。木造駅舎を撮りに有峰口にも行きました。時間が止まったみたいです。私が訪れた時の変わっていません。それと城端ですがゆっくりしたいいところでした。じょうはな織館で館内の写真を撮ってもいいかと尋ねたショップにおられた女性店員さんはなかなかの美人でした。総じて富山の女性は美人が多いようです。ところで添付の館内写真の左側にある窓ガラスは貴重なアメリカから輸入した模様がある板ガラスだそうです。城端でのもう一つの思い出ですが、じょうはな座にシネマ歌舞伎を見に行ったことです。弁当付きです。今でもいろいろな公演を行っているようです。しかし、富山駅前のシネマ食堂街もなくなり、ちょっと今のところ富山へはあまり足が向かないのです。

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