第1日目 11月30日
① 長岡天神 5:34(阪急)→5:49 南茨木 5:58(モノレール)→6;21大 阪空港
② 伊丹 7:20(JL102)→8:30 羽田 9:40(JL023)→12:50 北京(空港快速)→三元橋(地铁)→国貿
無事順調に北京空港到着しました。先に着かれたO氏とは、預け手荷物引渡場(バゲージクレーム)でお会いして、常宿にしている京倫飯店に直行しました.
▲ JL北京便の往路機内食。ラウンジでたっぷり朝食を食べましたので、丁度良いぐらいですが、昔と比べるとしょぼくなったのは否めません。
チェックイン後 鄧さんが哈密までの切符を依頼していただいておりました北京中国国際旅行社の賀さんに到着の連絡を入れて、受取時間の打合せを済ませてから街に出ました。
▲ 30数回の訪中暦をお持ちのO氏ですが、毎回SL撮影を励まれる前後に街を散策したことがないと言われますので、前門辺りをご案内しました。夕食は、北京と言えば北京ダックです。全聚徳が有名ですが、今日は庶民に人気のある徳縁烤鴨店で一羽を注文しました。まずは皮、次に身の部分、その次は皮つき肉、最後後は骨付き肉をから揚げして調理されてきます。もう一品と、湯(スープ)、ビールも4本頼んで、196元(約2,470円)。横浜にお住いのO氏からは、横浜中華街で食べたら1桁違うかもと、ご満悦されておられました。
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第2日目 12月1日
① 永安里8:50(北京地铁)→9:11軍事博物館(自転車Taxi)→9:20北京西
② 北京西10:08(T69次)→翌日13:33哈密
朝食後、荷物もあります。北京西站までまだ地铁は未開通ですので、ホテルでTaxiを待ちましたが、中々来ません。仕方なくラッシュで混み合う地铁に乗って、西站近くの駅で下車して、それからは自転車Taxiで向かいました。
▲ 北京西駅で発車を待つ、乌鲁木齐鉄路局の看板列車のT69次。硬座には、胸に赤い花を付けた軍人さん達が多く、これが確かに兵運だと実感しました。
▲ 看板列車だけあって、軟座寝台は清掃も行き届いていて、寝具類も綺麗に洗濯してあり真っ白で清潔でした。これから哈密まで2,522キロ、27時間20分の列車の旅が始まります。
▲ 昼食は昨夜食べ切れなかった北京ダックとビールで済ましましたが、夜は食堂車で紅焼全魚、木耳炒め肉、海米冬瓜湯とご飯を注文しました。これで62元、ビール@5を2本づつ頼んで、全部で82元でした。
▲ T69次は順調に走行を続けていますが、新疆ウィグル自治区は北京とは約2時間の実質的な時差があります。いつも起床が早い失業者二人ですので、まだかまだかと食堂車が開くのを待ち、7時前には席につきました。中国鉄路の一般的な朝食(10元)でした。朝食後の8:20にようやく東の空が色づき始め、地平線の広がる西の荒涼たる大地が続いていきます。車窓を見ながら、昼食も食堂車です。二人でビールを入れての60元でした。
途中の中卫から乗り込まれた旅行社の鄧さんが、挨拶にやって来られました。開口一番、银川から中卫までの切符を買っていたのに突然に兵運で列車がチャーターされて乗れなかった。仕方がないので、Taxiに乗って中卫に着きました。700元もの思わぬ出費だったと嘆いておられました。
▲ 日本では考えられないことですが、定刻より17分早くの13:16、哈密に早点しました。どっと乗客が降りていきます。
駅前では、三道嶺の主 「阿衣古麗=アイグリ」さんが、ワゴン車を用意してお待ちでした。
三道嶺では、かつては未開放地区で勝手には入れなかったそうですが、アイグリさんがSLファンの希望に答えて辛抱強く関係者を説得して、撮影許可を取ったそうです。それ以後は、どこの旅行社と言えども、彼女を通すことで撮影が自由に出来るようになったそうです。
さて、待望の蒸気機関車撮影が始まります。三道嶺までは、高速道路で約1時間半です。天山山脈が晴れて見えるかが勝負です。天候を祈りました。 Part3へつづく