私の動画撮影(桜の季節)

桜の季節には、残堀川の鉄橋(立川駅の2km位西方)へ毎年通っていました。
この地点ではクランプを愛用していました。

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クランプ+自由雲台+プレートによる保持です。
プレートで重心を調節しないとバランスが崩れ、レンズが「おじぎ」します。
三脚は嵩張りますし、三脚を安定して設置するのに雲台を柵から少し離さねばならず、それは「僅かな差」ですが好ましい画角が得られないからです。
しかし誰かが柵にケリを入れると、マトモに激震を記録してしまうのが欠点です。

 

春の天気は移ろいやすく、春雨対策も必要です。

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新聞の保護袋を使って簡易防滴しています。袋は使用後、惜しげなく廃棄できます。
でもシトシト雨を凌ぐのがせいぜいです。雨が吹き込みレンズが濡れる場合は、潔く撮影を中止します。
本降りになれば勿論、傘をさしますが、動画撮影なので雨音を拾ってしまいます。

 

待機時には、この上に30Lのポリ袋を被せています。

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こんな具合にしています。ポリ袋が風で吹き飛ばない様に、洗濯バサミで留める事もあります。

 

春雨と共に、日光やホコリへの対策も必要です。

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愛機(NEX-5)は暑さに非常に弱いので、優しく保護しています。
※陰の声:結構、酷使しています。 (爆笑)

 

続いて撮影事例を、ご紹介します。

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貨物列車の動画を撮る為にセッティングした時のファーストショットです。
NEX-5(SONY製)で、Nex5号(2205M、E259系)を撮りました。

 

★花曇り(2014/04/02) ↓ YouTubeに動画を収納

※ここは一昨年、Suicaラッピングカー(E233系)を撮った場所です。

 

★花曇り(583系) ↓ YouTubeに動画を収納

2014年4月6日の早朝に出かけたのですが、2日の撮影位置は既に団体さんが占拠していたので、もう少し後方から狙いました。
その後、続々と鉄が沸きましたが前後の人に「私は動画を撮っているので、声を出さないでください」と、飴玉を渡して協力してもらいました。だから「カシャカシャ、カシャ」とシャッター音が入っています。
583系(本務/八王子行き)が来る直前に来た人は鉄橋の反対側へ行きましたが、ご覧の様にモロ被りでした。
m20140406070504回送は画面奥側の上り線を走るので、下り列車が被る可能性も有りましたが、本務が撮れた余裕から「被るのも一興(ここら辺が動画撮影の妙味です)」と待ち構えていたら、これもバッチリ撮れました。
※陰の声:長時間待っていて疲れたのと、鉄橋の反対側へ行っても人が一杯で、好位置を確保できる可能性が無かったからです。
※その2:更には「私は向こう側で本務をバッチリ撮りました」なんてウッカリ話したら、袋叩きに遭う可能性も有りました。(大笑い)

 

私の動画撮影(桜の季節)」への6件のフィードバック

  1. 鉄鈍爺さん。桜は季節外れ(失礼)ですが、貴重な画像を楽しませて頂きました。同じく動画を撮り、しかも国鉄型原色車を追いかけている小生には色々と参考になりました。
    583系は秋田配置ですから関東には顔を出すことは多いようですが、関西ではまずお目にかかれません。往時にくらべると6連では寂しいものの、絶滅せずに残っているだけでもありがたいですね。
    583系と言えば忘れもせぬ昭和42年の登場時のことです。室町BOXで「今度登場する寝台電車はどんな編成で何色か」と話していましたが、鉄鈍爺さんが最初にファン誌だったかに掲載されたことを知らせてくれ、皆でワッと書店へ向いましたね。あの新幹線を真似たと思われる青系統の塗色には正直驚いた記憶があります。特急車は赤系統と思い込んでいたからでした。登場から一年間はグリーン車が無かったこととあわせ、文字通り異色の特急車でした。
    昨今は「撮り鉄」なる言葉が蔓延したおかげで、やりやすくなった反面、特定のポイントやイベント列車等に集中する傾向が強くなったような気がします。カメラのシャッター音は本当は気になりますが、同じ所で撮る以上仕方ありませんね。どうしても避けたい時はこちらが場所を変えるしかありません。

  2. 1900生さん、コメントありがとうございます。
     
    ビデオ動画をやっていて感じるのは、スチルで撮られる方々と画角が同じ場合(今回の桜の様に)もあれば、違う場合もあります。
    極端な例ですと、画面中央に邪魔な電柱(構築物)が有ってスチルでは敬遠する画角でも、ビデオだと車輛が動いているので、それなりに見られる事もあります。
     
    またカメラのシャッター音なんかは、後日の編集で「特定の音を目立たなくするソフト」なんて物が出てくるかもしれません。
     
    今後ともビデオ撮影について、ご指導お願い致します。

    • 鉄鈍爺さん
      指導なんておこがましい限りです。お互い切磋琢磨してゆきたいですね。
      撮影ポイントの選定は重要ですが、仰るように動画の場合は少々障害物があっても、スチールよりも柔軟に場所や画角を選択出来る利点があると思います。
      スチール写真はある一瞬を切り取った画像ですが、これと同じ条件で動画を撮っても面白味は余り無いと思っています。動画はどちらかというとロング気味に構えて、その地点から見える範囲の列車を追いかけてこそ、その醍醐味が出るものと思っています。そうはいっても限られた条件下では線路脇にへばりついて、ある種の効果を狙うことも偶にはありますが。
      かつてC62ニセコを会社の同好者と追いかけたことがありましたが、小生が良いと思ったポイントは彼らスチール派が首を縦に振らず、彼らが見つけた場所が小生には気に入らないということが度々ありました。これはどちらが良い悪いの問題ではなく、つらつら考えるに、長年動画をやっていて自然に動画向きのポイント(ロングで列車に合わせてパン出来るような地形)を選ぶ習性が身に付いたためだろうと納得しています。
      以前、ご覧頂いた信越線の関山~二本木間での489系ボンネット車のように、列車を画面のギリギリ最下段に捉えることで線路際の群衆をカットしたこともありました。苦肉の策ですが、こういう撮り方をしてもバックに妙高山が入ってくれたので、間の抜けた画面にならずに済み胸を撫で下ろしたものです。このあたりのテクニック(というほどのものではありませんが)がご参考になれば嬉しいです。
                                1900生

  3. 聞き慣れない(見慣れない)1900生と名乗る方へ
    1900生と言うからには、あの1900ですか?大井川の川沿いと立山の麓を走る!
    ところで先日立山の麓で二階建てが走っていたという人に出会いましたがホントでしょうか?

    • 米手作市様
      富山地鉄のダブルデッカー(DD)車の話は本当です。昨年春から走っています。
      京阪8000系の増備に伴い、地鉄に3000系が譲渡されたのはご存知のことと思います。そのうちの一編成2両が、本家京阪の3000系引退を機に赤黄の特急色に復元されました。その引退3000系に組み込まれていたDD車が地鉄に移り、2両編成の中間車として3両で運用されています。
      平日ダイヤと休日では少し異なりますが、昨春の平日の例では朝ラッシュ時に不二越線普通で岩峅寺まで一往復し、その後特急で立山へ、折り返し普通で富山、更に特急で宇奈月を往復していました。このうち特急運用ではDDは座席指定車として営業されています。
      因みにこのDD車は澤村さんが関わった試作車というべき車で、座席配置が後の量産車と異なり集団見合い式の配置になっています。
      なお地鉄はJRと同じ狭軌なので3000系の台車は使えません。そこで主にJR475系(交直両用急行型)の廃車により捻出された台車に履き替えています。電動車に乗ってみると、車内は京阪特急なのにモーター音等走行音や揺れは475系という、たいへん楽しい電車です。3000系も475系も亡き今、貴重な車ですので、ぜひ一度乗ってみて下さい。
      さて小生1900生はご想像の通りの者です。やっとコメントできるようになりましたので、これからよろしくお願い申し上げます。
                                 1900生

  4. 1986年に京阪馬鹿と称して「てっちゃん」に復活した乙訓の老人ですが、米手作市さんとのやり取りからしてどうもDRFC出身で京阪特急に惚れた方のようですね。大井川の3000系は本年2月末をもってダウン、家山の側線で居眠りしております。再起の可能性は99%ないように思われます。いずれ富山もダウンするでしょうから、どこかの中古車ブローカーさんに8000系の売り込みをソロソロやってもらえるように尻を叩かないとあきませんネエー?

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