こんな時こそ 元気に活動したい ‥‥‥‥ ⑤

ローカルネタ、しかもバス関連で失礼します。元気な趣味活動の報告とご理解ください。全国的には14日(土)が春の改正でしたが、京都では、市バスが20日(金)から新ダイヤとなります。旺盛な観光需要などに対応した増便・延伸など、利便性の向上が中心ですが、いっぽうでは径路が重複する三つの系統が廃止されることになりました。京都市バスは、分かりやすい「多便少系統」が叫ばれる時勢に逆行するかのように、改正のたびに、どんどん系統を増やしてきましたが、久しぶりに系統が縮小されることになりました。なかでも、中心部を回る「循環1号系統」、通称“100円バス”は、土休日のみ運転のため、本日が最終日となりました。自分なりに京都の交通の変化は記録しておきたく、京都の街に繰り出しました。
京都の“100円バス”は、2000年4月から四条→河原町→御池→烏丸のルートで運転を開始し、土日のみ42回/日運転されていた。乗客数は一日780人程度だったが、他系統でも代替できるところから廃止されることになった。バス代の高い京都では、100円はデビュー当時は衝撃的だったが、慣れてしまうと価値を感じなくなったし、それに一周しても4キロ足らずでは、歩いた方がずっと早く、利用価値は低かった。

“100円バス”ができた頃は、ほかの大都市でも都心を小中型のバスで高頻度運転するのが流れだった。京都の場合、地下鉄ができて人通りが増加したものの、バス便の少なかった御池通と、商業地域の四条通、河原町通、烏丸通を、左折のみの反時計回で、3台のバスが土休日10分ヘッドで回っていた。廃止の理由のもうひとつは、車両の期限切れもあるだろう。この三菱製の中型ノンステップバスは2004年製で、ほかの大型バスの更新期限より長く使われていた。四条河原町を左折する。背後の京都マルイ、百貨店の四条河原町阪急の後継として入店したが、売り上げ不振が続き、ことし5月末に閉店する。見慣れた街も、バスも商業施設も変わっていく。四条通は、車線を一車線に減らして歩道幅を広げる、歩行者優先の道路になってから数年が経過した。一時期は大渋滞が発生して批判があったが、現在では、多少の渋滞がある程度に収っている。工事前に比べて、クルマは4割減少したと言う。周辺に流れたのと、クルマから公共交通への転移、モーダルシフトが相当数あると言う。大丸前の四条高倉バス停、バス停はさらに歩道から張り出して、完全な一車線になる。後続のクルマは乗降が終わるまで待つことになる。このようにクルマに不便さ実感させることがモーダルシフトの手立てとなる。四条烏丸を行く。登録番号からも分かるように、これは今年の新車、“100円バス”無きあとは、ほかの系統で活躍することになる。

このほか、廃止される系統は、「急行104号系統」「京大快速」がある。「京大快速」は京都駅前から急行運転で、百万遍から一部循環して京都駅前に戻る系統。京大と言うより、京大病院へ向かう乗客を想定し、「京大病院前」バス停も新設して、京都バスと共同運行していた。ほかのバス事業者も、京大病院行きのバスを運転していて、実際、乗客数も一日250人と少ないところから、設定2年後の廃止となった。

 こんな時こそ 元気に活動したい ‥‥‥‥ ⑤」への1件のフィードバック

  1. 最終に書きました「京大快速」ですが、平日のみの運転のため、本日が最終日となりました。「京大快速」の字幕表示の用意がないようで、必ずLED表示のバスが限定運用されています。困るのは撮影です。シャッター速度を変えて写すものの、遅くするとバスがブレたり、逆に早くするとLEDが流れてしまいます。結局、停留所で停車中にスローシャッターで写すしかなく、ようやく四条烏丸で撮ることができ、「京大快速」のLED文字を写すことができました。125分の一以下のシャツター速度なら大丈夫なことも分かりました。

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