2016年 西方見聞録 Part26 ウクライナの蒸気機関車を撮る①

第12日目 9月29日 その1
5:30 まだ夜明け前の早朝にボロフタ駅前Vorokhta)に集合です。列車に乗って行くのかと思いきやチャーターバスに乗車でした。

どこを走っているのかさっぱりわからない山間の道を約49㌔、約1時間余りを走り、ようやく薄明るくなった7時前に目的地に着きました。
行きましょうと向かったのは苦手な山の斜面です。朝から上り坂とは辛い1日の始まりでした。
▲ 7:01 歩く山道で止まっていたかつてのソビエト連邦製の自動車、デザインはともかく、がっちりとしています。

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▲ 8:17 ようやく着いた丘の上で待つことしばし、村の向こうの山腹に黒い巨体が現れました。さすが1524㎜のロシアゲージを走行する機関車だけあって大きな車体です。

▲ 8:30 山に囲まれた村を見下ろしながらチャーター列車が走っていきます。

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▲ 9:16 撮影地 Google座標; 48.257917, 24.354115

近くの駅、ヤシン( Ясіня )に移動。駅構内には2M62形0618号機の重連に牽引された9両編成の客車列車が停車していました。1964年~1994年に旧ソビエト連邦のルハーンシク機関車工場で製造された軸配置CoCoの電気式ディーゼル機関車です。出力は1,472kw、車重116.5㌧、最高速度100km/hで、1車体~3車体までのバージョンがあるそうです。ソビエト連邦には723両、ポーランド1191両、北朝鮮56両(後に50両が東側諸国より譲渡)、東ドイツ396両、チェコスロバキア599両、ハンガリー294両、キューバ21両、モンゴル79両と3359両が製造されました。東側諸国を代表するディーゼル機関車のようです。

▲ 9:32 チャーター列車が入線してきました。

▲ 9:34 待っていたかのように2M62号機牽引の列車が発車していきました。東側製らしくいかついスタイルの重厚感あるディーゼル機関車です。

▲ 客車は寝台車が多いようです。長距離を走って来たのでしょうか。

▲ 9:40 駅舎前では民族衣装を着た地元民の皆さんの歓迎式が始まりました。人口はそれほどの村ではありませんので駆り集められたのでしょうね。


▲ 食事も用意されていました。トライポッドの吊るし鍋はチーズの入ったクリームシチュのような料理です。アルコール度数の高い地酒もあっておいしくいただきました。

▲ 演奏やダンスが終われば蒸気機関車をバックに皆さんで記念撮影です。

▲ 駅舎内は殺風景なもので置いてある荷物はイベント参加者のものです。

▲ これが時刻表なのか?

▲ 10:23 Д1757形3両編成の気動車が来ました。正面窓上に「PAXIB」と記載されていますので上の時刻にある10:07着10:09発の357列車のようです。1964~1988年にハンガリーのマーバグ工場で製造された605ユニットのうちの1編成です。

▲ 10:31 発車準備が出来たようです。今度は列車に乗っての移動です。 Part27へ続く

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