あの日あの頃 ほぼ同月同日に還る ~38~

2008年2月24日 淡雪の京都駅で国鉄型を撮る

今日は各地とも4月並みの気温で、スキー場の雪も融け始めたとか。いつもは寒波の戻りで、京都でも2月中頃には積雪もありましたが、今年はもう期待できません。毎年、少しでも積雪があると、嬉々として朝早くから近くへ駆けつけた日々も懐かしく思い出します。まだ国鉄型車両が幅を利かせていた時代、原色に塗られた車両は、実に淡雪に似合ったものでした。朝の光線に“こだま色”が映える。特急「たんば」クハ183-702ほか。下回りは白く化粧していた。「はるか」専用の30番ホームに、一日に何本か山陰本線特急が発着して、2番ホームからの編成・形式写真の撮影に最適だった。

30番ホームに行って見ると「たんば」は、「北近畿」から転換されず、そのままの表示になっていた。つぎの「はるか」の到着を待つ女性運転士を入れて写す。山陰本線の電車は、やはり屋根に雪を載せている。湘南色113系と、福知山色の117系300番台が並ぶ。キハ85系の「ひだ」が入線して来た。車体は相当に汚れていた。ポイントを分けて、0番ホームに入線する「雷鳥5号」、先頭クハ481-24カフェオレ色+湘南色の113系の8連が、30番ホームに停車、通常、山陰本線の普通電車は30番ホームに入線はないが、雪によるダイヤ変更があったようだ。183系「まいづる」が停車中のところ、回送表示の381系の京都発「くろしお」が到着、顔を並べた。これは別の日の撮影、ヘツドマークを雪で真っ白にした「トワイライトエクスプレス」がEF81に牽かれて到着(2014年)。

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