浜大津ターミナル復元(その1)

昨年の浜大津での江若イベントは多くの方々のご協力によって 思い出深いものになりました。今年は京阪大津線開業100周年にあたるとかで、是非浜大津ターミナルの復元をという声に押されて 再び無謀にも今秋までに工事を進めることにしました。とは言え、江若と京津線、石坂線の集まる浜大津ターミナルは多くの建物を再現しなければならず、軌道敷きや変な角度のクロッシングなど三井寺下などで経験していない部分もあって 多くの不安を抱えての工事着工となりました。年末に藤本氏が多くの写真を投稿して頂き、車両もさることながら 後ろに写っている建物の細部が判り 大変助かっています。ところで江若廃止当時から残っている建物に「大津市社会教育会館」があります。昔の大津市公会堂です。浜大津ターミナルの復元には この公会堂は不可欠と考え、大津市歴史博物館のK学芸員にお願いして 公会堂の図面を探してもらいました。年も押し詰まった12月30日に詳細寸法の入った外観図が1枚届きました。さっそく1/80に拡大コピーし、併せてインターネットで写真を集めて 年明け早々 まずこの公会堂から工事を始めました。世の中には建築模型士なる民間資格があり、建築模型用材料も通販で買えることを知って、今回は建築模型に多用されるスチレンボードを使うことにしました。現存する建物だけに あまりごまかすこともできず、写真とにらめっこで何とか完成しました。12月31日の藤本氏の写真で、京阪352のうしろに写っている建物です。 

まだ玄関前の植え込みなどが未完成ではありますが、まずまずの出来なので、これに気をよくして次は江若浜大津駅の製作に入ることにします。ちなみにこの公会堂製作に要した材料費は500円程度です。

ところで大津市歴史博物館製作のDVD「映像でたどる大津の歴史」を購入し、収録されている江若鉄道のカラー動画(当時の8mm映像)を繰り返し見ています。そのなかに 特派員氏が写真のパネル板で作られた「さようなら 江若鉄道 同志社大学鉄道同好会」のヘッドマークが数秒間ですがアップで出てきて 感涙にむせびました。このDVDは大変貴重なカラー映像で1500円はすぐにモトをとった感じです。

さてクローバー会の皆様、気が早いのですが この浜大津ターミナルのジオラマが完成した暁には車両が必要になります。江若の車両はすでに充分あるのですが、京阪の車両がないと格好がつきません。モデラーの皆様、まだ半年以上ありますのでポール時代の京津線、石坂線の車両製作に挑戦してみてください。かく言う私は すでに20型と70型(72)を製作中です。80型、260型、300型、350型それに「びわこ」もほしいですネ。それから浜大津貨物駅に出入りしたハチロクも欠かせません。そこまでは私も手が回りそうにないので、皆様のご協力を仰ぐ次第です。

今年も皆様のご協力をよろしくお願い致します。

4 thoughts on “浜大津ターミナル復元(その1)

  1. 精力的に製作続けておられること、本当に頭の下がる思いです。
    最近、大津の町屋や古い建物がどんどん消えていくので、記録をとり始めた時に
    最初に撮影したのがこの旧公会堂でした。現在しゃれたレストランが何軒か入り
    それなりににぎわっています。
    先日の江若鉄道のイベントで元江若の方ともお知り合いになり、また地元におりますので、資料集め等でお手伝いできることあればお申し付けください。
    ところですでにご存知かと思いますが、平成10年に歴史博物館で大津の鉄道百科展が行われたときに発行された本に、昭和43年の江若浜大津駅から京阪浜大津にかけてのパノラマ写真が載っています。細かい部分はわかりませんが
    全体の雰囲気はよくわかるものです。もしお持ちでなければお送りします。

  2. 大津の86殿
    コメント、お気遣いありがとうございます。パノラマ写真ですが、私の手元にございます。浜大津でのイベントがきっかけとなって歴史博物館の学芸員の方と親しくさせていただいていまして、歴博所蔵の浜大津関連の写真を数多く提供していただきました。そのおかげで当時の風景再現に随分はずみがつきました。ここから先は無いものねだりの世界ですが、交差点付近のパチンコ屋の鮮明な正面写真とか隣のおみやげ屋の正面写真などがほしくなってきます。でも公会堂は詳細図面があったので手抜きができなかったことを考えると、よく判らない方が良いのかもしれません。何と言っても あくまで趣味でやっていることで、だれにも責められる話ではないので 気楽に進めることに致します。引き続きご支援をお願いします。

  3. 西村雅幸様
    こんにちは。DRFCのメンバーではない外部の人間ですが、コメントさせていただきます。
    昨年の浜大津江若イベントでは、レイアウトに自分の江若車輛を乗り入れさせていただきありがとうございました。機会があれば線路に乗せてもらえたらと持って行った古い作品ですが、レイアウトを取材されていたとれいんの前里氏と知り合いでしたので、写真も撮影していただき感謝しております。
    さて、浜大津の制作に取りかかられるということで、もう建物ができあがってきているんですね。制作が大変早いので驚いています。夏くらいには完成するような勢いです。今後の進捗状況を楽しみにしております。
    浜大津駅前のパチンコ屋ですが、1988年に撮影したものに写っているコマを発見しました。江若現役時代ではありませんが、参考にされることがあるなら、メールで送らせていただきます。

  4. 山内 祐様
    コメントありがとうございます。浜大津ではキニ9とハフ8を乗り入れて頂き、大変うれしかったのを覚えております。浜大津の再現の話のなかで 貴殿はすでに3線区間のために今は13mmに転向されているというお話を伺い、感心したことも思い出しております。さて今日は1日江若浜大津駅の駅本屋の製作で過ごしました。駅舎本体は意外と簡単なのですが、面倒なのはホームに張り出した屋根やそれを支える柱です。特に膳所方面に伸びる長い貨物ホームの柱群はウンザリしそうです。でも今まで作ってきた多くの車両の窓抜きなどに比べれば、建物の模型の方が新鮮でおもしろいと感じています。駅舎の次はパチンコ屋、お土産屋の一角を作ろうかと考えています。すでに屋上のナショナルの広告塔の図面はできており、これも楽しみな一品です。そんなわけで、是非パチンコ屋の写真をご紹介下さい。高急グループさんのHPには大変お世話になっております。今後ともよろしくお願い致します。

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