今読んでも面白い老人文章

最近、2009年11月29日の大阪通信員さんの「通信だより」にコメントがあり、通信員さんの女性車両誤乗の話に加えて乙訓の老人さんの京都名物(?)のアイスクリームの天婦羅などの話に飛び、多くの方々からコメントが入っている。乙訓の老人さんは電車に関しても独特の隠語が入っているがとにかく面白い。今さら言うのも失礼かと思うがとにかく文才抜群と思う。

これだけではつまらないので吉田さんの札幌市電の続きを始めさせていただく。ローレル賞を取ったA830の一部が美濃の国に行った話をしたが早速紫の1863さんが美濃時代の写真を入れてくれた。札幌時代のA830の写真が少ないので拙写であるが、駅前の姿を発表する。1969.3.10 北24条行きA833 ▼

総本家さん程うまくないがもう1枚。1969.3.18  北24条行きA838 ▼

「あんな。札幌のA830はやなー。」 京阪、京都市電だけではなく日本全国の電車、ドイツの路面電車にも造詣が深くデジ青にも必ずと言っていいほど説明をいただいた日々が懐かしい。改めてご冥福を祈りたい。

 

今読んでも面白い老人文章」への5件のフィードバック

  1. 準特急様
    道路のわきに見える黒く汚れた雪、オーバーコートを着込んだサラリーマンなど、季節と時代がよくわかる味わい深い写真を楽しませていただきました。車両の細かいところまでわかる写真もよいのですが、私は周りの情景が写しこまれた写真に惹かれます。
    「ロミオ君」に「くみお君」とは、乙訓の長老様らしい命名ですね。今年の夏にデビューするのは「ふみお君」でしょうか。もうすぐ三回忌ですね。長老様が眠っておられるお寺は、偶然ですが私の住まいの近くにあり、前を通るたびに長老様を思い出します。
    札幌のA830形に出会う機会に恵まれませんでしたが、すすきので702号を写していました。撮影時は何も知りませんでした。まさかディーゼル車の改造だったとは! 昭和51年8月の撮影です。

  2. 紫の1863様
    「ついでの写真の方がええ」とは最近の総本家さんの言葉ですが納得できる部分があります。今になって撮っといた方がよかったと思える車両や風景の何と多いことか。ただ、年齢差で撮れない写真はしょうがないですが、古い人間は古い写真を沢山持っているものの世の中におさらばするのも直ぐですから若い皆さんはなるべく沢山記録し長生きすることですね。乙訓の老人さんのようないいニックネームの付け方も才能です。「金魚鉢」や「喫茶店電車」ならお分かりでしょうが「おかちめんこ」とか「がいこつ」なんてご存知でしょうか。「めだか」なんかもありました。最後に某鉄道出版社の方は車両中心よりもそれを取り巻く風景が欲しいと言われました。路面電車はある程度その時代の人々の姿や建物の変遷もわかりますが、私はあまり撮っていなかったのが残念です。いつも有難うございます。

  3. 準特急様
     諸先輩はじめ皆様方の名文にはいつも感心しております。
     含蓄のある表現力、「思わず感心したり、ぷっと吹き出したくなる」軽妙なユーモアの数々に触れることは楽しいことですね。人生が豊かになりますね!
     紫の1863様がお書きの「ロミオ君」「くみお君」、その名に触れた際には意味が分かりませんでしたが、暫くして成る程そういうことかとその思い、発想力に感服したものです。今度の新車は「ふみお君」納得です。
     昔「なまず」がおりましたね。ハンドルを握ることはかないませんでしたが。

    • マルーンさんからP-6に比べて710形の運転のし易さや性能の良さをお聞きしたことがありますが、「なまず」についても面白い話をお聞きしたかったですね。粗悪な写真ですが1969年2月6日雪の日の嵐山駅の「なまず」です。

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